
⾼崎市等広域幼年消防クラブは、幼年時に消防研修を⾏い、⽕
に対する正しい躾を⾝に付けさせ、園及び各家庭から⽕災の減
少を図ると共に将来、⼈命を尊重し、財産の保全を図る社会⼈
としての素地を涵養することを目的とし、昭和59年8⽉1⽇に
結成されました。
現在は、42園が加⼊し、クラブ員数は4,588名となっています。
結成から20周年を迎えた平成16年11⽉17⽇に、⾼崎市浜川
体育館において「みんなのちから⽕の⽤⼼」をテーマに⾼崎市
等広域幼年消防クラブ20周年記念⼤会を実施しました。この
⼤会には、1,000名以上のクラブ員が参加し、群⾺県幼年少年
婦⼈防⽕委員会の会⻑をはじめ、⼤勢の来賓の⽅々に出席をい
ただき盛⼤に⾏われました。
⼤会は、午前9時に⾼崎市等広域消防局消防⾳楽隊の演奏に
あわせて、法被に⾝を包んだクラブ員がまとい、拍⼦⽊等を
持っての⼊場⾏進から始まりました。
来賓者の挨拶、そして特別救助隊のデモンストレーションで
は、天井からロープでの懸垂降下。会場からは⼤声援があがり
ました。
また、「お礼のことば」では、消防隊員の活動に感謝の気持
ちを込めて、代表のクラブ員2名が作⽂を披露しました。
そして、会場の四箇所に設けられたくす⽟割り。「⽕の⽤⼼」
を願って⼒強く引っ張りました。
活動発表では、防⽕リズム体操として、以前、天野式リト
ミック講師である永倉栄⼦先⽣に振り付けを依頼し作って頂い
た「⽕の⽤⼼のうた」を⽇曜⽇から⼟曜⽇までクラブ員が⾳楽
に合わせて元気よく踊り、会場をわかせました。
また、代表4園の空⼿演技、⿎笛隊演奏及び和太⿎演奏など
今までの練習の成果を思いっきり披露し、来賓者の皆様⽅から⼤きな拍⼿を頂きました。
「みんなで歌おう」では、消防⾳楽隊の演奏にあわせ、クラブ員の⼤好きな曲を⼤きな声で歌いま
した。
また、⼥性消防官と消ちゃんによる防⽕腹話術、そして最後は「幼年消防クラブ防⽕のちかい」を
クラブ員全員で復唱し防⽕を再認識し閉会となりました。
あっという間の3時間でしたが、クラブ員全員が⼀丸となり、当クラブの目的である幼年期からの防
⽕意識の育成が図られたのではないかと思います。



婦⼈防⽕クラブ等の⺠間防⽕組織の相互交流並びに拡充強化を図ることを目的に毎年開いている「⼤阪府防⽕クラブ⼤会」を、530名の参加を得て平成17年2⽉4⽇(⾦)に開催しました。
式典では、⼤阪府児童・⽣徒防⽕図画応募作品約1万6千2百点の中から選ばれた12名⼊賞者の皆さんと、続いて婦⼈防
⽕クラブ活動に著しい功績があり他の模範となったクラブ1団体、クラブ員14名の⽅々が表彰を受けました。
続いて、幼年消防クラブと婦⼈防⽕クラブの代表者3⼈で⼒を合わせ、「クラブ活動を通じて"防⽕の輪"を⼀層拡げ、⽕災のない明るい⼤阪のまちをつくります。」と、決意も新たに防⽕の誓いを述べました。
また、会場ロビーでは、⼤阪府児童・⽣徒防⽕図画応募作品の⼊賞および⼊選作品70点の展⽰を⾏いました。来場者の多くがこれら作品の前で⾜を⽌め、これからの安全なまちづくりを担う⼦ども達の⼒作に、防⽕への強い願いが込められていることを確認しました。
このあと引き続き、「⼤阪府防災講演会」が開催され、⼈と防災未来センター専任研究員 永松伸吾 ⽒から「阪神・淡路⼤震災、新潟県中越地震から学ぶこと」と題して講演いただきました。
講演のあと、参加者は、「誰もが安⼼してくらせるまち ⼤阪」の実現を目指して、今後もそれぞれの地域で防⽕・防災活動に⼒を注ぐことをお互い確認し合い、平成16年度⼤阪府防⽕クラブ⼤会、講演会の幕を閉じました。



⼩野市消防本部では、春の⽕災予防運動の⼀環として、3⽉3⽇に⼀⽇消防⼠研修会を兵庫県⽴広域防災センターで開催し、⼩野市防⽕協会加⼊の19事業所から28名が参加し、消⽕訓練や煙中避難訓練を実施しました。
特に濃煙熱気室を使⽤した避難訓練では、「本当に煙の怖さが分かった。」といった声が上がるほど意欲的に取り組みました。







春の全国⽕災予防運動実施中の3⽉4⽇(⾦)、豊川宝飯⼥性防⽕クラブ員17名が防⽕広報を兼ねて市内の⽼⼈保健施設に訪問しました。
訪問内容は、クラブ員による⽇本舞踊や盆踊りなどの披露です。当初はどんなことをするのか静かに⾒守っていた⼈たちが多く、また、クラブ員も固さが⾒られましたが、訪問後半には、互いに「⼀緒に踊りましょう」と声をかけあうなど、盛会のうちに終了しました。



⼀番町少年消防クラブは4⽉9⽇、避難経路や消⽕設備等の設置場所を明⽰した防災マップをJR⼋⼾駅改札⼝正⾯に掲⽰しました。
同クラブは、昭和52年4⽉1⽇に設⽴し、平成9年には優良少年消防クラブとして消防⻑⻑官表彰を受賞した伝統あるクラブ。
メンバーは、⼋⼾市⽴⻄園⼩学校の児童15⼈で、この防災マップは、同クラブ員が⼋⼾駅の安全性をPRしようと、⾃分たちが実際に駅構内を歩いて調べ、⼋⼾消防署尻内分遣所の協⼒も得て、約2ヶ⽉かけて製作したもの。⼤きさは縦2.6メートル、横3.6メートルの堂々たる⼤きさで、駅構内の案内図に消⽕器や消⽕栓の設置場所のほか、避難所や消防署、駅前交番の位置も記した。
掲⽰にあたって、同クラブリーダーが駅⻑に『⼋⼾駅防災マップを掲⽰します︕』と⼒強く宣⾔。
その後、駅構内を往来する⼈達に防⽕チラシを配布し⽕災予防を訴えました。



