11月10日(日)に長久手市にある「愛・地球博記念公園」にて「あいち防災フェスタ・防災&ボランティアフォーラム」が開催されました。
この催しは、今年で7回目になり、今後、東海・東南海地震等の大規模地震の発生が危惧されている愛知県では、県民の自主防災会、
地域の事業所、防災・災害ボランティア、学校などが連携を深め、防災対策の充実強化を図るうえで「防災協働社会」への取組が必要とされ、
この「防災協働社会」への取組を推進するために、関連団体が一堂に会して行われた防災啓発イベントです。
三角巾の使用方法を教えるクラブ員
紙芝居による防火PRの様子
当日の天候は、あいにくの雨にも関わらず家族連れなどが会場を訪れ、防災について考え、体験し、学び、楽しいイベントが盛りだくさんでした。
愛知県婦人消防クラブ連絡協議会からは13名のクラブ員が、三角巾の使用方法や、紙芝居による防火防災PR、ミニまといを手作りするコーナーなど、
子供からお年寄りまで、防災に関心をもつきっかけや防災意識の向上につながるとても良いイベントに参加しました。
ミニまといの作り方を教えるクラブ員
参加クラブ員
この「婦人防火のつどい」は、例年、秋の火災予防運動に併せて開催されており昭和39年に、全戸加入の「尾花沢市婦人防火協力班連絡協議会」を発足してから以来、
地区役員はじめ全地区87班に及ぶ婦人防火協力班班長を中心に開催されており、11月10日(日)に開催された集いは今回で49回目を迎えました。
開催目的は、全地区に結成され、家庭における防火安全の担い手である婦人防火協力班員が一堂に会し、体験発表を通じて情報を交換し合い、
火災予防思想の一層の普及を期し、もって住宅火災の防止を図る。とした大変崇高な目的であります。
また、会場ロビーでは各種防火防災パンフレットの展示や配布、住宅用火災警報器の設置促進の呼びかけなども併せて実施されました。
クラブ員327名の他、多数の来賓が集まった
防火の輪 斉唱
この、「婦人防火のつどい」をとおし、家庭婦人としての防火防災意識の高揚が毎年大いに図られます。 また、来年度は50年という節目の年を迎えるにあたり、これまでの実績を記録に残し、これからの活動に寄与するよう記念誌の発行を予定しています。
「婦人防火のつどい」内容
表彰:優良婦人防火協力班
アトラクション
平成25年11月23日(土)岸和田市立文化会館(マドカホール)において、岸和田市幼年少年婦人防火委員会・岸和田市・岸和田市消防本部の主催により、防災福祉コミュニティシンポジウム「備える」~生き残るために~ が開催されました。
第1部では防災力で一番大切な「生き残る」ために、どうすればよいのか、また、どのようなことを備えておけばよいのかということを、実際に東日本大震災で被災された自治体の職員・自主防災組織の会員の方などから体験談を発表していただきました。
会場風景
東日本大震災 体験発表
第2部パネルディスカッションでは、「生き残る」ための備えや対策、また今後の地域防災力の向上についてパネラー5人のトークに、来場者一同が「備えること」「生き残ること」を新たに認識しました。
また、会場の一角に設けられた住宅用火災警報器の展示コーナーでは、来場者が広報活動を行っている婦人防火クラブ員に、熱心に質問する光景も見られました。
パネルディスカッション
住宅用火災警報器広報活動(婦人防火クラブ)