11月9日から始まった、秋季全国火災予防運動(~15日)にあわせ、人吉下球磨消防組合管内6市町村の幼年消防クラブと保育園(所)の保護者で構成する防火クラブ員によるパレードを11日(月)に実施しました。
住民の防火安全意識の高揚を図ろうと、毎年開催。25保育園(所)から園児511人、保育士と保護者162人の計673人が参加しました。
応援に駆けつけた、人吉市のゆるキャラ「ヒットくん」と一緒に、国宝「青井阿蘇神社」から「中川原公園」まで、「火の用心」の歌を流しながら、拍子木を打ち鳴らし「火の用心」と大きな声で火災予防を呼び掛け行進しました。
沿道の店先からは、防火法被に身を包んだ園児たちの元気な行進に応援の拍手が送られていました。
開会式前の準備段階では、小雨が降っていましたが、時間の経過とともに秋晴れとなり、別府公園を会場として「第38回市民と消防のつどい」を平成25年11月10日に開催いたしました。開催中も時折小雨が降りましたが、約15,000人と多くの市民の方々が来場しました。
オープニングセレモニーとして、ステージ上で餅まきが行われた後、保育園児によるダンス演技を皮切りに、今年初参加となるJR九州大分支社協調楽団による演奏、九州各地のライブハウスなどで活躍されている末吉桃子さんによるミニライブが行われ、盛り上がりをみせていました。
小雨の中、約15,000人が来場
放水体験
会場内では、新別府幼年消防クラブ、火売少年消防クラブ員及び婦人防火クラブ員による防火リーフレットの配布、ステージ上での消防職員による防火トークショーを行い、住宅用火災警報器設置推進のPRとともに火災予防を呼びかけました。また受付では、防火風船の配布、そして今年度は別府市制90周年プレ行事の一環として事業提携を行っている、タツノコプロのヤッターマンなどの等身大フィギア及びボードを展示し、賑わいをみせていました。
ステージ周辺では、消防団員や婦人防火クラブ員による金魚すくい、うまいものコーナーの店が並び和やかな雰囲気の中、親子が楽しく過ごす姿が印象的でした。また煙、放水、チビッコレンジャー、はしご車試乗等の体験コーナーや消防車両や防炎製品・防災物品の展示、来場の市民と消防職員が身近に接する場となり、市民消防を大いにPRすることができ、有意義な一日となりました。
幼年消防クラブ30名が防火慰問 西和消防組合消防本部(消防長 岡嶋名良文)では、11月13日(水)に秋の火災予防運動行事の一環として、「幼年消防クラブ員とお年寄りによる防火のつどい」を実施し、北葛城郡王寺町の黎明保育園幼年消防クラブ員(会長 藤崎隆明)30名が同河合町にある「奈良ベテルホーム」を防火慰問しました。
幼年消防クラブ員は入居者を前にお揃いの法被姿で、ピアニカの演奏や歌に合わせての肩たたきや手遊びなどを行いました。
最後にクラブ員が「火の用心で、いつまでもお元気で」と手作りのプレゼントを手渡し、小さな幼年消防クラブ員と入居者にとって、思い出に残る楽しいひとときとなりました。
「火の用心で、いつまでもお元気で」
プレゼントを手渡しするクラブ員
日頃、地域及びクラブ単位で自主的に防火の芽生えを育成し実践している北見地区内(北見市・置戸町・訓子府町)の幼年・少年消防クラブ員と、家庭の防火、安全を担っている婦人防火クラブ員が一堂に会し、市民とともに相互の交流を深め、より一層の活動の活性化を図り、幼年・少年消防クラブ員の健全育成及び、婦人防火クラブ員並びに市民の防火防災思想の普及に寄与することを目的としております。
3年に1回開催しているこの大会は、今回平成25年11月16日(土)北見市民会館 大ホールにて開催し、約500名の方々に参加いただきました。
当日は、各団体及び指導者の永年の労苦に対する表彰並びに石巻地区広域行政事務組合への派遣を終えた職員の講演と、幼年少年消防クラブ員(幼年2団体、少年2団体)の日頃の演技練習成果の発表をし、防火思想の普及啓発推進を図ることが出来ました。
半田中学校少年少女消防クラブの放水訓練 平成25年12月1日、つるぎ町半田の半田小中学校グラウンドと半田スポーツセンターで南海トラフ巨大地震を想定した防災訓練が開催されました。半田中学生をはじめ、付近住民、その他の関係機関など240名が参加しました。
当日は地震発生の広報活動、避難訓練、半田中学校少年少女消防クラブと消防団による放水訓練、救急救命訓練、また起震車による地震体験や応急担架作成などが行われました。
また、今回は実際のLPガスから出火させての消火訓練や半田病院DMATによる災害時医療の講演やトリアージ訓練を新たに取り入れました。
救急救命訓練
起震車による地震体験
消火訓練をした女子中学生は「粉末消火器は水消火器と違ってレバーが硬かった。自宅にも消火器があるので緊急時にはスムーズに使えそう」と話しており、60代男性は「こういった訓練は定期的に行い、もっと訓練の規模を大きくして町全体でするべき」と話していました。
そういった中で「橋や山の崩落で半田地区では孤立集落ができるのではないか心配だ」、「災害時の全住民への周知方法は今のままでいき渡るのか」など、不安の声もありました。
応急担架訓練
トリアージ訓練
12月7日、八女市立花町の辺春保育園において、八女市立花幼年消防クラブの防火餅つきを実施しました。幼年消防クラブを対象とした防火餅つきは、火災の発生しやすい年末の時季に火災予防の祈願と地域住民の防火に対する意識の向上を目的として毎年行っています。
幼年消防クラブ員は、「ぺったん、ぺったん」と掛け声をかけながら火災が発生しませんようにと願いを込め、力強く杵を振り下ろして餅をついていました。つきあがった餅をみんなで丸め、クラブ員の防火防災の願いが詰まった餅ができました。
餅つきの後には、ポンプ車の乗車体験を行い、クラブ員は「火遊びは絶対にしません」と約束してくれました。
防火の願いを込めて
「火遊びは絶対にしません」