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2023年12月

9. 【幼年消防クラブ】一関、宇都宮、山鹿、沼津、都城

 以下の内容の一部は(一財)日本防火・防災協会が民間防火組織の拡充・強化を図るため、共催により事業費の一部を助成した行事を掲載しております。

「第8回幼年消防大会」を開催
岩手県 一関市消防本部
両磐地区幼少年婦人防火委員会


多数の園児らが参加
 第8回幼年消防大会が 令和5年10月12日(木)に一関文化センターで行われ、一関市及び平泉町の幼年消防クラブ、11クラブから約280人が参加しました。

 幼年消防大会は、消防・防災に関する各種体験を通じて、幼年消防クラブ員の防火思想の高揚と健全育成につなげようと、両磐地区幼少年婦人防火委員会と(一財)日本防火・防災協会、一関市消防本部が共催で開催しています。


子供用防火衣を試着している園児

水消火器を体験している園児たち

 会場となった一関文化センターの駐車場では、「消防広場」として消防車・救急車の乗車体験や煙体験、水消火器による放水体験など様々なコーナーを開設。
 クラブ員たちは、消防職員の説明を聞き、煙の恐ろしさや避難の仕方などを学んでいました。


煙体験で避難の仕方を学ぶ園児たち

消防車、救急車の乗車体験

 また、大会の第2部として、同センターの大ホールでは、防災や火災予防をテーマとしたアニメを上映し、楽しみながら学んでいる様子でした。
 フィナーレでは、クラブ員3名が「防火の誓い」を元気よく唱和し、大会を締めくくりました。


一関文化センター大ホールの様子

防火の誓いを元気に唱和する園児たち
「第35回幼年消防防火のつどい」を開催
栃木県 宇都宮市消防局

 幼年消防クラブの園児たちが、劇や音楽などを通じて火災予防を楽しく学ぶ「第35回 幼年消防防火のつどい」が、令和5年10月12日(木)に、(一財)日本防火・防災協会との共催により開催し、園児や保育士など約2,000名が参加しました。
 「音楽隊とともに」では、宇都宮市消防音楽隊の演奏に合わせて園児たちが大合唱を行い、元気あふれる歌声が響き渡りました。
 火の用心をテーマとした劇鑑賞は、地元の短大生による「アンパンマンのやきいも祭り」と宇都宮市西消防署の職員による「消防戦隊ヒケシレンジャー」の二本立てで行いました。いずれの劇も園児たちを夢中にさせ、消防に親しみを持つとともに、火遊びの怖さを学んでくれたようでした。

 最後に、園児全員が「ぼくたち、わたしたちは絶対に火遊びはしません」と誓い、消防車両と写真撮影を行うなど、園児たちにとって思い出深い日になったことと思います。

「第2回ふれあい消防Kids Day」を開催
熊本県 山鹿市消防本部

 幼少期からの防火防災思想普及を目的として、山鹿市幼少年女性防火委員会と(一財)日本防火・防災協会との共催で「第2回ふれあい消防Kids Day」を令和5年10月12日(木)から20日(金)にかけて山鹿市消防本部敷地内で開催しました。
 参加希望の市内18の幼稚園・保育園を7日間に分け、様々なブースを回り体験しました。また、防火思想の普及啓発に努めている保育園に対し、優良クラブ表彰及び優良クラブ指導者表彰も実施しました。
 「煙体験」では、煙が充満しているテント内に入り、煙の恐ろしさや安全な避難の仕方を学び、「はしご車試乗」では地上20メートルの高さを体験しました。
 さらに、「初期消火体験」では、火災を発見した時の対応の仕方や消火器の取り扱いを学び、訓練用水消火器を使用した消火体験を行いました。
 「消防車両説明・記念撮影」では、園児全員が職員の説明を真剣に聞き、「番火君とじゃんけん大会」では、元気いっぱいにじゃんけんをして、勝った園児には景品を渡しました。参加した園児全員には、記念品とジュースを配布しました。
 このふれあい消防Kids Dayで楽しく防火防災を学び体験できました。

「沼津市幼年消防クラブ連絡協議会創立40周年記念式典」を開催
静岡県 駿東伊豆消防本部
沼津市幼年消防クラブ連絡協議会

 沼津市幼年消防クラブ連絡協議会とは、幼年期から火のありがたさや火の取扱いを間違えたときの恐ろしさについて学び、火遊び等による火災発生の軽減を図ることを目的とし、昭和59年に結成された連絡協議会です。
 令和5年には、結成から40年を迎えたことにより、(一財)日本防火・防災協会と共催し、「創立40周年記念式典」を令和5年11月1日(水)沼津市民文化センターにて開催しました。
 式典では、歴代会長に消防長感謝状の贈呈、当クラブ全園児による幼年消防クラブの歌の合唱及び代表園による鼓隊演奏並びに歌等のアトラクションを行い、当クラブの誓いの言葉、「火遊びはしません!」を全園児が心を込め、笑顔で述べました。
 また、創立40周年を祝うとともに、連絡協議会の結束強化及び沼津市の地域や家庭から火災を出さない防火意識の向上等、連絡協議会の更なる発展を祈念しました。

「ちびっこ消防のひろば」を開催
宮崎県 都城市消防局

 楽しみながら火の怖さを学び、幼少期から防火の意識を高めてもらおうと、都城市総合文化ホールで「令和5年度ちびっこ消防のひろば」を令和5年10月20日(金)4年ぶりに開催しました。
 このイベントは都城地区幼年少年防火委員会と、(一財)日本防火・防災協会との共催で実施したもので、幼年消防クラブに加盟している42の保育園から園児らおよそ1,500人が参加しました。

 イベントでは消防車両展示・見学のほか、大ホールでのまといの贈呈式、消防職員による寸劇を行い、子どもだけで火を使わないことや、火事になった時には119番に通報することなどを呼びかけました。最後には、全員で「ぼうかのちかい」を唱和し、子どもだけで「火遊びをしない」ことを誓いました。
 園児たちからの「楽しかった、おもしろかった」との声とともに、先生から「消防車両に触れたり、写真を撮ったりと非日常が味わえてとても喜んでいたし、劇の内容もわかりやすく園児の防火意識がより高まりました。」との感想もいただきました。

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