「第10回射水市幼年消防クラブのつどい」を新湊地区では6月10日(水)新湊アイシン軽金属スポーツセンターで、射水地区では7月2日(木)アルビス小杉総合体育センターにおいて開催しました。
この「幼年消防クラブのつどい」は、市内31の幼稚園や保育園の年長児童785名の幼年消防クラブへの入隊式を兼ねて実施したもので、指導者その他関係者を含め総勢958名が参加して盛大に執り行われました。そして、火災予防の啓発と防火のPR、並びに関係団体相互の交流を図り、幼年消防に対する理解を一層深めることができました。
放水体験
くす玉割り
各クラブ員たちは、会場に到着すると引率の先生に連れられ、放水体験や消防車両との記念撮影、救助資器材の展示説明を聞いたあと、体育館内で整列して式典に臨みました。
式典は、くす玉が割れるのを合図に始まり、クラブ員全員で「火遊びは絶対にしません」など3つの防火の誓いを元気よく宣言しました。
また、各園の代表に幼年消防クラブワッペンを贈り、そのお返しとして、消防職員と来賓者にお礼の言葉と防火の誓いを込めて手作りしたレイをプレゼントしてくれました。
最後に、アトラクションとして消防職員による寸劇が行われ、クイズ形式で火災・地震の怖さや対処方法についてみんなで学び式典を終了しました。
クラブ員全員で「火遊びは絶対にしません」
代表者に幼年消防ワッペンを贈呈
梯子車試乗体験 平成27年7月28日(火)富山市消防局他7地区にて、今年も恒例の「富山市少年消防クラブのつどい」が開催されました。
梅雨が明けても台風11・12号の影響で、雨が心配される日が続き、当日も朝からにわか雨が降り、天気が心配されましたが、クラブ員が集まる頃には、いつもの青空が出ていました。富山消防署は、BFCクラブ員の元気でいっぱいです。
この「防火のつどい」は、楽しく火災予防について学ぶとともに、他のクラブ員と交流してもらう事を目的に行っているものです。
つどいでは、住宅用火災警報器の説明、煙中体験、救急実技体験、放水体験や、地震体験車試乗、梯子車試乗など様々な体験・見学の時間を設けています。住宅用火災警報器の説明では、「僕の部屋には、ずっと前から設置してあるよ」とか「私の家にも設置してあるよ」と、声が聞こえてきました。今年は、輪投げコーナーの上位者には、賞品が出ることから、みんな真剣に、119の数字に入れていました。
それぞれの体験が終わり、全員で救助隊による救助演技を見学しました。
放水体験
地震体験車試乗
最後に、消防音楽隊の演奏を聞きながら、ほかの学校のクラブ員と一緒に昼食を食べました。
クラブ員達は、短い時間でしたが消防の様々な体験を通して、防火・防災の大切さを学ぶことができたと思います。今日学んだことを、学校の友達や下級生、家族に伝え、これからのBFC活動に役立ててくれると思います。
救急実技体験では、「いざという時は、まかせてね!」と、頼もしい声も聞かれました。実際にヘルメットをかぶり防火衣を着用しての放水体験は、ホースから出る水の勢いを手に感じ、的に描かれた炎を消そうと真剣な様子でした。うまく当てたときには「やったー・やったー」と声をあげ無邪気に笑う姿が見られました。
ロープ結索では、いろいろな結び方を習いました。
吉川松伏少年消防クラブでは、7月31日から8月1日にかけて消防署において宿泊研修を実施しました。
1日目は、可搬ポンプを用いた消火訓練や、ロープを使用し建物の2階から降下する訓練などを体験し、夜はチームに分かれ、クイズやロープワークなど、防災に関するミッションに取り組み、チームワークで見事全員クリアしました。その後は大規模災害時における避難所生活体験として、段ボールを使用し、寝床を確保、睡眠をとりました。
2日目は、小学校のプールを使用し、水の事故から身を守る着衣泳訓練を実施しました。宿泊研修を通じてクラブ員は生活の不自由さや、最低限必要な物資等は何かを身を持って体験し、互いに協力することの大切さを学びました。
この研修は、少年消防クラブが設立してから行っているものであり、今年で4回目、参加したクラブ員21名の真剣な表情のなかに時折見せるはじける笑顔が印象的な宿泊研修となりました。
避難所生活体験
着衣泳訓練
埼玉西部消防局入間消防署では、平成27年8月5日(水)、入間市内の小学校プールにおいて、入間市消防少年団「ういてまて教室」を実施しました。(参加団員31名)
水難事故の約8割は、着衣状態で発生していることから、消防少年団では、毎年夏休みに実施しています。
この研修では、(一社)水難学会が認定した指導員の資格を持った消防職員が講師となり、もしもの時は、「浮いて待て!」をスローガンに掲げ、背浮きやペットボトル等の身近なものを活用した救助方法を指導しました。初めは背浮きができなかった団員も、助け合いながら取り組んで行くうちに、上手に背浮きができるようになり、最後に実施した3分間の背浮きテストでは、全員が合格しました。
参加した団員は、いざという時に、この研修で学んだことを活かし、自分の命はもちろん他人の命も守れるようになることでしょう。
泉州南消防組合 泉佐野消防署(署長 東 昇司)では、泉佐野市教育委員会が主催する『未来を紡ぐ子どもの絆2015』プロジェクトの一環として、泉佐野市少年消防クラブ員が東日本大震災で被害を受け、未だ大きな傷跡がある宮城県内の被災地研修を、平成27年8月20日(木)、21日(金)実施しました。
この研修では、第41期泉佐野市少年消防クラブ員が宮城県石巻市周辺の被災地を訪問しました。