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2013年8月

7.【幼少年活動】高岡市幼年消防クラブの集いを開催ほか〔新発田、塩釜、泉佐野〕

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高岡市幼年消防クラブの集いを開催しました。

富山県 高岡市消防本部

「防火の誓い」
「防火の誓い」
 高岡市では、「幼年消防クラブの集い」を市内4消防署と(一財)日本防火・防災協会の共催により毎年実施しています。
 この集いは、消防署ごとに管内の幼稚園、保育園のクラブ員を集めて、今年は4月24日から6月21日の間で4回に分けて実施し、54幼年消防クラブ、1470名のクラブ員が防火の誓いをしました。
 クラブ員は、防火ワッペンや記念品を受け取った後、署員が演じる防火寸劇や高岡市消防音楽隊の演奏を鑑賞し、最後に「火あそびは絶対にしません」と力強く誓いました。
 また、各消防署がそれぞれに工夫を凝らしたゲームや体験コーナーを設け、クラブ員や見学に訪れた保護者の防火意識を高めました。

消防資器材等着装体験
消防資器材等着装体験
利長くん「住警器クイズ」
利長くん「住警器クイズ」

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幼年消防ふれあい広場を開催

新潟県 新発田地域広域事務組合消防本部

園児879名が参加
園児879名が参加
 このイベントは、幼年期における防災教育の重要性を考慮し火遊びの防止と防火思考の普及並びに消防の仕事に対する理解を深めることを目的としており平成7年から開催し今年で19回目となります。
 今回6月14日(金)に行われたこのイベントは、天候にも恵まれ、参加した当消防本部管内の施設は昨年より2施設多い32施設となり園児879名、引率者129名、その他多数の保護者が集まりました。
 工夫を凝らして、子供たちと楽しみながら火の恐さや大切さを教え、防火の心を育めるように、当本部職員46名が各コーナーに分かれて暑い中、笑顔を絶やさずに対応しました。
 特に子供たちに人気があったものは、起震車を使用し過去の地震の揺れによる怖さを体験してもらい、避難の仕方を教える地震体験コーナーや、子供用のヘルメットと防火衣を被りホースを持ち消防士になりきって、職員が作成したミニ消防車(消ちゃん号)から水を出して目標の的に当てる放水体験コーナーでした。

過去の地震の揺れによる怖さを体験
過去の地震の揺れによる怖さを体験
消防士になりきって放水体験
消防士になりきって放水体験

 また、2名の女性講師の方が人形と身振り手振りを使って子供たちに防火の大切さを教えていた腹話術コーナーでは、子供たちが真剣な眼差しで聞いていたのが印象的でした。この他にも水を掛けて消火する模擬体験として、みんなで必死になってバケツに白玉を入れ火災現場に見立てた置物の中に白玉を入れるバケツリレーコーナーや濃煙体験コーナー、記念写真コーナーなどを設けました。
 参加した子供たちや先生方からも、「大変楽しかった、来年もお願いします」という声が多く好評でした。
 来年は、20回という節目となります。防火意識をしっかり持った次世代のため、クラブ加入幼稚園・保育園とともに、今後とも地域における防火防災思想の普及の一助となるような活動を行っていきたいと思います。

防火の大切さを教える腹話術コーナー
防火の大切さを教える腹話術コーナー
はしご車搭乗体験
はしご車搭乗体験

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第27回塩釜地区幼年消防クラブ地区大会を開催

宮城県 塩釜地区消防事務組合消防本部

 塩釜地区消防事務組合消防本部では、今年で27回目となる「第27回塩釜地区幼年消防クラブ地区大会」を去る6月19日(水)塩釜ガス体育館で、管内保育所、幼稚園33クラブ園児数858名関係者407名総勢1,265名の参加のもと、(一財)日本防火・防災協会の共催を得て実施いたしました。
 協会から交付を受けた塩釜聖光幼稚園の鼓笛隊の生演奏で入場行進が始まり、クラブ員全員を、動物キャラクターごとにチーム編成し、水に見立てた玉を炎が燃え盛る籠に水玉を入れる(玉入れ競技)競技をしました。

クラブ員による鼓笛演奏
クラブ員による鼓笛演奏
遊戯(玉入れ)
遊戯(玉入れ)

 更に「火」「用」「心」をモチーフにした神輿3体と纏8本が「ワッショイ・ワッショイ」の掛け声で会場内を練り歩き、塩釜ひまわり幼稚園の鼓笛演奏に合わせて「火の用心の歌」を合唱しました。その後、「ぜったいに火遊びはしません」等の「防火の誓い」をして楽しく防火の学習をすることができました。また、消防職員による、防災劇、地元放送局(仙台放送)のキャラクター「ジュニ君」によるジュニ体操も大いに盛り上がり会場は楽しい防災学習のひと時で終えました。

防火みこし
防火みこし
防火のちかい
防火のちかい

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「目指せ、火災予防思想普及のリーダーを!」 (第39期 泉佐野市少年消防クラブ結成式)

大阪府 泉州南消防組合 泉佐野消防署

結成式に参加したクブ員達
結成式に参加したクブ員達
 平成25年6月22日(土) 午前10時から、泉州南消防組合 泉佐野消防署(署長 戎谷 始)では、第39期 泉佐野市少年消防クラブの結成式が行われました。
 制服に身を包んだクラブ員達〔小学5・6年生の男女35名(男子21名・女子14名)〕は、教育長、消防署長をはじめとする5名のクラブ顧問から激励を受けた後、クラブ員の代表である委員長の村上和輝くん(市立日根野小学校5年生)が、「他校のクラブ員とみんなで協力して、しっかり防火防災について勉強します。」と抱負を述べ結成式は終了しました。
 式典終了後には、第1回例会を実施し、泉佐野消防署職員から、泉佐野市や全国の火災件数や原因などの概況をもとに、火災の予防方法とその重要性について学び、火災を発見したときに行わなければならない3つの行動「火災発見時の三原則(知らせる・消す・逃げる)」など、火災についての講話を聴きました。その後、消防庁舎や消防車の見学を行ったクラブ員は、消防の仕事について理解を深めるとともに、今後の活動へより一層関心を高めました。

クラブ顧問から激励を受けるクラブ員
クラブ顧問から激励を受けるクラブ員
消防庁舎や消防車を見学
消防庁舎や消防車を見学

〔クラブ紹介〕
 泉佐野市少年消防クラブは、市内13小学校の5、6年生を対象に公募により結成しており、子どもたちが正しい防火防災の知識を身につけ、学校や地域社会で火災予防を普及するリーダーとなるよう、 結成式から翌年3月の修了式までの約一年間に、火災発見時の三原則である「知らせる」「消す」「逃げる」についての学習や、応急手当の仕方の練習、地震など自然災害への備えについて、体験を中心とした学習を行うほか、防火パレードや消防出初め式等に参加することで 地域の火災予防普及啓発の一翼を担っています。
 当クラブは、昭和50年に第1期が発足してから現在まで継続して活発な活動を行っており、平成24年3月26日には消防庁長官より特に優良な少年消防クラブとして表彰を受賞するほか、過去のクラブ員(修了生2,472名)の中には、消防士として活躍している修了生も出ています。

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