大阪府婦人防火クラブ、佐賀県女性防火クラブ、奈良県女性防火・防災クラブの各連絡協議会で、新会長が就任されましたので紹介させて頂きます。
大阪府婦人防火クラブ連絡協議会
田中夏美会長 この度、大阪府婦人防火クラブ連絡協議会役員会の役員選任によりまして、故小林次子前会長の後任として会長に就任いたしました田中 夏美と申します。
会長就任にあたり、大きな責任と不安を感じているところですが、財団法人日本防火協会、大阪府、枚方寝屋川消防組合消防本部を始めとする関係機関や、府内の婦人(女性)防火クラブ員等の皆様方のお力をお借りしまして責任を全うしたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、私ども大阪府婦人防火クラブ連絡協議会は、昭和60年3月に設立し、「家庭防火は主婦の手で」をスローガンに、火災予防広報や応急救護活動など、地域での火災に対する意識啓発に努めてまいりました。
平成18年には、設立20周年を機に、「防災は 一人ひとりの かけ声で」を新たなキャッチフレーズとして定め、関係機関とも連携を強化し、各種の研修や講演会、防災訓練など、様々な機会を通じて、リーダーを含むクラブ員の資質向上に励みながら、住宅用火災警報器の設置促進をはじめとする防火・防災活動を展開してきたところです。
大阪府内では、住宅火災による死者数が増加傾向にあり、また、東南海・南海地震の発生も危惧されております。
自主防災組織の要として、関係機関とも連携を深めながら、クラブ員の資質向上と地域に根ざした活動をより一層推進してまいりたいと存じます。
何卒、15年余の永きにわたり会長として大阪府婦人防火クラブ連絡協議会の発展に大きく寄与されました小林前会長同様、皆様方のご支援ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げ、簡単ではございますが会長就任のご挨拶といたします。
奈良県女性防火・防災クラブ連絡協議会
荻野末子会長 さわやかな秋晴れの10月10日の佳き日、奈良県下35クラブ、2,036名を以て「奈良県女性防火・防災クラブ連絡協議会」を設立し、記念式典を開催することができました。会長の大任を拝命致しました奈良市の荻野末子と申します。使命を感じ、情熱を持って、皆様と共に歩んで参る所存でございます。
多数の世界遺産を有し、文化財の宝庫「日本のふるさと 古都 奈良」は遷都1300年祭を迎えようとしています。"1日も早い設立を"と願っておりました私共クラブ員一同にとりまして、この意義ある時期に晴れの日を迎え、全国、近畿の皆様と共に活動させて頂けるスタートラインに立つことができた喜びはひとしおであり、防災面で一翼を担える活動をさせて頂けることを誇りに感じますと共に身のひきしまる思いが致します。これもひとえに消防庁、日本防火協会をはじめ、県市町村の関係機関の皆様方のご尽力の賜物と心より感謝申し上げます。
今までの各クラブの活動をより拡充し、情報の共有化を図りつつ、災害時も迅速に対応できる協力体制を確立し、力を合わせて一歩一歩積み重ねていけるよう頑張って参ります。しかしながら、未熟な私共ですので、関係機関の皆様、諸先輩方のあたたかい見守りとご指導を賜りますよう重ねてお願い申し上げまして、ご挨拶とさせて頂きます。
佐賀県女性防火クラブ連絡協議会
森カヲル会長 この度、佐賀県女性防火クラブ連絡協議会会長に就任しました森カヲルと申します。
永らく務めて来られました時津凉歌前会長の後を引き継ぐこととなり、身に余る光栄とその重責に戸惑っているところですが、財団法人日本防火協会を始めとする関係各位や県内女性(婦人)防火クラブの皆様の御支援御指導を賜りながら精一杯努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、県内の火災状況をみますと、依然として出火原因ではコンロからの出火が高い割合を占めており、各家庭の台所などで火気を使うことの多い女性を中心に防火意識の普及を図ることが重要です。そのためには、「自分たちの街は、自分たちで守る」という防火・防災思想の普及こそが、火災の発生を減らす第一歩であると考えます。
私ども佐賀県女性防火クラブ連絡協議会は、昭和57年に発足し、県下に46クラブ、約1万人の会員を擁しており、地域における自主防災活動のまとめ役として、県民の防火・防災意識の高揚と安全な地域社会づくりのために、火災予防の知識修得や有事の際の相互協力体制の整備に努めており、消防機関等の協力を得ながら初期消火訓練や各家庭の防火診断等の各種防火活動に日々、取り組んでいるところです。
今後とも、県内女性(婦人)防火クラブの健全な育成と相互の連携を密にし、県民の防火・防災思想の普及に努めてまいりますので、皆様方のなお一層の御支援御指導を賜りますようお願い申し上げます。