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2008年5月

6.婦人防火クラブ連絡協議会 会長だより ~滋賀県 藤原会長

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滋賀県女性防火クラブ連絡協議会会長 藤原 いと


滋賀県女性防火クラブ連絡協議会は、611クラブ、約2万人のクラブ員で構成されています。私たちがこれまで防火広報活動を行ってこられたのも、多くの方に支えられたおかげであり、また感謝の気持ちで一杯です。
 昭和60年、地元山上町婦人消防隊が発足し、参加したのが私と消防との出会いでした。「家庭の防火は婦人の手で」という強い目的に心を打たれ、それからは無我夢中で突っ走ってきました。阪神・淡路大震災では、「何かできることはないか」との想いで現地に赴き、炊き出し活動を実施しました。大津市の連合会会長、滋賀県の連絡協議会会長となってからも全国女性消防操法大会への出場、日本女性会議セレモニーでの一斉放水など、様々な行事への参加や防火を目的とした行事の開催や普及活動に力を入れてきました。今までの活動の実績は、私たちの活動への自信に繋がる所です。しかし、それ以上に嬉しいことは活動を通じて同じ目標を持つ仲間と出会い、そして支えあってこられたことです。目標を達成した喜びを仲間で共有できる時、全身に込み上げる喜びは何ものにも変えがたいものがあります。昨年、大津市女性防火クラブ連合会は発足20周年を迎えました。大勢の仲間と笑顔で迎えられたことは、私の宝物です。
 近年は防火だけでなく、防災への活動にも力を入れるようになりました。もちろん困難な壁にぶち当たることもあります。それでも私たちは、先人たちの築かれた礎にクラブ員の友情と強い行動力を結集し、安全、安心なまちづくりの為、皆で一緒に前進していく覚悟です。
 仲間、家族、健康、様々なことへの感謝を忘れずに・・・。


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