平成17年11月2日(水)12時40分より、道民活動振興セン
ターにおいて、「第21回全道婦人防火クラブ指導者研修会」
が行われました。
全道の婦人防火クラブ員及び予防担当職員が一同に会しての
研修であり、各地区におけるクラブの活動状況等相互に情報交
換を行いました。
総務省消防庁予防課 総務事務官 新倉隆士氏による「住宅用
火災警報器の普及啓発について」の特別講演により、住宅用火
災警報器の重要性などの知識を得るなど、有意義なものでし
た。
また、婦人消防隊員等福祉共済制度の説明等が行われ、同制度の理解を深めることもできました。
八代広域行政事務組合消防本部では、平成17年11月5日
(土)「119フェスタ2005」のイベントを開催しました。
このイベントは、毎年開催しているもので、管内の幼年消防
クラブや少年消防クラブ、更には婦人防火クラブなどが参加
し、防火演技をとおして地域の皆さんへ防火意識の高揚を図っ
ています。
今回は、管 内の21幼年消防クラブを代表して2園が防火演技を
披露し、応援に駆けつけた各幼年消防クラブ員や保護者など約
1,000名の観衆から拍手が送られていました。
また、初めて、はしご乗り演技に挑戦し、勇 敢な幼年消防ク
ラブ員の心意気を地域の皆さんに伝えることができました。
演技終了後は、《集まれみんなの「消防ひろば」》のキャッ
チフレーズで、はしご車搭乗体験やミニ消防車の試乗、また職
員手作りの消防自動車をモチーフにしたクラフトペーパーなど、いろいろな体験コーナーを設け、訪
れた方々に楽しんでもらいながら「火の用心」を伝えることができました。
新居浜市幼少年婦人防火委員会では、11月5日(土)9時30
分から11時30分の間、消防庁舎及びその周辺において、遊び
心で参加できる消防関係コーナーを計画し、広く幼児・少年達
の参加を求め、消防自動車等を実際に触れ、目で見ることによ
り、幼少年期から火災予防思想の芽生えを期待し、併せて、児
童の父兄や一般市民に対しても、防火思想の普及、高揚を図る
目的で消防ひろばを開催いたしました。
昨年は、相次ぐ台風災害のために中止しましたが、今年で
20回目となりました。
今年も幼少年消防クラブ員をはじめ、婦人防火クラブ員、女性
消防団員、自主防災組織員、一般市民等、約2,500人の参加に
より盛況の裡に実施いたしました。
内容としては、煙体験コーナー・防火太鼓台かきくらべ・消
火器体験コーナーなど12のコーナーを設け、火や煙の怖さと
防火の大切さを体験してもらえたと思います。
最後に、参加した父兄や一般市民へアンケート調査の結果、
大変有意義な1日であった、ぜひ来年も参加したいという多く
の声をいただきました。
11月5日(土)13時30分から、三段池総合体育館において
約400名の婦人クラブ員を集めて『福知山市婦人防火クラブ防
火研修会』を開催しました。開催にあたり、福知山市防火協会
西田会長の挨拶がありました。
市立福知山市民病院の前病院長藤田佳宏氏を講師に招き、防
火講演を開催しました。
講演内容は、『新病院とこれからの地域医療について』と題
してで、地域医療の重要性と健康について講演していただきま
した。
講演の後、桂三枝門下で地元福知山市出身の女流落語家、
桂三扇(さんせん)さんの落語を聞きました。防火の話も交え
られ、会場は爆笑の渦につつまれました。
会場に住宅用防災機器を展示。
休憩中に住宅用火災警報器の設置について、福知山消防署予防
課員により説明を受けました。
同じく心肺蘇生人体モデル・AED(日本防火協会より寄贈)を
展示、救急係員より説明を受けました。
消防フェスティバルは平成17年度秋季火災予防運動行事の
ひとつとして、住民の火災予防に対する意識の向上を図り、全
住民が一丸となり火災発生の防止と人命損傷事故の撲滅を図る
ことを目的としています。名張市役所の市民広場を会場とし、
消防車両展示コーナー、煙体験コーナー、地震体験コーナー、
