各自治会の代表200名を対象に、平成28年7月24日から3回に別けて、自主防災リーダー養成講座を開催しました。
災害発生時において、自主防災組織を指揮し、災害に対応することができるリーダーを養成することを目的として、実技訓練を中心に実施しました。
初級講座 座学
初級講座 消火訓練
初級講座では、AEDの取扱い、消火器の取扱い、煙中体験訓練、救出救護訓練及び水防工法訓練等、災害発生時の初動対応の習得を目的に、また中級講座では、初級講座の受講修了者を対象として、火災対応訓練や発災対応訓練等の大規模災害の発生を想定した訓練を実施しました。
また、その中でダンボールを活用したベッドやトイレ等、避難生活における便利グッズの紹介も行いました。
初級講座 水害対応訓練
初級講座 震災対応訓練
熊本地震により「自助・共助」の重要性があらためて認識されたことから、受講者全員が終始熱心に取り組まれ、活発な質疑応答も見られました。
今後も自主防災組織のさらなる充実・強化を目指し、本講座の継続開催を図っていきます。
中級講座 火災対応訓練
中級講座 大規模災害対応訓練
約3,460名が来場 江別市消防本部では、江別市少年女性防火委員会、(一財)日本防火・防災協会との共催により、8月6日(土)にイオン北海道(株)イオン江別店の屋外駐車場にて体験型の消防イベント「2016消防フェスティバル」を開催しました。
イベント当日は天候にも恵まれ、多くの防火クラブ員や市民の皆様が来場されました。
開会式では幼年消防クラブによるマーチングバンド演奏や防火宣言が行なわれた他、救助隊員の懸垂降下訓練を披露しました。
その後は、消火・避難・通報訓練やレスキュー体験、はしご車搭乗体験など主に体験型のコーナーを開設しましたが、どのコーナーも参加者が長い列を作り、閉会式まで途切れることがないほどの盛況ぶりでした。
このイベントを通じて、参加された防火クラブ員や市民の皆様の防火意識の高揚が図られたものです。特に幼少年にあっては、体験型のイベントにより、楽しみながら火災予防を学びました。
中部防火委員会では、管内の保育園及び幼稚園児を中心に幼年期における防火教育の一環として、(一財)日本防火・防災協会の共催により、「消防フェア」を毎年開催しています。
消防フェアに約500人が参加
放水体験
今年は、平成28年9月1日(木)、天神川防災ステーションにおいて「第13回消防フェア」を開催しました。13施設の幼年消防クラブ員と一般参加を合わせ約500人が参加しました。
この消防フェアは「見て・触れて・体験」を主眼に、消防はしご車等の消防車両見学、放水体験、煙体験、地震体験などを行いました。
煙体験
地震体験
毎年好評の消防職員による防火寸劇(ケスンジャーショー)では、ケスンジャーVS炎マンにより、おもちゃ花火による火災の怖さについて子どもに伝え、最後に「絶対火遊びしないこと」をケスンジャーと約束しました。また、倉吉市女性消防団員による紙芝居も熱心に聞いていました。
子どもたちは元気よく楽しく参加し、消防フェアを通じて消防への理解が深まり、防火意識の高揚を図ることができました。
防火寸劇(ケスンジャーショー)
倉吉市女性消防団員による紙芝居