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2012年10月

2.平成24年(1月~3月)における火災の概要 ―総務省消防庁

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 平成24年(1月~3月)における火災の概要(概数)

総務省消防庁 防災情報室

 前年同期と比較すると、総出火件数が減少するとともに、火災による死者数も減少しています。

① 総出火件数は12,664件、前年同期より3,741件の減少
 総出火件数は、12,664件で、前年同期より3,741件減少(-22.8%)しています。火災種別でみますと、建物火災が897件減少、車両火災が185件減少、林野火災が488件減少、船舶火災が1件減少、その他火災が2,170件減少しています。

② 総死者数は677人、前年同期より54人の減少
 火災による総死者数は、677人で、前年同期より54人減少(-7.4%)しています。負傷者数は、2,074人で、前年同期より431人減少(-17.2%)しています。

③ 住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は446人、前年同期より40人の減少
 住宅火災による総死者(放火自殺者等を除く。)数は446人で、前年同期より40人減少(-8.2%)しています。このうち65歳以上の高齢者は304人で、前年同期より18人減少(-5.6%)していますが、住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数の68.2%を占めています。

④ 出火原因の第1位は「放火」、第2位は「たばこ」です。
 総出火件数の12,664件を出火原因別にみると、「放火」1,404 件(11.1%)、「たばこ」1,208 件(9.5%)、「こんろ」1,013 件(8.0%)、「放火の疑い」912 件(7.2%)、「ストーブ」831 件(6.6%)の順となっています。また、「放火」及び「放火の疑い」を合わせると2,316 件(18.3%)となっています。

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