HOME  > 防火ネットニュース8月号  > 3.9月1日は防災の日

2012年8月

3.9月1日は防災の日

目次 次頁

防災訓練に参加しましょう~災害に備え、防災知識の向上をめざす~

総務省消防庁 応急対策室

 わが国では、毎年のように地震、台風、集中豪雨などの自然災害が発生し、各地で多くの被害が出ています。なかでも、平成23年3月11日に発生した東日本大震災は、平成24年3月11日現在で死者・行方不明者が1万9千人を超え、平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を大きく上回る戦後最悪の自然災害となりました。
 さらに、首都直下地震や南海トラフの巨大地震といった大規模地震の切迫性も指摘されています。
 このような状況の下、被害を最小限に抑えるためには、国民一人ひとりが災害に対する正しい知識を身につけ、いざというときに落ち着いて的確な行動をとることが重要であり、そのためにも、各地方公共団体、企業、地域コミュニティなどで行われる防災訓練に積極的に参加することが望まれます。
 防災訓練では、情報の収集伝達、避難・誘導、初期消火、応急救護、地震体験など実践的な対応を経験することにより、一人ひとりが災害発生時の対応策を身につけることができます。また、いつ起きるかわからない地震・津波災害などに対する備えは、常日ごろから防災意識を持って生活することや防災訓練の体験などによって培われるものといえます。
 国や地方公共団体では、毎年9月1日の「防災の日」及び8月30日から9月5日までの「防災週間」を中心に防災訓練を行いますので、積極的に参加し、いざという時に対応できる力を身につけましょう。

*防災訓練の日程は地域によって異なりますので、詳細はお住まいの地方公共団体にお問い合わせください。

地域で行われる防災訓練へは、自分の住んでいる地域の方々と共に“いざという時どうするか” という心構えで参加体験し、家族みんなで防災について話し合いましょう。

総務省消防庁 生活密着情報
http://www.fdma.go.jp/html/life/jisin2jisin.html  「地震などの災害に備えて~地震に自信を~」をぜひ参考にしてください。

(総務省消防庁「消防の動き 2012年7月号より)

このページの上に戻る
目次