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2007年2月

9.地方からの便り

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山口県 山口県消防クラブ連合会

 防災意識の高揚を目指す「消防学校フェスタ」が山口市の 山口県消防学校で開かれ、家族連れら約5,000人で賑わいま した。
 消防学校フェスタは、消防職員らの訓練を紹介するととも に参加者が災害や火災時に対処するための各種体験を通じて 防災を日常生活の中に組み込んでもらうことが目的で参加体 験型イベントを行い、午前中の式典では、県内の幼年防火ク ラブ員も参加しました。
 式典では、ダンス、バルーン演技など多彩を通じて火災予 防の重要性を強くアピールしました。
 当日は消防車や救急車の展示のほか、消防操法の実演や消防音楽隊による演奏会、台風14号災害 の写真パネル展示などがあり、防火衣を着た幼年消防クラブ員が的をめがけて放水したり、高さ約 15メートルまで上昇するはしご車に乗ったりなど様々なイベントが行われました。クラブ員たちは 隊員らと触れ合いながら、普段できない体験を楽しんでいました。はしご車に乗ったクラブ員は 「(高さ15メートルでは)人が小さく見えた。怖くなかったし、楽しかった」と話していました。
 また、山口県消防学校のプールを使っておぼれた人を県の防災ヘリ「きらら」で助ける水難救助訓 練も行われ、多数の来場者がそれを見守りました。
 消防職員による消防・防災訓練の披露、地震体験や消火・救助体験、救命手当など各種体験を通じ て、幼年消防クラブの育成拡大や防災思想の高揚を図ることができました。


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三重県 津市幼年婦人防火クラブ 津市消防本部

 防火思想の普及と各クラブの相互間における親睦を図るとともに、火災予防の輪を広げることを目 的に「防火のつどい」が開催されました。
 第1部の式典では津市長、津市防火協会会長の祝辞が行われました。
 第2部の発表会では、津市消防音楽隊、日生幼稚園幼年消防クラブ、白山銭太鼓クラブ、久居保育 園幼年消防クラブ、すぎのこ保育園幼年消防クラブによる演技が行われ、会場の皆様からは大きな拍 手がおくられました。続いて、幼年消防クラブ員による防火の誓い、参加者への参加賞授与が行われ ました。
 最後に閉会のことばが述べられ、盛会の裡に閉会となりました。
 防火のつどいの開催により、地域への防火啓蒙が図られ、また、各クラブ間へ防火意識の高揚が図 られました。


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静岡県 磐田市少年女性防火委員会
磐田市消防本部

 磐田市少年女性防火委員会などが主催する「安全・防火フェア2006」が磐田市の今之浦公園で開 かれました。子供や親子連れら約6,000人がさまざまな体験を通じて、防火、防災について学びまし た。
 安全・防火フェアは、少年消防クラブ員、女性防災クラブ員らが一堂につどい、防火意識を再確認 するとともに、クラブ員等が相互交流をすることによって、民間防火団体の活動を広く一般住民に PRするとともに、防火意識の啓発と高揚をうながし、もって安全で住みよいまちを守り続けてゆく ことを目的に開催されたものです。
 市内の防火・防災など、約20の団体が協力し、会場には水消火器や明治時代に使われていた腕用 ポンプの体験、起震車、ミニパトカーの試乗、交通安全ビンゴなど、さまざまなコーナーを設けまし た。30メートル級のはしご車への試乗体験は、子供たちの人気を集めました。
 また、ことし6月から新築住宅に設置が義務付けられた火災報知機を展示しました。ステージで は、中高生のブラスバンドや同市消防団ラッパ隊の演奏、抽選会、安全防火祈願のもち投げが繰り広 げられました。
 消防関係者・危険物安全関係者・防犯関係者・交通安全関係者など様々な機関との交流が図られ非 常に有意義なものとなりました。
 また、抽選券付きチラシを全戸配布したほか、保育園、幼稚園、学校関係にチラシを配布したこと により、幼児、児童の保護者の来場者が増え、地域住民に対し安全・防火について啓発を図ることが できました。


