【考えられる取り組み事例】
○地域福祉・ボランティア活動から災害対応を考えてみる
→都内のある社会福祉協議会では、「災害弱者対策検討委員会」を設置し、町会の代表者、民生委員、障害者団体、行政の担当者(防災と福祉)などの立場の人に委員を委嘱し、定期的に会合を行ってきた。会議の中ではまず、区内の被災状況を想定することからはじめ、災害弱者に関する情報を整理し、彼らが非常時に抱える問題点を明らかにしていった。その結果に基づき 1. 行政の防災計画に意見書を提出し、計画を改変させている。現在は、緊急時に自律できる体制を、「計画」だけでなく「実態」としても確保していくために、2.「小地域福祉活動」の充実を図ることに力点をおいている。
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