地元の婦人(現・女性)防火クラブ会長に就任して以来約25年。
私たちの所属する地区女性防火クラブは、地域の女性会を母体に組織し、8単位約3,300名で活動しています。
平素家庭を守る我々主婦は、応急手当、初期消火の重要性から講座を通じ、知識と技術を身につけ「まさか」の時に備えたい。そのような事から3年おきに地区消防、日本防火協会の共催を頂き、開催し来年は第9回目の大会となります。
参加者600名(関係者含む)救急蘇生技術講習・初期消火訓練・緊急炊き出し訓練を行う。炊き出し班では早朝7時より参加し、おにぎり、温かいうどん等の炊き出しをして、海風の強いグランドでの寒さから、会員一同ホッと、なごむ昼食時間となっています。
また、毎年12月になると、会員による手作りおはぎを作成し高齢者、ひとり暮らしの方々にプレゼントしています。
回を重ねて24年になります。町内一斉に訪問し「こんにちは、お元気ですか、体に気をつけて、よいお正月をお迎え下さい、そして火の元には呉々も用心して下さい」とお渡しすると「有り難うございます。これが毎年楽しみです。」と大変喜ばれます。
次に、昨年月から住宅用火災警報器の共同購入を始めました。住民の大切な命を火災から守るのはもとより、悪徳な訪問販売に遇われないようにするためです。地域全体に住宅用火災警報器の普及PR活動を引き続き行い「安心・安全な町づくり」を目指して頑張りたいと思っております。
※こちらは東京法令出版㈱発行の「消防防災」2008夏季号(25号)に掲載されました。