住宅防火・防災コーナーなどの展示・体験コーナーを設け、大
人から子供まで体験を通して楽しみながら学べる参加体験型の
イベントとしました。2日目の午前中には小雨のため幼年消防
クラブの鼓隊演奏が中止になったものの、午後からは天気も回
復し、多くの住民が会場を訪れました。2日間の延べ来場者数は、産業フェスティバルと合同で開催し
たこともあり、約3万人の来場者がありました。
各クラブの活動として、少年消防クラブ員は市役所及びその周辺で防災探検を実施し、防災マップ
を完成させました。防災探検の中でクラブ員達は市役所の消防用設備、災害対策施設や備蓄品、災害
支援車、防災みえ号等を見学し、煙の中からの避難体験を実施しました。婦人防火クラブ員は各担当
コーナーでの火災予防啓発に加え、住宅用火災警報器の設置義務化に関する広報に重点を置き活動し
ました。住宅用火災警報器を展示し、パンフレット等を活用することで効果的に広報を実施すること
ができました。
この2日間の消防フェスティバルを開催することで当委員会のクラブ員はクラブ間相互の連携を強化
し、消防に関する知識を更に深め、防火・防災意識を向上させるとともに、クラブ員を通じて防火思
想を普及させるという消防フェスティバルの所期の目的を達成しました。
磐田市少年女性防火委員会と磐田市、磐田市消防本部主催に
よる「安全・防火フェア2005」が平成17年11月6日(日)今
之浦公園において、開催されました。
少年婦人防火クラブ員や親子連れなど、約3,000名が参加
し、防火や防災について学びました。
会場には、消火器の使い方指導、救助隊員によるロープ渡り
指導、起震車やはしご車の乗車体験、煙体験ハウス、スプレー
缶爆発実験、119番通報体験など、防火や防災に関するコーナ
ーや、運転シミュレーションやミニパトカーの乗車体験など、
交通安全のコーナーも設けられました。
また、明治時代に使われていた手動で水をくみ上げる腕用ポ
ンプも用意され、子供たちの人気を集めていました。
ステージでは、磐田市消防団ラッパ隊や市立豊田南中学校、
県立磐田西高校吹奏楽部などが、演奏を披露し、盛り上がりに
一役買っていました。
この行事を行うことにより、少年婦人防火クラブ員、中・高
校生、交通安全・防犯・消防・防災関係者が一堂につどい、住
民にとって最も基本的で、かつ、重要な安全について会場内の
各種体験により再認識させることができました。
府中町消防本部
平成17年11月6日(日)、広島県安芸郡府中町の府中町立南
体育場体育館において、府中町幼年少年婦人防火委員会と(財)
日本防火協会の共催により、幼年消防クラブ結成20周年を祝
う「府中町幼年消防クラブ20周年記念大会」が開催されまし
た。
当日は、朝から雨というあいにくの空模様にも関わらすクラ
ブ員・保護者等約2,300名もの参加者がありました。
大会はまず、第1部として式典が行われ、関係各位の挨拶及
び祝辞をいただいた後、幼年消防クラブの代表者9名に感謝状
と記念品が授与され、長年にわたる幼年消防クラブ活動の功労
を労われました。
そして、第2部の 演技発表へと移り、「ふれあって広げよう
防火の輪」をテーマに町内の幼年消防クラブ4団体が「よさこ
いソーラン」などの演技や「手のひらを太陽に」などの合唱を
披露しました。みんな日頃の練習の成果を存分に発揮して、元
気いっぱいの踊りや歌声で大会を大いに盛り上げました。
また、少年少女消防クラブ、婦人消防隊、女性会防火ク ラブ
の方々も演舞などで大会に花を添え、演技の合間には、消防署
員による腹話術人形「消ちゃん」と「救ちゃん」が登場し、会
場は笑いに包まれました。
そして、最後に幼年消防 クラブ員全員で、「防火のちかい」
を力強く読み上げ、「火の用心」(府中町消防本部オリジナ
ル)を大合唱して閉幕しました。
クラブ員は、今回の大会を通し て多くの人と触れあい、楽し
むと同時に、防火への思いを強くしていました。
