HOME  > 防火ネットニュース8月号  > 12.平成26年度安全功労者及び消防功労者総務大臣表彰

2014年8月

12.平成26年度安全功労者及び消防功労者総務大臣表彰

目次

女性(婦人)防火クラブ役員及び団体が総務大臣賞を受賞

 平成26年度安全功労者、消防功労者総務大臣表彰式において、女性(婦人)防火クラブから6名及び1団体が受賞されました。
 この表彰は、女性(婦人)防火クラブの役員等として、郷土愛護の精神に基づき、防火防災に献身的に尽力され永年の功労が認められたものです。
 表彰式は、7月4日(金)11時から「スクワール麹町」において行われ、関口総務副大臣から表彰状が授与されました。
 受賞された方の功績概要は次のとおりです。

◆安全功労者(個人の部)

山内 康子 様(高知県女性防火クラブ連絡協議会 副会長)
 昭和61年、繁藤婦人防火クラブ結成入会、率先して活動に参加、平成13年から繁藤婦人防火クラブ会長に就任、同年繁藤西又地区で発生した大規模林野火災において炊き出し等の支援活動を率先して実施している。
 平成21年には住宅用火災警報器共同購入の推進、警報器の設置支援活動等を陣頭指揮、一般住宅や独居高齢者住宅等の防火指導に尽力、真のリーダーとして他の模範である。
平成16年からは、高知県女性防火クラブ連絡協議会副会長に就任し、県内外で実施される研修会等に積極的に参加、豊富な識見と経験、卓越したリーダーシップで会長を見事に補佐し続け、その功績は顕著であり、会員等からの信頼も厚く、県下の防火普及啓発活動の発展に多大な貢献をしている。

安全功労者(個人の部) 総務大臣表彰 受賞者記念写真
安全功労者(個人の部) 総務大臣表彰 受賞者記念写真

◆安全功労者(団体の部)

岐阜県女性防火クラブ運営協議会(会長 杉山 洋子)
 県内女性防火クラブの健全な育成とクラブ相互の親睦を図り、もって火災予防思想の普及に寄与することを目的として昭和40年7月に設立。都道府県単位の組織の中では全国で最も古く、平成27年には設立50周年を迎える。
 毎年夏には500人規模の指導者研修会を開催し、火災予防に関する知恵の取得、防災意識の高揚を図っている。また秋には役員研修会を行い防火・地震対策に関する専門的な知識の取得関連施設等の視察を行っている。
近年では住宅用火災警報器の設置普及活動や空き缶などを用いた炊飯方法の普及などを通じて、防火・防災思想の高揚と県下の火災予防に多大な貢献をしている。

安全功労者(団体の部) 総務大臣表彰 受賞者記念写真
安全功労者(団体の部) 総務大臣表彰 受賞者記念写真

◆消防功労者(個人の部)

・後藤 重子 様(宮城県婦人防火クラブ連絡協議会 会長)
 多賀城市婦人防火クラブ連絡会に加入した昭和58年から、地域の安全確保に向けて多大な貢献をしている。平成20年からは塩釜地区婦人防火クラブ連合会の会長就任と併せ、宮城県婦人防火クラブ連絡協議会の理事に就任した。同協議会副会長を経て、平成25年には会長に就任する中、県内各地で行われる各種行事等に積極的に参加、防火防災思想の普及啓発を行っている。このことから、これまでの功績が認められ、平成24年に日本消防協会優良婦人消防隊員表彰、平成25年に日本防火・防災協会会長表彰受賞するなど、地域防災力向上の牽引者としての功績は誠に顕著であり他の模範である。

・佐藤 みさ子 様(山形県婦人防火クラブ連絡協議会 副会長)
 昭和56年、米沢市婦人防火指導員連合会に入会、平成14年からは会長として同会の活発な組織運営を推進するとともに、住宅用火災警報器の設置促進活動を通じて、家庭防火における防火思想の普及に寄与している。
 また、同年、山形県婦人防火クラブ連絡協議会委員に就任、平成16年には同クラブ連絡協議会の副会長に就任し、県内外各地で開催される研修会等に積極的に参加、優良活動の情報収集に励むとともに、各クラブの連携強化を図り、火災予防の普及に努めている。
 平成26年1月には日本防火・防災協会会長表彰を受賞するなど、その評価を得ており、地域防災力向上の牽引者としての功績は誠に顕著であり、他の模範である。

・安野 照子 様(兵庫県婦人防火クラブ連絡協議会 副会長)
 昭和56年、西宮市家庭防火クラブ協議会創設時から同クラブの発展に寄与し、平成15年には同協議会会長に就任している。平成17年には兵庫県婦人防火クラブ連絡協議会の副会長に就任し、長きに渡り、家庭での火災予防や防火思想の普及啓発等を図るため、防火研修会や救急講習会、自主防災組織と連携した住宅用火災警報器の設置率及び地域防災力の向上に繋がった功績は誠に顕著であり、他の模範である。これらの功績を称えて、平成25年度に日本防火・防災協会会長表彰を授与され、その後も、多くの事業を展開しており、熱意を持って防火・防災に取り組んでいる。

・田所 雪子 様(香川県婦人・女性防火クラブ連絡協議会 会長)
 昭和57年、高松市鬼無町婦人防火クラブを自ら会長となり設立後、地域の防火活動に率先して参加し、その安全確保に多大な貢献をした。
 平成18年に高松市婦人防火クラブ連絡協議会会長に就任してからは、34クラブ6,747人のクラブ員の会長として、火災予防思想の啓発に寄与した。
 また同年、香川県婦人防火クラブ連絡協議会副会長に就任後は、住宅用火災警報器の普及や、防火・防災意識の啓発に積極的に取り組み、平成24年には同協議会会長に就任した。
 平成25年度に日本防火・防災会長表彰受賞後も、防火防災思想の普及啓発を行い、地域防災力向上の牽引者としての功績は誠に顕著であり、他の模範である。

・大森 幸子 様(愛媛県婦人防火クラブ連絡協議会 会長)
 昭和57年、湊町婦人防火クラブ加入後、率先して地域の防火活動に積極的に参加し昭和58年同クラブ代表者に就任し、地域の安全確保に多大な貢献をしている。
 昭和58年伊予市婦人防火クラブ連絡協議会会長に就任してからは、80人のクラブ員の会長として、婦人防火クラブの健全な育成とクラブ員の連携強化を図り火災予防の普及に寄与した。
 また、平成25年愛媛県婦人防火クラブ連絡協議会会長に就任後は、防火・防災の啓発活動に積極的に取り組み、さらに日本防火・防災協会会長表彰受賞後は、県内各地で行われる各種行事等に参加し防火防災思想の普及啓発を行い、地域防災力向上の牽引者としての功績は誠に顕著であり、他の模範である。

消防功労者 総務大臣表彰 受賞者記念写真
消防功労者 総務大臣表彰 受賞者記念写真

このページの上に戻る
目次