西和消防組合消防本部(消防長 岡嶋名良文)では、平成25年6月27日(木)に、王寺町の片岡の里保育園、黎明保育園、平群町の平群幼稚園、三郷町の南畑幼稚園の4園の幼年消防クラブに所属する園児183名が参加し、一日消防士体験入署を実施しました。
消火対応訓練(トップ・ドロップ・アンド・ロール) この行事は、消防業務の一部を擬似体験することにより、幼年期から火災予防の重要性をしっかり身につけてもらおうと、平成5年から毎年この時期に開催しており、今年で21回目となります。
消防職員の指導のもと、着衣着火消火訓練、バケツリレー、放水訓練を体験しました。
着衣着火消火訓練では、衣服に着火したときの消火対応訓練(ストップ・ドロップ・アンド・ロール)と火災の際に避難する方法として、煙に見立てた白布の下を姿勢を低くして避難する訓練を行い、バケツリレーでは、水に見立てた風船を「よーい、どん」の合図で大きなバケツに運びました。
また、放水訓練では、黄色とオレンジ色の子供用防火衣とヘルメットに着替えて小さな消防士に変身し、消防職員の補助を受けて、元気よく放水しました。
最後に、クラブ員全員で「ぼくたち、わたしたちは火あそびはしません。」と大きな声で防火宣言を唱和し、参加者全員に修了証と記念品が手渡されました。
姿勢を低くして避難する訓練
小さな消防士に変身して放水訓練
平成25年7月6日(土)、網走地区消防組合網走消防署南出張所を会場に「幼年消防クラブ防火パレード」を開催しました。
このパレードは、幼児期において正しい火の取扱いに対するしつけと、消防の仕事を理解させることにより、火遊び等による火災の防止を図るとともに、防火思想の高揚を図ることを目的とし、「市民とこどもの消防ふれあい広場」の開催と併せて毎年開催しています。
「幼年消防クラブ防火パレード」
拍子木で「火の用心」
幼稚園ごとに登場した園児たちは、きれいに整列するとこの日のために練習を重ねてきた鼓笛演奏を披露し、来場者は鼓笛演奏や音楽に合わせて踊る姿に盛んに拍手や声援を送っていました。
その後、お揃いの法被に着替えた園児たちは拍子木を打ちながらパレードを行い、来場者に「火の用心」を呼び掛けました。
最後に「私たちはぜったい火遊びはしません」と元気よく誓いの言葉を述べ終了しました。