7月26日、八女市少年消防クラブは夏季研修を実施しました。夏休みを迎えたクラブ員たちは、河川での水の事故に備えて、水難救助訓練を行いました。今回の研修では、ビニール袋やペットボトル、ズボン、ランドセルなど普段身の回りにあるものを浮き具として代用。またペットボトルにビニール紐を付けて救助器具を作成し、実際に救助したりと、クラブ員たちは「こんなのでも浮き輪や人を助ける道具の代わりになるんだ」と驚いた表情で、楽しく学んでいました。
クラブ員たちは、この夏休みを無事故で過ごし楽しい思い出になるよう、水難事故防止を呼びかけていくことを誓いました。
身の回りにあるものを使って
水難事故に備えて
また今回は、昨年の九州北部豪雨で被害の大きかった八女市星野村で研修を実施しました。研修場所に向かうまでの道のりでは、未だ復旧工事の続いている道路や河川を目の当たりにし、改めて昨年の被害の大きさを感じていました。
元気いっぱい開会宣言 登米市幼少年婦人防火委員会では、(一財)日本防火・防災協会との共催により、9月12日(木)登米市中田総合体育館において「第25回幼年防火まつり」を開催し、総勢1,115名が集まりました。
幼児の頃から「火」に対する正しい知識と、「火の用心」を身につけさせるとともに、幼年消防クラブ相互の情報交換と親睦を図り、災害のない明るい街づくりを目指すことを目的とするもので、今年で25回目となりました。
今年度から園児の体調管理、施設の安全性を考慮し屋内での開催としました。
開会前、閉会後に消防車両をバックに記念撮影を行いました。
幼年防火まつりのスタートは、元気いっぱいの園児による開会宣言から始まり、防火の誓いでは、「マッチやライターで火遊びしません みんなで火の用心につとめます。」などと大きな声でしっかりと誓いを述べました。
ぼうさい体操では園児が一同に行い、体操を通して自分の身を守ることを身につけました。
ぼうさい体操 鼓笛隊演奏は、幼年防火まつりの主体である幼年消防クラブ員の発表の場をつくることができ、自信を持って演奏してくれました。
消防署職員によるアトラクション寸劇で、「モヤスゾーをやっつけろ!!」と題し、正義の味方「ウォーターマン」が園児による声援で悪役「モヤスゾー」を倒す熱演に、幼年消防クラブ員は、盛んに拍手を送っていました。
最後は閉会宣言を行い、楽しみながら「火の用心」に対する心構えを学んだ一日となりました。
本年9月13日(金)10時から名寄市スポーツセンターに於いて「平成25年度幼年消防大会」を晴天の中、開催いたしました。
参加対象は、上川北部管内に在籍する幼年クラブの会員であり、総勢約400名の参加がありました。
開会式は、スポーツセンターのアリーナで開催し、上川北部幼少年婦人防火委員会会長山崎博信のあいさつに始まり、上川北部消防事務組合消防長小林健のあいさつ、そして幼年クラブ員による「防火のちかい」を元気いっぱいの声で読み上げ、「火遊びは絶対にしません、みんなで火の用心に努めます」とクラブ員全員で火災予防を約束しました。
開会式の様子
放水体験コーナー
続いて、会場を駐車場に移動し、事前に設営した4つの防火体験コーナーを順番に体験してもらいました。
防火体験コーナーは、①放水体験コーナー、②シャボン玉コーナー、③煙中体験コーナー、④写真撮影コーナーなどがあり、特に放水体験コーナーでは、子供用の防火衣及びヘルメットを着装したクラブ員達が、照れる表情を見せながらも、消防士の気分になって喜んで放水を体験している様子が伺えました。
煙中体験コーナー
写真撮影コーナー
幼年消防クラブ員によるくす玉割り 阿蘇地域幼少年婦人防火委員会は、(一財)日本防火・防災協会、阿蘇広域行政事務組合消防本部の共催のもと10月11日、阿蘇市阿蘇体育館で幼年消防クラブ員を中心に750名が参加し「第13回阿蘇地域幼年消防大会」を開催しました。