幼年消防クラブ育成事業の一環として、純真で感性あふれる
幼児たちが、楽しみながら防火の知識を身に付け、防火に対す
る理解を深める共に、幼児たちを通して家庭や地域住民の防火
意識を高め、「火事のない明るいまちづくり」の推進に寄与す
ることを目的に「幼年消防北桑田・船井地区大会」を開催いた
しました。
大会当日 には、北桑田郡、船井郡から17クラブ園、600名の
園児が集まり、防火の誓い、全クラブ員による記念合唱(手話
ソング)、スキップ楽団によるゆかいな音楽会等、会場一杯に
クラブ員の元気な声が響き渡り、火災予防の気運を盛り上げま
した。
見学 に来られていた保護者の方々から、子供たちが楽しみな
がら防火について学ぶ姿をみて、「今日のような企画を毎年実
施していただきたい」というありがたい意見をいただきました。
出雲消防本部管内の幼年・少年消防クラブの指導者や女性防
火クラブ員らが一堂に会し、これまでの活動を振り返ると共
に、防火につながる研修を積むことで、防火意識やクラブ間の
連携意識を高めようと、出雲市少年女性防火委員会は平成17
年11月9日(水)9時より「幼年少年女性防火クラブ指導者研
修会」を出雲市駅南町のビッグハート出雲で開催しました。研
修会には、幼年消防クラブ員、婦人防火クラブ員ら約200名の
方が参加されました。
研修会では、島根大学教授で出雲科学館館長の曾我部國久氏
が「事故から学ぶ防災教育」と題して講演を行いました。曾我
部氏は「有史以来人間は火を使うことを知り生き延びてきた
が、火を使うがために事故が起きる」と話し、整髪スプレーを
噴射させながら火を近づけると引火したり、水素を満たした風
船に火を近づけると風船が割れ、中の水素が燃焼するといった
実験を通じ、火が燃える仕組みを説明し、「火を消すには、湿
度、可燃物、酸化物のどれかを取ってやればよい」と、消火の
プロセスをアドバイスしました。
その上で、「火災などの事故が起きると、人はパニック状態
になり、どうしていいか分からなくなる。事故の60%は、不
慣れや過信が招く不注意による人的ミス。災害が来てからどうしようと考えるのではなく、事故から
学び事前予防しながら行動すること(防災)で、事故は防げる」と訴えました。
またこの日は、出雲市塩津町の塩津町女性消防隊による活動報告やJA四絡女性部婦人防火クラブに
よる救命寸劇、なかの保育園の園児でつくる幼年消防クラブ45人による鼓笛隊の演奏などがあり、最
後になかの保育園幼年消防クラブの子どもたちが「火遊びはしません」と防火の誓いを述べ、閉会と
なりました。
佐世保市消防局では、秋季火災予防運動の一環として平成
17年11月10日(木)に佐世保市体育文化館において、市内の
保育園や幼稚園28クラブ、1,500名の幼年消防クラブ員及びそ
の指導者、保護者、来賓者並びに消防職員など400名、合わせ
て1,900名が一堂に会し「第13回母と子の防火フェスティバ
ル」を開催しました。
この大会は、感受性の強い幼児期に、楽しみながら火に対す
る正しい知識を身につけてもらうと共に、各クラブの相互の交
流を深めてもらうことを目的として2年に1度開催しているも
ので、今回で13回目を数える恒例のイベントです。
式典では、各クラブ様々な“まとい”を先頭にクラブ員みんな
法被姿で入場し、「絶対に火遊びをしない、よい子になりま
す!」と、みんなで元気良く「防火の合い言葉」を誓い合いま
した。
式典後のアトラクションでは、消防音楽隊による演奏や消防
職員のぬいぐるみ寸劇で火の怖さを訴え、クイズでは消防隊や
救急隊の活動についてクラブ員に認識させ、最後にみんなで
「火の用心踊り」を元気に踊り、盛会のうちに終了しました。
綾瀬市少年婦人防火委員会では11月10日(木)綾瀬市民文
化会館において「あやせ消防フェスティバル2005」を開催
し、約1,400人の参加者を迎えました。
