火災予防に関するポスター募集
岐阜県少年消防クラブ運営指導協議会
岐阜県少年消防クラブ運営指導協議会は、秋季全国火災予防運動に向けて、県民の火災予防思想の高揚を図り、火災を防止し、火災による死傷者等の発生を防止することを目的として、県内の小中学校の児童生徒を対象に火災予防に関するポスター募集を実施しました。
県内各地の329校の小中学校から、7,473点の応募があり、そのうちの73点が県知事賞をはじめとした各賞を受賞しました。
受賞作品は平成30年9月22日(土)から10月8日(月)まで岐阜県図書館にて展示しました。
展示スペースには多数の一般の方々が来訪し、火災予防に関する意識を高められました。
また、作品を制作した児童生徒も、制作を通じて火災予防について考えるきっかけとなりました。
「平成30年子ども消防クラブ連合訓練」を実施
石川県 金沢市消防局
入場行進の様子 金沢市子ども消防クラブ協議会は、平成30年10月6日(土)に金沢市営球技場において「子ども消防クラブ連合訓練」を実施しました。
この連合訓練は、市内の校区ごとに結成されている子ども消防クラブ56クラブが一堂に集まり、規律ある団体行動を通じて連帯意識と責任感のある行動を習得させるとともに、消防に関連した各種競技により消防への理解と防火・防災に関する知識・技術を身に付けさせることを目的に毎年実施しているもので、今年も各クラブから335名の参加がありました。
訓練は、第一部 開会式、第二部 規律訓練、第三部 消防訓練の三部構成で実施しました。
第一部 開会式では、クラブ員がはつらつとした入場行進を見せてくれました。また、秋季火災予防運動に併せて募集した防火ポスターの入選者100名の代表を表彰しました。
第二部 規律訓練では、金沢市消防局高度救助隊が指導者となり、緊張した面持ちで「敬礼」や「まわれ右」等の動作を訓練しました。その後、子ども会連合会の高校生リーダーの号令に合わせ、訓練成果を披露しました。
クラブ員挨拶の様子
規律訓練の様子
第三部 消防訓練では消火、救急等の消防に関連した訓練を行いました。 「消火器取扱い訓練」は、3人一組となって水消火器で標的を狙い、「消火」するまでのタイムを競い合いました。「救急訓練」では、テント内で鳴動する住宅用火災警報器の音を聴きとり、そのテント内に倒れている患者(マネキン)の負傷部位を三角巾で応急処置し、竹竿とTシャツで作った簡易担架により搬送するまでのタイムを競いました。簡易担架の作り方や三角巾の結び方を学ぶとともに、どうすれば早く患者を搬送できるか話し合いながら、クラブ員のチームワークを養うことができました。このほかにも、煙の充満したテントの中に置いたカードを探し出し、「ひのようじん」の単語を完成させる「煙中訓練」や、4人一組で「火事だー」と叫び、騒音測定器を使って音量を測定する「火災伝達訓練」を行いました。
クラブ員は、今回の訓練を通じて学校や家庭では学ぶことのできない貴重な体験をするとともに、防火・防災に関する知識をより一層深めることが出来ました。
消火器取扱い訓練の様子
救急訓練の様子
「第32回幼年消防クラブ秩父地区大会」を開催
埼玉県 秩父消防本部
秩父消防本部では、参加者の防火意識の再認識と幼年者に対する「防火思想の普及啓発」を図ることを目的として、平成30年10月11日(木)秩父ミューズパーク野外ステージ他において、秩父地区少年婦人防火委員会、(一財)日本防火・防災協会共催による「第32回幼年消防クラブ秩父地区大会」が、20クラブの年長組の園児、指導者(保護者)、消防職員、女性防火クラブ員、来賓者等約950人が参加し、盛大に開催されました。
第一部では、動物の着ぐるみを先導に各クラブの代表がまとい、拍子木、プラカードを持ってステージに整列し、クラブ員代表の元気なかけ声の後に続き、参加者全員で「わたしたち幼年消防クラブ員は、火あそびを絶対にしません」などと防火の誓いを約束しました。
各クラブの代表がステージ上に集合!
運営委員長の開会宣言!
(秩父消防本部 小林消防長)
続いて、消防音楽隊の演奏に合わせて「火の用心のうた」など4曲を合唱し、「さんぽ」と「ヤングマン」は合唱と踊りで会場全体が一体となり防火の輪が深められました。
第二部では、埼玉県防災航空隊の防災ヘリコプターによる救出救助訓練を実施する予定でしたが天候不順により中止となってしまいました。しかし幼年消防クラブ員達は、更なる防火、防災意識の高揚を図ることができました。
また、会場の周りに展示した消防車両に園児たちが集まり楽しそうに、記念撮影をしていました。
誓いの言葉(男鹿の幼稚園代表園児)
音楽隊の演奏に合わせてダンスを踊り大興奮!
「平成30年度ちびっこ消防のひろば」を開催
宮崎県 都城市消防局
平成30年10月19日(金)に、都城市総合文化ホール・大ホールにて、都城地区幼年少年防火委員会(事務局 都城市消防局総務課)及び(一財)日本防火・防災協会共催の「ちびっこ消防のひろば」を開催いたしました。
都城地区幼年少年防火委員会に所属する幼年消防クラブ34園外(総勢756名)が集い、防火・防災について一緒に学びました。
会場の様子
幼年消防クラブ員全員で「ぼうかのちかい」
イベントを盛り上げるべく幼年消防クラブ園(2園)による演技演奏の披露があり、消防職員と女性消防団などによる防火寸劇「火遊びは怖いよ!」や「女性消防団&消防士による防災クイズ」が行われ、最後に「ぼうかのちかい」を幼年消防クラブ全員で唱和して火の用心を誓いました。
防火寸劇では、火の妖精の火っこりはんや怪人マッチマン、ゾウの消防士や消火器マンなどの登場に、子ども達から会場を揺るがすほどの大きな声援があり、大いに盛り上がました。
参加者からも「毎年、ちびっこ消防のひろばを楽しみにしています。子ども達の心を掴む笑いを取り入れた劇で、子ども達は大笑いして見ていました。これからも楽しいイベントを期待しています。」という御意見をいただきました。
防火寸劇の様子
「火遊びは怖いよ!」
当委員会は、引き続き「ちびっこ消防のひろば」をはじめ、各種イベントを通じて、家庭及び地域社会に対して防火防災思想の高揚を図ってまいります。
「女性消防団&消防士による防災クイズ」
防火クイズ(ストップ、ドロップ&ロール)
「第29回柳川市幼年消防大会」を開催
福岡県 柳川市消防本部
柳川市消防本部では、平成30年11月9日(金)に柳川市幼少年婦人防火委員会と(一財)日本防火・防災協会の共催、柳川市防災協会後援のもと、「第29回柳川市幼年消防大会」を開催しました。
市内の幼年消防クラブのうち21クラブの保育園や幼稚園の年長児童及び指導者その他関係者を含め総勢1,170名が参加して盛大に執り行われました。
大会では、くす玉割りや救助技術訓練展示、消防服紹介、防火綱引き、クラブ員全員による遊戯、防火の誓いを行いました。
くす玉割り
救助技術訓練
園児は「絶対に火遊びはしません」「お父さん、お母さん、先生方の教えを守ります」「礼儀正しく素直なこどもになります」と誓い、防火の意識を高めました。
また、今大会では観覧者に住宅用火災警報器設置状況アンケートを実施し、火災予防の啓発と防火防災PRを行いました。そして関係団体相互の交流を図り、幼年消防に対する理解を一層深めることができました。
防火綱引き
クラブ員全員による遊戯