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2014年10月

6.【幼少年活動】富山市で「防火のつどい」を開催ほか〔八女、雲南、北見、入間〕

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「少年消防クラブ防火のつどい」を開催

富山県 富山市消防局

煙中体験
煙中体験
 7月25日(金)今年は、梅雨明けが遅れており、空は何となくどんよりし、ジメジメしておりますが、富山消防署は、BFCクラブ員の元気でいっぱいです。今年も恒例の「少年消防クラブ防火のつどい」が開催されました。
 この「防火のつどい」は、楽しく火災予防について学ぶとともに、他のクラブ員と交流してもらう事を目的に行っており、クラブ員たちは毎年楽しみにしている「防火のつどい」です。
 つどいでは、住宅用火災警報器の説明、煙中体験、救急実技体験、放水体験や、地震体験車試乗、梯子車試乗など様々な体験・見学の時間を設けています。住宅用火災警報器の説明では、「僕の部屋には、ずっと前から設置してあるよ」とか「私の家にも設置してあるよ」と、声が聞こえてきました。救急実技体験では、三角巾のたたみ方に苦労しているクラブ員も、職員に手伝ってもらいながら頑張っていました。それぞれの体験が終わり、全員で救助隊による救助演技を見学しました。
 最後に、消防音楽隊の演奏を聞きながら、ほかの学校のクラブ員と一緒に昼食を食べました。

はしご車試乗
はしご車試乗
放水体験
放水体験

 朝は曇っていた空も、いつの間にか青空になっていました。クラブ員達は、短い時間でしたが消防の様々な体験を通して、防火・防災の大切さを学ぶことができたと思います。今日学んだことを、学校の友達や下級生、家族に伝え、これからのBFC活動に役立ててくれると思います。
 救急実技体験では、「いざという時は、まかせてね!」と、頼もしい声も聞かれました。実際にヘルメットをかぶり防火衣を着用しての放水体験は、ホースから出る水の勢いを手に感じ、的に描かれた炎を消そうと真剣な様子でした。うまく当てたときには「やったー・やったー」と声をあげ無邪気に笑う姿が見られました。また、ロープ結索では、いろいろな結び方を習いました。

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八女市少年消防クラブ夏季研修を実施

福岡県 八女市防火委員会

応急手当訓練
応急手当訓練
 八女市少年消防クラブでは、7月29日、八女市総合体育館において夏季研修を実施しました。
 研修では、応急手当やロープ結索、搬送法等の各種訓練を実施。研修の終盤では、3チームに分かれ、当日学んだことを盛り込んだ応急手当リレーやロープ結索リレーを行いました。
 学習内容をリレー形式で行ったことで、クラブ員は、真剣な表情で技術の習得に取り組んでいました。また、クラブ員間の結束力の向上を図ることができました。
 研修終了後、クラブ員からは、「一人でも簡単に人を運ぶことができるね」、「また、こういう競争がしたい」という声が上がっていました。
 今後も継続して、クラブ員が興味を持って意欲的に防火防災に関する知識や技術を習得できるよう取り組んで参ります。

ロープ結索訓練
ロープ結索訓練
搬送法等の訓練
搬送法等の訓練

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「少年消防クラブ員研修会」を実施

島根県 雲南消防本部

19クラブから125名が参加
19クラブから125名が参加
 雲南防火委員会(会長 障子弘敏 雲南消防本部消防長)では、少年期における防火・防災教育の一環として、火の大切さや火の怖さを知り、クラブ員と消防職員のふれ合いにより消防への理解と関心を深め、集団行動を通して力を合わせることの素晴らしさや大切さ、人に迷惑をかけないといった社会性、協調性を養うことを目的とした「少年消防クラブ員研修会」を実施しました。
 研修会は、雲南消防本部で7月30日に開催し、19クラブから125名のクラブ員が参加しました。
 この研修で、水消火器・バケツリレーによる消火訓練、おもちゃ花火教室、起震車による地震体験、煙体験、庁舎・車両見学などを行いました。また、出雲空港消防隊、島根県防災航空隊の見学に行き、活動用資器材の説明を受け、大型消防車両からの放水や、航空隊員の訓練などを見学し、貴重な体験をしました。

開会式の様子
開会式の様子
ご飯作り
ご飯作り

 参加したクラブ員は、他の小学校のクラブ員や消防職員と楽しく過ごし、消防への関心を深めると共に、「あいさつの大切さ」、「命の大切さ」、「友達のすばらしさ」、「チームワークの大切さ」、「助け合うこと」などを学び、16時過ぎには修了証と参加記念品を手に消防本部を後にしました。

庁舎見学
庁舎見学
起震車による地体験
起震車による地体験

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少年消防クラブ日帰り学習会を開催

北海道 北見地区幼年少年婦人防火委員会

規律訓練
規律訓練
 北見地区幼年少年婦人防火委員会では、少年消防クラブ員の防火防災に関する知識の向上とクラブ員の相互の親睦を図ることを目的として、北見消防署南出張所において8月1日(金)「少年消防クラブ日帰り学習会」を開催しました。
 参加した20名のクラブ員は短い時間の中で、規律訓練、結索訓練、ホース巻き、放水訓練等を行い、日頃、消防職員が行っている訓練を体験しました。
 とても短い時間ではありましたが、忍耐力を養い、仲間と協力、連携して一つの事を達成させる大切さを知る良い機会になりました。

ホース巻き
ホース巻き
放水訓練
放水訓練

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入間市消防少年団活動 「ういてまて!命を守る着衣泳」

埼玉県 埼玉西部消防組合入間消防署

 埼玉西部消防組合入間消防署では、平成26年8月6日(水)、入間市内の小学校プールにおいて、入間市消防少年団着衣泳研修を実施しました。(参加団員30名)
 海や川、湖などの水辺のレジャーが増える夏季において、子供の痛ましい水難事故が後を絶ちません。水難事故の約8割は、着衣状態で川などに転落することで発生しています。このような現状から、消防少年団では、毎年夏休みに着衣泳研修を実施しています。

ペットボトルを使用した背浮き
ペットボトルを使用した背浮き
ペットボトルを使用した救助
ペットボトルを使用した救助

 この研修では、(一財)水難学会が認定した、着衣泳指導員の資格を持った消防職員が、もしもの時は、「ういてまて!」をスローガンに掲げ、着衣泳の諸注意から始まり、ウェイディング(水底歩行)、背浮き、ペットボトル等の身近なものを活用した救助方法を学びました。初めは背浮きができなかった団員達も、仲間同士助け合いながら取り組んで行くうちに、上手に背浮きができるようになり、最後に実施した3分間の背浮きテストでは、団員全員が見事に合格しました。
 参加した団員達は、いざという時に、この研修を通して学んだことを活かし、自分の命はもちろん他人の命も守れるようになるでしょう。

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