同委員会は婦人防火クラブ11クラブ、幼年消防クラブ8クラ
ブで結成されています。
このフェスティバルは隔年開催しており、今年は式典、屋内
の部、屋外の部と進行しました。
式典では幼年消防クラブが「絶対に火遊びはしません」と大
きな声で誓い合い、婦人防火クラブは地域の担い手として「防
火宣言」を行いました。
屋内の部では、幼年消防クラブ3クラブが防火演技として元
気に鼓笛演奏や遊戯等を披露しました。また、特別出演の春日
台中学校和太鼓部のみなさんが力強い和太鼓演奏を披露し、最
後に婦人防火クラブの消防音頭で屋内の部のフィナーレとなり
ました。
屋外の部では、はしご車体験乗車、消火体験、煙体験や各車
両を見学しながらのスタンプラリーが用意され、それぞれのコ
ーナーで体験したり見入ったりしていました。
消防車両と綱引きコーナーでは、幼年消防クラブ員と消防車
との綱引きが実施され、子供たちが力を合わせて一生懸命引っ張り、引き切った後には頑張りを称え
賞状が渡されました。
今回のフェスティバルを開催し、組織の強化、団結心の向上及び市民に対し火災予防の啓発が図
れ、大きな成果を得ることができました。
平成17年11月10日(木)、第11回幼年消防クラブのつどいが郡山市の郡山消防本部で開催されました。
市内の幼年消防クラブから約630名のクラブ 員が参加し、
「今日はちびっこ消防士!いつかは本当の消防士!」をテーマ
に楽しいイベントを繰り広げました。
草野長喜消防長が「火事になると大 切なものを失ってしまい
ます。火遊びをしないよう、自分より小さい子供たちに教えて
あげて下さい」と呼び掛けました。
クラブ員代表の子供たちが「火遊 びは絶対しません」と、元
気に防火の誓いを読み上げ、アトラクションでは消防署員と一
緒にステージに立ち、火災の危険を訴えました。
その後、クラブ員の子供たちは消防本部内を見 学し、展示された消防服やヘルメットなどを興味
津々の様子で見つめていました。
入間市幼年消防クラブ連合会
防火の誓い 秋の火災予防運動の事業として11月11日(金)にイオン入
間ショッピングセンターに於いて、来賓の入間市長、入間市消
防長をお迎えして第18回火の用心まつりを開催しました。
あいにくの曇り空でしたが、この日市内の幼年消防クラブ員
642名が集合し、元気に火の用心を呼びかけました。防火の誓
い、オープニング演技のあと、店舗1階を火の用心のうたにあ
わせてパレードし買い物中のお客様に防火のPRを行い、多く
のお客様から声をかけていただきました。
また、駐車場を体験コーナーとし、はしご車との綱引き、地
震体験、放水体験、煙体験と多くの体験を通じて防火意識を学
びました。最後に消防職員達によるファイヤーレンジャーショ
ーを観て火の用心まつりを終了しました。
今回の火の用心まつり開催にあたり、市民へのPR、雨天で
もパレードを実施できるということで初めての試みとして、市
内最大の大型店舗であるイオン入間ショッピングセンターに全
面的にご協力をいただきました。
オープニング演技
防火パレード
はしご車と綱引き
起震車体験
煙体験
放水体験
ファイアーレンジャーショー
ファイアーレンジャーショー
平成17年11月12日(土)秋の全国火災予防運動の行事とし
て、千塚保育園、志紀学園幼稚園、みよし保育園、あけぼの保
育園、あひる保育園の5園から年長組405名の園児が参加のも
と、第20回八尾市幼年消防クラブ防火フェスティバルが八尾
市立綜合体育館ウイングにおいて開催されました。
各クラブ員の代表が柴谷八尾市長に対して「火遊びはしませ
ん」と防火の誓いを宣言した後、各園の演技が始められまし
た。
かわいいコスチュームを着た園児たちは日頃からの練習の成
果を充分に発揮し、小太鼓・大太鼓などを操り見事なドリル演奏を披露しました。この演技には会場
から盛大な拍手が送られていました。
この行事を通じて、防火への関心を高め、火の怖さの意識付けが図れました。