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愛媛県 西条市幼少年婦人防火委員会
西条市消防本部

 「第2回西条市少年消防クラブ大会」が西条市総合体育館 で開催され、幼・少年消防クラブ員ら約1,000名が参加しま した。
 この大会は少年消防クラブ員が研究、学習又は体験してき た成果を発表し、クラブ員の意識を養うとともに、レクレー ションをとおしクラブ間の相互理解と親睦を深めることを目 的として開催されたものです。
 開会の辞の後、多賀小学校少年消防クラブ員の代表挨拶が 行われました。
 その後、神戸少年消防クラブ「命を守る 準備、できていますか」、多賀小学校少年消防クラブ 「防災に取り組もう」、禎瑞小学校少年消防クラブ「役立つ情報、お知らせします」、西条小学校少 年消防クラブ「地震に負けるな!私たちの西条」の4少年消防クラブによる研究発表が行われまし た。
 また、たから幼稚園幼年消防クラブの器楽合奏(こぎつね・威風堂々)、西条市女性消防団員によ る防災カルタ大会、119番通報の説明及び心肺蘇生法の実演が行われ、最後に禎瑞小学校少年消防ク ラブ員による誓いの言葉が宣誓され、盛況の裡に閉会となりました。
 大会を通して、少年消防クラブ員が研究、学習してきた成果を発表し、クラブ員としての意識の高 揚を図るとともに、レクレーションを通じて、クラブ間の親睦を深めることができました。


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京都府 京都中部広域消防組合消防本部

 「幼年消防亀岡地区防火のつどい」をガレリアかめおかコ ンベンションホールにおいて開催しました。
 これは、幼年消防クラブ育成事業の一環として、幼児達が 互いに交流し、楽しみながら防火に対する理解を深めていく ことや、幼児達を通して家族や地域住民の防火意識の高揚を 図り「火事のない明るいまちづくり」の推進に寄与すること を目的としています。
 大会当日は、亀岡市の幼年消防クラブ8園とクラブ園以外 の2園の合計10園、1,000名の園児が集まり、防火の誓いを 宣言したり、記念合唱をしたり、また、クッキーズによる「歌はともだちコンサート」等、会場いっ ぱいに園児の元気な声が響き渡り、火災予防の気運を盛り上げました。


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福井県 若狭消防組合消防本部

 おおい町運動公園格技場において(財)日本防火協会との共催で、町内5保育園から園児約300 名、保育士20名、保護者約150名の参加のもと、「親子の防火フェスティバル」を開催しました。
職員が企画、構成した寸劇「出現・怪人メラメーラ」では、子供が親にないしょで焚き火をしている ところに怪人メラメーラが登場。子供に「もっと大きな火を燃やせ」と囃したてる。
 そこに正義の味方、ファイアーレンジャー3人が登場。会場の園児たちの大きな声援を受け、怪人 メラメーラをこらしめました。
 ストーリーは簡単でしたが、子供たちにはおおいにうけました。特に、ファイアーレンジャーの身 の軽さ?には園児一同大爆笑でした。
 寸劇最後には、登場した消防士のお話に、真剣に耳をかたむけ、園児全員大きな声で「火遊びはぜ ったいしません」と防火の誓いをしました。
 ファッションショーでは、それぞれの消防服が登場すると「かっこいいー」の声があがりました。  消防音楽隊ミニコンサートでは、アニメソング「サザエさん」や「世界でひとつだけの花」などを 演奏、フィナーレの「ビリーブ」では全員で大合唱をしました。
 その後、園児がお遊戯や太鼓を披露しました。
 保育園からのPR効果もあり園児の家族はもちろん、一般の見学者も多数参加され、各家庭におい ての防火に対する話題の提供になったのではないかと思います。
 「火災予防教育は幼少期から」をスローガンに、継続して行き たいと考えております。


