雲南防火委員会(会長 障子弘敏消防長)では、5月25日(日)に、(一財)日本防火・防災協会共催の「防火クラブ・自主防災組織会長会議」を282人の参加を得て開催しました。
会議に先立ち、雲南市立病院DMAT(災害時派遣医療チーム)4名を講師に招き、「DMATの活動内容について」と題し、DMAT発足に至った経緯、目的及び活動内容について説明をいただきました。また、大規模な災害が発生した場合には、現場に居合わせた住民が負傷者の搬送(治療)の優先度判定(トリアージ)をすることも時として必要になる場合もあると、他県の防火・防災クラブの取組みを例にあげ説明されました。近年、首都直下型地震等の大規模災害が危惧されますが、一人でも多くの生命を救うためには、日頃からの自助・共助の意識を持つことが大切であると再認識しました。
会議では火災概況の説明、住宅用火災警報器の維持・管理について説明を行いました。また、日頃の積極的な活動が認められ、防火クラブの7団体が平成26年度優良防火クラブ表彰を受賞されました。
講演、会議では各防火クラブ・自主防災組織の皆様は興味深く聴講され、防火クラブ・自主防災組織会長会議を通じて知り得たことを、今後地域の防災に活用し、防火・防災の担い手となって、組織の充実強化に努めて頂けるものと確信しております。
雲南市立病院DMAT
会長表彰受賞クラブ