少年消防クラブは、学校や家庭などにおいて防火・防災意識を高めることを目的とする自主的な防
災組織です。
主に10歳から15歳までの少年・少女により構成され、少年期から防火・防災についての知識等を身
近な生活のなかに見いだすとともに、日ごろから防火・防災講習会等への参加、火災予防ポスターの
作成、防火パトロールや防火・防災に関する研究発表会の実施などの活動を行っています。
昭和25年の制度発足以来、少年・少女に地域のリーダーとなってもらうため、あくまで純粋な社会
教育クラブとして活動が続けられており、平成17年5月1日現在、全国で5,632クラブ、約43万人のク
ラブ員が各地域で火災のない明るいまちづくりのために活躍しています。
少年少女消防クラブフレンドシップは、少年消防クラブの育成発展に寄与するため、優良少年消防
クラブ及び指導者の表彰を行うとともに、少年消防クラブ員の交流を通じて、その活動の一層の活性
化を図るために開催されています。
少年少女消防クラブ及び指導者の表彰式が、平成18年3月27日(月)午後13時より、東京都港区
「三田共用会議所」において行われ、消防庁長官より、活動が、特に優良な少年消防クラブ(15団
体)、優良な少年消防クラブ(29団体)及びクラブの育成・発展に寄与された少年消防クラブの指導
者(11名)が、表彰されました。
特に優良な少年消防クラブには、表彰状と副賞のクラブ旗が、優良な少年消防クラブには盾が、ま
た、特に優良な少年消防クラブの指導者には表彰状の授与が行われました。
最後に、受賞者代表の大分県姫島村の姫島中学校少年消防隊・西村岳大さんによるお礼の言葉が述
べられ、表彰団体や表彰者からは惜しみない拍手がおくられていました。
また、この後、東京消防庁音楽隊の音楽演奏、フジテレビアナウンサー・軽部真一氏によるトーク
ショーが行われ、盛況のうちに閉会となりました。なお、表彰団体及び表彰者は下記のとおりです。
○特に優良な少年消防クラブ(15 団体)
○優良な少年消防クラブ(29 団体)
○特に優良な少年消防クラブ指導者(11 人)
少年少女消防クラブフレンドシップ2006(PDF)
去る3月27日(月)に東京都で開催された「少年少女消防クラブフレ
ンドシップ2006」の席上において、当雲南防火委員会の寺領小学校少年
消防クラブが、優良な少年消防クラブとして、消防庁長官表彰を受賞し
ました。
この寺領小学校少年消防クラブは平成元年に全校児童により結成さ
れ、以来、生活指導部より児童に「火災・地震に係わる安全指導」を年
に3回実施、また、教員の腹話術を取り入れた防火教育など工夫をこら
しています。この他、春・夏休みには夕方に「火の用心」を呼び掛け巡
回しています。
こうした活動を踏まえ、この度の受賞を機に、益々児童同士の火災予
防に対する意識が高揚するものと思います。