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宮崎県 延岡市消防本部

 BFC加盟校である延岡市内の小・中学校(加盟校47校)に防火作品の募集を行ったところ、加 盟校の40校から多数の応募がありました。
ポスター、書写、詩、作文、及び標語合わせて約14,000点の応募あり、校内審査を経てそのうちの 1,748点が消防本部に出品されました。
 ポスター376点、書写642点、作文138点、詩133点、標語459点をBFCの役員である5校の校長 が審査し、延岡総合文化センターに展示されました。
 約4,000名の観覧者があり、「自分たちの作品が展示されてとても嬉しかった」「孫の作品を見に 来ましたが、孫の成長にびっくりします」「子供とは思えない作品ばかりでとても感動しました」等 大好評でした。
 また、地元夕刊紙やケーブルテレビ等にも取り上げられ、防火意識の高揚を図るとともに、特選作 品のうち、特選ポスター1席を800枚、特選標語上席3点を500枚印刷し、春季火災予防運動期間前に 市内の各事業所に配布し、更なる火災予防の啓発を行う予定です。


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埼玉県 入間市幼少年女性防火委員会
入間市幼年消防クラブ連合会


防火パレード
 入間市幼年消防クラブ連合会では、忙しい時期にもかか わらず全面的にご協力をしていただいたイオンショッピン グセンタージャスコ入間店に於いて、来賓に入間市長、入 間市消防長、入間市消防団長を迎え、第19回火の用心まつ りを開催いたしました。
 連合会会長の挨拶のあと、代表クラブ員により市長、消 防長へ手作りの花束を贈呈しました。
 みんなで行った防火の誓いは青空にとどくような大きな 声でした。
 オープニング演技では高倉保育所幼年消防クラブ員が元 気な演技を披露し、会場からは大きな拍手が送られまし た。
 引き続き行われた防火パレードは、火の用心の歌が流れるジャスコ入間店の店舗内で行われ、買い 物に来ている多くのお客様に笑顔で防火を呼びかけました。お客様からは「頑張って」と声をかけら れ、クラブ員はニコニコとそれにこたえていました。
 防火パレードが終わると、クラブ員が待ちに待っていた様々なことを体験する時間です。
 放水体験では、お友達とホースを持ち、「火事だ火を消せ」の標的に向かって勢いよく放水をしま した。
 地震体験では、震度7で揺れる起震車なまず号に乗ってみんなで頭をかかえて小さくなりました。
 煙体験では、お友達と手をつないで、ハンカチで口と鼻を押さえて前が見えなくなってしまうくら いの煙の中を通過しました。
 さて、最後の体験ははしご車との綱引きです。消防職員と女性防火クラブ員の声援をもらって、大 きなはしご車に負けないようにみんなで力をあわせて頑張りました。
 火の用心まつりの最後を飾るのは、「ファイアーレンジャーショー」ファイアーレンジャーオレン ジとイエローが火事の悪魔デビルファイアーと煙の怪人ケムケムとモクモクを退治する寸劇です。ケ ムケムとモクモクは秘密兵器「住宅用火災警報器」で退治し、デビルファイアーはクラブ員の大声援 と放水銃で退治できました。
 クラブ員たちは、多くのことを体験して、多くのことを学ぶことができました。


煙体験

放水体験

ファイアーオレンジ・イエローの
デビルファイアー退治

地震体験

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奈良県 西和消防組合消防本部

 西和消防組合消防本部(消防長 田中輝夫)では、11月10日(金)に生駒郡三郷町にある「介護老 人保健施設 もののみの郷」(理事長 紀川彌衛)にて、秋の火災予防運動行事の一環として「幼年消 防クラブ員とお年寄りによる防火のつどい」を実施しました。
 この行事は、生駒郡三郷町の南畑幼稚園幼年消防クラブ員(代表 大東恭子)35名が、「もののみ の郷」の入居者約60名に防火訪問を行い、音楽合唱などを通じ交流を図り、老人福祉施設における 防火安全の啓発を行いました。
 まず、幼年消防クラブ員が「ナキムシのうた」「パフ」の歌を披露し、入居者と一緒に「じゃんけ んゲーム」を行いました。最後にクラブ員の手作りのペンダントを入居者のおじいさん、おばあさん にプレゼントし、「火の用心して、いつまでもお元気で」と声をかけると「ありがとう」と盛大な拍 手をいただき、小さな幼年消防クラブ員と入居者にとって思い出の残る行事となりました。


