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2018年11月

8.【婦防活動】前橋市「女性と子どもの防火のつどい」開催ほか〔奥州、浜松、越谷、磐田〕

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「第29回女性と子どもの防火のつどい」を開催


群馬県 前橋市消防局


 「女性と子どもの防火のつどい」は、幼年、少年及び女性防火クラブ員が消防とのふれあいをさらに深め、防火意識の高揚と火災の恐ろしさを再認識するとともに、クラブ員の自覚と決意を新たにし、安全と安心なまちづくりに寄与することを目的として、火を使う機会が多くなる時季を前に毎年開催しており、今年は平成30年10月11日(木)前橋テルサ2階ホールにて、約400名が参加しました。
 第一部は、前橋市消防局主催の平成30年度防火ポスターコンクールの表彰式及び幼年消防クラブ、女性防火クラブのうち、日頃活発な活動を行っている優良防火クラブの表彰を行いました。 防火ポスターコンクールで最優秀作品に選ばれた作品で「前橋市消防局防火ポスター」を作成し、市内小中学校、公共施設及び事業所等に掲出し、火災予防の普及啓発に大きく貢献しています。
 第二部の防火演技では、幼年消防クラブ4団体による「鼓笛演奏」や「防火遊戯」、女性防火クラブ2団体による「踊り」を披露していただきました。
 最後には参加者全員で「火の用心のうた」を合唱するとともに「防火のちかい」が宣言され、防火の決意を新たにしました。


幼年消防クラブ員による防火演技

「防火のちかい」

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「第12回胆江地区婦人消防のつどい」を開催

岩手県 胆江地区幼少年婦人防火委員会

 胆江地区幼少年婦人防火委員会では、平成30年10月13日(土)、奥州市の胆沢文化創造センターにおいて、管内の婦人消防協力隊員や消防関係者など424名が集まり、 「第12回胆江地区婦人消防のつどい」を開催しました。
このつどいは、秋季火災予防週間に合わせて毎年開催しており、今回で12回目となります。
 オープニングでは、地元奥州市の南都田幼稚園幼年消防クラブによる「つがい踊り」が披露され、可愛らしくも迫力のある演舞に会場からは大きな拍手が送られました。
 特別講演では、釜石市婦人消防連絡協議会副会長の佐々木淳子氏と釜石大槌地区行政事務組合釜石消防署予防係長藤原秀二氏をお招きして、平成29年5月に発生した釜石市尾崎半島林野火災における対応について講演いただきました。胆江地区を形成する奥州市、金ケ崎町もそれぞれ多くの山林を有していることから、釜石市で発生した林野火災は決して他人事ではなく、参加者は真剣な表情で聞き入っていました。


開会式の様子

特別講和

 後半は、消防本部から住宅防火対策として、電気火災の発生状況と予防対策及び住宅用火災警報器の設置の徹底や適切な維持管理の必要性について、講話が行われました。
 続いて、奥州市婦人消防協力会連合会胆沢支部による「アトラクション ヤングマン~Y.M.C.A~」が披露されました。
 最後に、婦人消防として火災の撲滅と安全社会を目指し、
1 防火知識の普及
2 火災の未然防止
3 婦人消防の拡大と発展
を参加者一同で防火宣言し、閉会しています。
 このつどいを通じて、婦人消防の地域における役割や関係機関との協力・連携の重要性を改めて実感することができ、実りの多い大会となりました。


住宅防火対策講話

婦人防火クラブによるアトラクション

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「江西地区防災フェスティバル・119ふれあいフェア」を開催

静岡県 浜松市浅間婦人防災クラブ
会長  鈴木 政子

 平成30年10月21日(日)に浜松市中区の江西地区において、浜松市立浅間小学校グラウンド及び体育館を会場とした「江西地区防災フェスティバル・119ふれあいフェア」を開催しました。
 このフェスティバルは、平成7年に発生した阪神淡路大震災を機に地域住民を対象として、屋外での体験型イベントと防災講話を隔年ごとに毎年開催しています。
今年は、「災害に強いまちづくり」及び「地域住民の防火防災意識の高揚」を図るとともに、消防に対する理解を深めることを目的とした屋外での体験型イベントを実施しました。
 体験型イベントは、水消火器を使用した初期消火の模擬体験や煙体験、地震体験車への搭乗の参加型ブース等を設けました。その中でも、浅間婦人防災クラブは、各自治会と協力してアルファ化米を使用したカレーライスを調理し、参加者に配布したところ大好評でした。


各団体が集まった開会式

老若男女問わず水消火器を使った
消火模擬体験

 今回は、会場内にて119ふれあいフェアを同時開催したため、多くの来場者及び関係者が来場し約1,000人の方が参加しました。
 参加者には、イベントを楽しんで頂くだけでなく、災害時の避難所となる小学校のグラウンドや体育館を会場とすることで、有事の際に使用する施設を確認してもらうことや、住宅からの避難経路状況等を把握して頂くこともできました。
 南海トラフ巨大地震等の大規模災害が発生した際に、地元住民が協力する「共助」が大切になるため、婦人防災クラブ、自主防災隊、消防団が中心となり、防災に強い街づくりに繋げていくための良い機会となりました。


小学生も煙体験に参加

列が出来た地震の揺れを体験するブース

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越谷市制60周年記念「平成30年度越谷市婦人防火クラブ防災研修会」を開催

埼玉県 越谷市消防本部

 越谷市婦人防火クラブ連絡協議会は、住宅防火の重要性を学び、地域における防災意識の高揚を図ることを目的に、平成30年10月26日(金)、越谷市中央市民会館劇場において、越谷市制60周年記念「平成30年度越谷市婦人防火クラブ防災研修会」を開催しました。


第1部 越谷市消防音楽隊演奏

越谷市幼少年婦人防火委員会
三大寺副委員長によるあいさつ


越谷市婦人防火クラブ連絡協議会
小林 寿美子会長によるあいさつ

越谷市長による祝辞

 防災研修会の講演では、埼玉県都市整備部 市街地調整課 企画・再開発担当 加藤 幹雄 氏に「住宅密集地での燃えないまちづくり」と題し講演をいただきました。住宅密集地における地震火災の危険性を認識し、燃えないまちづくりのための自助・共助・公助の取り組みについて学ぶことができました。安全な地域社会づくりを目的としている婦人防火クラブ員にとって、防火・防災に係る知識の向上に繋げることができ、今後の防災普及啓発活動に有効活用できるものとなりました。
 また、住宅用防災機器等の展示を実施し、住宅防火対策として防炎製品の有効性、住宅用火災警報器の維持・管理の重要性、火災時に特に支援が必要となる高齢者等に対し、地域ぐるみでの支援体制の確立の意識付けが図れたものと思われます。


防災研修会の講演の様子

住宅防災機器等の展示状況(ロビー)

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「応急手当講習会」を実施

静岡県 磐田市女性防災クラブ連絡会

 平成30年11月7日(水)、8日(木)の両日にわたり、磐田市女性防災クラブは、応急手当講習会を開催しました。
 この講習会では三角巾などを使った方法ではなく、どこの家庭にもある身近な道具を使った応急手当の方法を紹介しました。クラブ役員が指導者となり新聞紙やビニール袋などにひと手間加えるだけで、様々なことに使える道具となることを紹介し、クラブ員は手当ての方法を学びました。


新聞紙を折って、スリッパや器を作成

ビニール袋を使って、
三角巾の代わりにする方法を実践

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