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2016年1月

11.【地方からの便り】瀬戸市で「消火技術競練会」を開催ほか〔佐賀、豊田、名張、雲南〕

目次

「第40回消火技術競練会」を開催

愛知県 瀬戸市消防本部

 愛知県瀬戸市消防本部では、今年で40回目となる「消火技術競練会」を去る10月24日(土)瀬戸市民公園芝生広場で、少年消防クラブ、婦人(女性)防火クラブ、地域の自主防災組織員等が約200名と関係者約200名の総勢約400名の参加のもと実施いたしました。
 この競練会は、秋の火災予防運動行事の一つとして、初期消火技術の習得及び火災予防思想の普及啓発を図ることを目的として実施する、昭和45年から続く伝統のある行事です。競練会の内容は、消火布による天ぷら油火災の消火、消火器や水バケツによる初期消火、非常持ち出し品の搬出、負傷者の担架搬送等の複合競技で、そのタイムや減点により順位を決めるものです。

総勢400名が参加
総勢400名が参加
消火布による天ぷら油火災の消火
消火布による天ぷら油火災の消火

 事前に一生懸命訓練をしたチームも多く、当日の芝生広場には大きな拍手と声援が飛び交い、競技はとても白熱したものとなりました。
 少年・女性・自主防災組織の選手たちは競技を通して、真剣かつ楽しく初期消火や応急救護の技術を習得しました。

消火器による初期消火
消火器による初期消火
水バケツによる初期消火
水バケツによる初期消火

 また、今年度は火の恐ろしさを知ってもらうために少年消防クラブによる本物の火の消火や、消防職員による天ぷら油火災の実演など、新しい取り組みも実施しました。
 競練会をとおして更なる防火防災意識の向上に繋がるよう、今後も企画・運営に取り組んでいきたいと思います。

負傷者の担架搬送
負傷者の担架搬送
高得点チームを表彰
高得点チームを表彰

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「さが防火フェスタ2015」を開催

佐賀県 佐賀広域消防局

幼年消クラブ員が演奏を披露
幼年消クラブ員が演奏を披露
 10月31日(土)9時30分より、佐賀勤労者体育センター及び佐賀消防署グランドにおいて『さが防火フェスタ2015』を開催しました。
 屋内会場をメインに、屋外会場と2会場に分かれて実施し、はじめに行われた防火ポスターの表彰式では、入賞者45名の作品を展示し、最優秀賞、優秀賞の15名の小学生・中学生に佐賀広域消防局佐賀消防署長から賞状及び記念の盾が贈られました。
 表彰式後、審査員をされた金子剛先生(東光会常任審査員)から最優秀賞及び優秀賞を受賞した作品についての講評。また、ポスターを描く上でのアドバイスもありました。
 幼年消防クラブ員によるステージでは、園児が体全体を使って演技や合唱、演奏を披露し、観客からは盛大な拍手が贈られました。
 その他のイベントでは、AEDと人形を用いて市民の方々に体験してもらう救命講習、水消火器を使った消火訓練や煙体験など、実際に体験することで心肺蘇生法や初期消火、また煙による視界閉鎖を身近に感じることができたものと思います。
 「住宅防火対策コーナー」では、住警器に関する質問や、更新の相談などがなされました。
 当日は、幼年婦人防火クラブ員・消防団員・消防職員、そして沢山の市民の方々が共に楽しみながら、防火・防災について意識を高めることができたものと思います。

「住宅防火対策コーナー」
「住宅防火対策コーナー」
約2,320名がフェスタに来場
約2,320名がフェスタに来場

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とよた消防フェスタ2015を開催しました。

愛知県 豊田市消防本部

 秋の火災予防運動直前の平成27年11月7日(土)、豊田市消防本部・中消防署で開催した施設開放型イベント「とよた消防フェスタ2015」に、約4,000人の方の来場がありました。
 人気体験コーナーのちびっこレンジャー、はしご車の試乗はもちろん、幼年消防クラブのドリル演奏、高校生が運営する消防版段ボール迷路、消防団員の階梯操法、震災救助訓練施設での大学日本一の救助ロボットや災害救助犬のデモなど、会場に訪れた親子も笑顔で参加し、消防ファンにはたまらない1日となりました。
 目玉ブースの「消防士の宿舎潜入ツアー!まかない飯の試食つき」と題した、いつもは覗くことができない仮眠室等を巡る署内見学ツアーでは、豊田消防伝統「やきそば」を振舞い、消防職員の変則勤務に見学者は、関心を寄せていました。
 一日消防団長、一日消防署長に任命された、SKE48のメンバーは、若者目線でトラッキング現象の予防策をトークし、同年代の関心を引きました。最後は、みんなの「火の用心」三唱で、当市の無火災を祈念しました。

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名張市消防フェスティバルを開催

三重県 名張市消防本部

 名張市消防フェスティバルは、名張市消防本部、名張市幼年少年女性防火委員会等が長年実施してきた、多くの市民と直接ふれあい、防火啓発ができる一大イベントとなっています。今年度も、秋季火災予防運動の防火啓発事業のひとつとして、市民の防火意識の向上、住宅用火災警報器の設置を推進するとともに、消防行政への理解を深めることを目的に、平成27年11月14日(土)開催しました。
 また名張市、その他団体が共催する「とれたてなばり2015」の開催日に併せて実施することにより、多くの市民の参画を図りました。
 前日の雨予報により、残念ながら幼年消防クラブによる防火演技は中止となりましたが、フェスティバル開催中は雨も止み、たくさんの市民が参画しました。


 子供に大人気のローカルヒーロー【アンシンダー、アンシンダーL】のステージショーでは、たくさんの子供達がアンシンダーと一緒にダンスを踊り、フェスティバルは大いに盛り上がり、各消防コーナーでは行列ができるなど、たくさんの市民が会場に訪れ、合計13,000人もの市民に防火啓発を行うことができました。 
 幼年少年女性防火委員会としても、「クラブ員の防火意識の向上を図る」「各クラブ相互の連携の強化を図る」「クラブ員を通じて広く防火思想を普及させる」という目的を達成することができたと考えます。


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雲南防火委員会30周年記念式典を開催

島根県 雲南防火委員会

 雲南防火委員会(会長 障子弘敏雲南消防本部消防長)では、本年、創立30周年を迎え、11月15日(日)に「30周年記念式典」を開催し、角森 豪 島根県防災部消防総務課長をはじめ来賓・関係者など154名の皆様に出席いただきました。

雲南防火委員会30周年記念式典会
雲南防火委員会30周年記念式典会
鼓笛隊セット目録贈呈「八川幼児園 幼年消防クラブ 」
鼓笛隊セット目録贈呈
「八川幼児園 幼年消防クラブ 」

 この式典では、八川幼児園幼年消防クラブに鼓笛隊セットが贈呈され、その演奏披露や消防職員による腹話術、かじ山荘デイサービスセンター中村 学施設長の「笑う門にはいい介護」と題した記念講演、そして、最後に掛合太鼓保存会による太鼓の大演舞など盛大に行うことができました。

八川幼児園年消防クラブによる鼓笛演奏
八川幼児園年消防クラブによる鼓笛演奏
消防職員による腹話術
消防職員による腹話術

 雲南防火委員会は、30周年を契機として、今まで以上に防火クラブ・自主防災組織及び地域との連携を深め、災害に強いまちづくりを推進し、防災体制の確立に尽力してまいります。

かじ山荘デイサービスセンタ施設長 中村 学 氏による講演
かじ山荘デイサービスセンタ施設長
中村 学 氏による講演
掛合太鼓保存会による演舞
掛合太鼓保存会による演舞

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