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2008年8月

7.婦人防火クラブ活動について

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岐阜市女性防火クラブ運営協議会


講習会受付
 平成20年6月16日(月)・17日(火)岐阜市女性防火クラブ運営協議会と財団法人日本防火協会の共催による第28回岐阜市女性防火クラブ指導員講習会を開催しました。岐阜市消防本部・岐阜南消防署・北部コミティセンターの3会場に分かれて計230名が参加しました。
 この指導員講習会は、各地域の女性防火クラブ員で指導的な立場にある者に対して、必要な知識及び技術を身に付けさせることを目的に行われる講習会です。
 今回の講習会では、①住宅防火対策②地震対策の2点を重点内容として、住宅防火対策では早期住宅用火災警報器設置(岐阜市では2011年義務化)と設置場所並びに設置理由の解説を行いました。地震対策として、まずは起震車に乗車し震度6弱の地震を肌で感じてもらった後、地震が発生した際の注意事項を説明しました。

初期消火訓練(左)と講習会(右)

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兵庫県 尼崎市消防局

 平成20年6月26日(木)に尼崎市防災センターにて、尼崎市婦人防火クラブ連絡協議会役員会・運営委員会を実施し、その後「平成20年度尼崎市婦人防火クラブ連絡協議会研修会」が行われました。


役員会の様子

運営委員会の様子

 尼崎市には、63クラブの婦人防火クラブと3,800名程度の婦人防火クラブ員がおり、総合訓練への参加やクラブごとの消防訓練、防火研修、救命講習等を積極的に実施していただき、家庭における防火の中核的な存在として活躍していただいています。
 今年度の研修会は、総務省消防庁より講師として鈴木恵子氏をお招きして、「目からウロコ!の住宅防火」と題しまして、住宅防火に関するご講演をしていただき、市内38クラブ127名が参加されました。

研修会の様子
講師:総務省消防庁 消防技術政策室 主任研究官  鈴木 恵子氏


 尼崎市では既存住宅の住宅用火災警報器の設置について、火災予防条例により平成23年5月31日までの設置が義務化されており、消防局においても普及促進のため自主防災組織等を対象としてPR活動を実施していますが、さらなる普及促進を図るため今回の研修会のテーマとしました。
 講演では、身近な話題である住宅火災について、最近の焼死者の傾向・原因及びその対策を分かりやすく説明していただき、住宅防火に対する意識啓発を図ることができた他、住宅火災による死者が出た背景など、普段の生活で何気なく通り過ぎていて気付かないようなポイントも講演していただき、クラブ員の方々も合点の表情で閉会となりました。

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