この大会は隔年で開催しており、午前中は式典のあと、幼年消防クラブの防火演技が優雅にまた力強く披露され、会場からは大声援が送られました。最後は消歌隊(消防職員バンド)による演奏で「火の用心の歌」「消防自動車の歌」を楽しく元気一杯に歌いました。
会場に住警器コーナーを設け、パネル等による普及啓発とともにアンケート調査を実施。午後のふれあいタイムは、小雨ではありましたが消防車両乗車や煙体験を行いました。
この大会は、もともと幼年消防クラブ員の健全育成を目的として始まったもので、これからも地域を巻き込んで防火意識の高揚に努めます。
幼年消防クラブの防火演技
「火の用心の歌」
金沢市子ども消防クラブ協議会は、10月12日(土)に金沢市営球技場において「子ども消防クラブ連合訓練」を実施しました。
この連合訓練は、市内の校区ごとに結成されている子ども消防クラブ56クラブが一堂に集まり、規律ある団体行動を通じて連帯意識と責任感のある行動を習得させるとともに、消防に関連した各種競技により消防への理解と防火・防災に関する知識・技術を身に付けさせることを目的に毎年実施しているもので、今年も各クラブから340名の参加がありました。
訓練は、第一部 開会式、第二部 規律訓練、第三部 消防競技の三部構成で実施しました。
第一部 開会式では、クラブ員がはつらつとした入場行進を見せてくれました。また、秋季火災予防運動に併せて募集した防火ポスターの入選者100名の代表を表彰しました。
第二部 規律訓練では、特別高度救助隊が指導者となり、緊張した面持ちで「敬礼」や「まわれれ右」等の動作を訓練しました。その後、子ども会連合会の高校生リーダーの号令に合わせ、訓練成果を披露しました。
規律訓練「敬礼」
消火器取扱い訓練
第三部 消防競技では消火、救急等の消防に関連した競技を行いました。「消火器取扱い訓練」は、3人一組となって水消火器で標的を狙い、「消火」のブザーが鳴るまでのタイムを競い合いました。「救急訓練」では、テント2張りのいずれかから鳴動する住宅用火災警報器の音を聴きとり、そのテント内に倒れている患者(マネキン)の負傷部位を三角巾で応急処置し、竹竿とTシャツで作った簡易担架により搬送するまでのタイムを競いました。簡易担架の作り方や三角巾の結び方を学ぶとともに、どうすれば早く患者を搬送できるか話し合いながら、クラブ員のチームワークを養うことができました。
このほかにも、煙の充満したテントの中に置いたカードを探し出し、「ひのようじん」の単語を完成させる「煙中訓練」や、4人一組で「火事だー」と叫び、騒音測定器を使って音量を測定する「火災伝達訓練」を行いました。
Tシャツで作った簡易担架で救急訓練
「火事だー」と叫ぶ火災伝達訓練
クラブ員は、今回の訓練を通じて学校や家庭では学ぶことのできない貴重な体験をするとともに、防火・防災に関する知識をよりいっそう深めることが出来ました。
久慈地区幼少年婦人防火委員会では、平成25年10月19日(土)午前10時15分から久慈市文化会館アンバーホール屋外特設会場において、「第12回幼年消防の集い」を開催しました。
地域のイベントである「産業まつり」の日程に合わせ「ふれあい消防フェア」と合同で開催したもので、久慈広域管内10団体、幼年消防クラブ員215名により、元気で活発な演技・演奏が披露されました。
その後、久慈消防署員による「ファイヤー・スリー」戦隊ショーが行われ、たばこ火の不始末による火災の恐ろしさや住宅用火災警報器の設置、AEDの使用方法について、寸劇を通して火災予防について楽しく学びました。結びには会場に集まった全ての方々により「防火のちかい」を宣言しました。
ふれあい消防フェアでは、はしご車搭乗体験コーナー、ちびっこレスキュー体験コーナー、放水体験コーナー、起震車による地震体験コーナーなどが設けられ、幅広い年齢層の市民に対して防火思想の普及啓発ができました。
「防火のちかい」を宣言するクラブ員
はしご車から「防火餅まき」