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2005年3月

3.平成16年度婦人防火クラブ連絡協議会幹部地域研修会報告(九州・沖縄地区、北海道・東北地区)

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「平成 16 年度九州・沖縄ブロック婦⼈防⽕クラブ連絡協議会幹部地域研修会」が,去る 11 ⽉ 9 ⽇(⽕), 10 ⽇(⽔)の2⽇間,⿅児島県で開催されました。

この研修会は,婦⼈防⽕クラブの各県・地域活動の⼀層の充実強化と組織の連携を図ることを目的に,⿅児島県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会と(財)⽇本防⽕協会の共催により開かれたもので,ブロック内の8県の婦⼈防⽕クラブ幹部やクラブ員が集まり,活動内容の情報交換及び相互の交流を⾏いました。

まず主催者である⿅児島県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会林会⻑と(財)⽇本防⽕協会秋本理事⻑のあいさつのあと,総務省消防庁の緒⽅理事官より,「地域を⽀える婦⼈防⽕クラブ」と題して講話をいただきました。新潟県中越地震の状況や本年の豪⾬災害についての説明があり,あらためて災害の恐ろしさを知るところとなりました。

続いて,(財)⽇本防⽕協会秋本理事⻑より,「安全・安⼼から より豊かな幸せへ」と題して講演をいただきました。阪神⼤震災時に消防庁⻑官であったご⾃⾝の体験談や防災に関して常⽇頃感じることを楽しく講演していただき,他では聞けない貴重な話を伺うことができました。

そして,1⽇目の最後は,⿅児島県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会会⻑の進⾏のもと,婦⼈防⽕フォーラムが⾏われ,佐賀県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会会⻑と⻑崎県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会会⻑から体験発表があり,それぞれの活動に関する質疑応答がありました。

2⽇目は,「⽯橋記念公園」を訪れました。ここは,平成5年8⽉⿅児島市で発⽣した集中豪⾬による洪⽔で,5⽯橋のうち流出を免れた3⽯橋が⽂化遺産として移設し保存してあるところであり,記念館では,その当時の災害の状況等について⾒学しました。

最後に,姶良郡姶良町にある県⺠の防災意識の⾼揚や⾃主防災組織等の活動促進等を目的とした「⿅児島県防災研修センター」を訪れ,防災に関するビデオ研修や情報提供をおこなう防災展⽰物を⾒学し,2⽇間の研修会の幕を閉じました。

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「平成16年度北海道・東北ブロック婦⼈防⽕クラブ連絡協議会幹部地域研修会」が、1⽉27⽇(⽊)、28⽇(⾦)の2⽇間、⼭形県鶴岡市の湯野浜温泉「⻲や」にて開催されました。

この研修会は、⼭形県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会と財団法⼈⽇本防⽕協会の共催により、北海道・東北ブロックの7道県の婦⼈防⽕クラブ幹部、クラブ員が⼀堂に会し、団体相互の交流と活動内容等の情報交換を⾏うことにより、地域間組織の⼀層の充実・強化、連携を図ることを目的とした研修会です。

午後2時45分に開会し、主催者のあいさつの後、⼭形県消防防災課⻑及び鶴岡地区消防事務組合消防⻑のお祝いと歓迎のあいさつに続き、総務省消防庁防災課中瀬地域防災係⻑より、「地域を⽀える婦⼈防⽕クラブ」と題して講演をいただきました。地域防災の重要性を改めて感じながら、⼀堂真剣に⽿を傾け聞き⼊りました。

続いて、福井県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会⼩川会⻑より、7⽉の豪⾬災害での活動状況、財団法⼈⽇本防⽕協会梅次総務部⻑兼振興部⻑より10⽉の新潟県中越地震での活動状況について、お話いただきました。地元婦⼈防⽕クラブの目覚しい活躍には、⼤きな感銘を受けるとともに、⾃然災害の恐ろしさを改めて実感し、地域コミュニティの⼤切さを知りました。その後、各道県より活動状況を報告し、午後5時に研修会は終了しました。

夕方からは、交流会を開催し、普段接することが少ない他地域の⽅々と情報交換を⾏い、⼀層の連携を深めました。

2⽇目は、三川町にある「防災学習館」で、阪神⼤震災時の震度の体験や、煙体験といった体験研修を⾏いました。

2⽇間の短い研修でしたが、防⽕・防災知識の向上が図られ、ブロック間の連携も深まり有意義な研修会となりました。

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