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愛知県 知多中部広域事務組合消防本部

 知多中部広域事務組合消防本部は、愛知県知多半島のほ ぼ中央に位置する半田市、阿久比町、武豊町、東浦町の1市 3町を管轄する消防本部です。
 当消防本部では、東浦町産業まつり、武豊町産業まつ り、はんだふれあい産業まつりにおいて「消防ふれあい広 場」を実施しました。
 この消防ふれあい広場は、火災が発生しやすい気候とな る時季を迎えるにあたり、住民とのふれあいの中で防火思 想を普及し、火災の発生防止及び火災による被害の軽減を 図ることを目的として実施しています。
 また、はんだふれあい産業まつりでは、長根幼稚園幼年 消防クラブ員350名がはしご乗りや鼓笛演奏を披露し、来場者に対して広く火災予防を訴えました。

1 東浦町産業まつりでの消防ふれあい広場
実施内容
  ア 防災に関するアンケート及び相談コーナー
  イ 住宅用火災警報器の義務化に関する普及PR
  ウ 水風船釣り
  エ 少年消防クラブ員の防火作品展示
  オ 防災グッズの展示
  カ 消防車、救急車の展示
  キ はしご車への搭乗

2 武豊町産業まつりでの消防ふれあい広場
実施内容
  ア 防災に関するアンケート及び相談コーナー
  イ 住宅用火災警報器の義務化に関する普及PR
  ウ 水風船釣り
  エ 少年消防クラブ員の防火作品展示
  オ 防災グッズの展示
  カ 消防車、救急車の展示
  キ はしご車への搭乗

3 はんだふれあい産業まつりでの消防ふれあい広場
実施内容
  ア 防災に関する防災クイズ及び相談コーナー
  イ 住宅用火災警報器の義務化に関する普及PR
  ウ 水風船釣り
  エ 「火の用心」の文字入りヘリウム風船の配布
  オ 少年消防クラブ員の防火作品展示
  カ 防災グッズの展示
  キ 非常食の展示及び試食
  ク 消防車、救急車の展示
  ケ はしご車への搭乗
  コ 消防音楽隊の演奏
  サ 救急法の指導
  シ 長根幼稚園幼 年消防クラブ員によるはしご乗り及び鼓笛演奏
  ス 長根幼稚園幼年消防クラブ員による住宅用火災警報器の義務 化に関する普及PR


幼年消防クラブカラーガード

幼年消防クラブ員による防火PR

幼年消防クラブ鼓笛演奏

幼年消防クラブはしご乗り

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愛知県 豊橋市消防本部

 豊橋市女性防火クラブ連絡協議会と豊橋市消防本部では、女性防火クラブ員を対象とした防火防災 研修会を豊橋市公会堂で開催しました。
 講師には、平成16年10月の新潟県中越地震において、当時総務省消防庁災害対策官として現地に 赴き、被災地の災害復旧・復興に尽力されました、広島県財政室長の重徳和彦氏を迎え、講演をして いただきました。
 講演は、「大地震の現場で起きたこと ~新潟県中越地震の被災地にて~」と題して行われ、ハイ パーレスキュー隊による皆川優太ちゃんの救出作業については、作戦会議の段階から携わった重徳さ んならではの詳しい経過説明や、今後の災害対策については、被災者から直接意見を聞くために、避 難所に一泊した経験を踏まえた問題提起もなされ、参加した約250名のクラブ員も熱心に聞き入って いました。


講師の重徳和彦氏

講演の様子

前田女性防火クラブ連絡協議会副会長

内田豊橋市消防長

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