高岡市少年婦人防火委員会
4月下旬から6月にかけて高岡市では、「幼年消防クラブの集い」を各消防署と(財)日本防火協会の共催により毎年実施しています。
この集いは、市内の4つの消防署が、消防署ごとに管内の幼稚園、保育園のクラブ員を集めて実施、57幼年消防クラブが集まり、1,490名のクラブ員が防火の誓いをしました。
各消防署とも異なったアトラクションを企画して幼年消防クラブ員が興味を持って楽しく防火を学べるよう工夫しました。
クラブ員は、防火ワッペンや記念品を受け取った後、署員が演じる劇や高岡市消防音楽隊の演奏を鑑賞し、最後に「火あそびは、絶対にしません」と力強く誓いました。
また、富山県内では平成20年6月1日からすべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務化されており、住宅用火災警報器の必要性について、クラブ員にわかりやすく説明し、防火意識を高めました。
煙中体験コーナーにて(福岡署)
わかりますか。住宅用火災警報器(戸出署)
資器材の見学(高岡署)
ハシゴ乗り演技の見学(伏木署)
熊本県 天草広域連合消防本部
短冊に防火の願いをこめて笹の葉に 松島分署では7月5日、「防火七夕フェア」を開催しました。
幼年消防クラブ員が楽しみながら防火意識を高めるとともに、防火七夕飾りで地域住民への火災予防を呼びかけているもので今年が7回目。上天草市松島町内6つの幼年消防クラブ員と保護者、約150人がそれぞれ願いごとを書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉につるし、6本の防火七夕飾りが完成しました。
会場内では煙体験ハウスやミニ消防車の乗車体験、ロープ渡り体験、水消火器や水バケツによる消火リレーなども行わ
七夕フェアに集まった
幼年消防クラブ員とその父兄れ恒例のバルーンアートでは保護者も参加して大盛況でした。
私にも出来るように水消火器訓練
幼年消防クラブ員による放水
新潟県 新発田地域広域消防本部
新発田地域広域消防本部では、6月13日(金)新発田市カルチャーセンターにおいて、(財)日本防火協会との共催で第14回「幼年消防ふれあい広場」を開催いたしました。当日、広域管内の幼稚園・保育園22クラブの年長児792名の幼年消防クラブ員と引率の先生79名、消防職員35名、保護者約100名の約1,000名が参加いたしました。
会場は屋外と屋内に各イベントコーナーを設け、屋外では消防車両展示、濃煙体験、起震車による地震体験や職員の手造りによるミニ消防車での放水体験コーナーがあり、子どもたちが驚きや歓声を上げながら各コーナーを体験していました。もう一方の屋内ではバケツリレーで火災を消火する消火リレーコーナー、保育園の元園長先生2名による腹話術コーナーを設けました。腹話術は3回行われ、コーナーに集まった200名以上の子どもたちが出演者の先生や腹話術の人形からの問いかけに対し、全員が一斉に返事をしたり、手を上げて答える姿には引率の先生や保護者、職員も非常に驚きました。
わずかな時間ではありましたが、「幼年消防ふれあい広場」を通じて子どもたちは、火災や地震それに対する防災意識を認識したと感じました。
放水体験
みんなにとても好評だった腹話術