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2016年4月

9.【地方からの便り】大和市で防火実務研修会を開催ほか〔宇城、釧路、北見、磐田〕

目次

社会福祉施設向け防火実務研修会を開催

神奈川県 大和市消防本部

 大和市消防本部は、市内の社会福祉施設の防火管理体制の強化を目的として、参加者全員体験型の防火実務研修会を開催しました。
 研修会は平成27年11月から28年1月にかけて合計3回実施し、49事業所から83人が参加して防火に関する知識・技術を身につけてもらいました。
 研修内容は講義と想定訓練の形式で行い、講義では消防用設備の操作方法や避難誘導のポイントを学び、想定訓練では宿直者役となった参加者が講義で説明したポイントを思い出しながら、真剣な表情で訓練を実施していました。
 実施後のアンケートでは「実務を見学・経験できてよかった。」「当施設に当てはめやすくとても役に立ちました。」「このような機会があると防災意識が高まります。」等の感想が寄せられました。
 今回受講した参加者が研修内容を持ち帰り伝達することで、事業所全体の防火意識の高揚が期待されます。


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「うき消防ふれあいフェア」を開催

熊本県 宇城広域連合消防本部

 平成28年1月16日(土)、イオンモール宇城において「うき消防ふれあいフェア」を開催しました。
 このフェアは、住民の防火・防災意識の高揚と住宅用火災警報器の普及啓発を図るためのフェアで、管内自治体を巡回し実施しており、今回で15回目の開催となります。昨年までは防災フェアの名称で実施してまいりましたが、消防により多くふれあっていただくため今年から「ふれあいフェア」と名称を変更しました。
 オープニングでは、幼年消防クラブの和太鼓演奏や、熊本県公認キャラクター「くまモン」が参加しフェアを盛り上げてくださいました。また、熊本県の防災ヘリ「ひばり」によるイオンモール屋上から救出救助訓練も実施しました。


 そのほか心肺蘇生法、ペーパークラフトコーナー、住宅相談コーナー、消火訓練コーナー、煙体験コーナー、119通報訓練コーナー、ちびっこロープ渡りコーナー、ちびっこ用ボルタリングコーナー、自衛隊車両の展示とはしご車の試乗など、多彩な催しに多数の来場がありました。各コーナーでは地元消防団員、婦人防火クラブ員、少年消防クラブ員にコーナーのお手伝いをしていただき、防火・防災の意識を充分に高めることができた有意義な一日でした。

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防災ワンデー「釧路防災講演会2016」を開催

北海道 釧路市消防本部

 平成28年1月17日(日)、釧路市栄町8丁目3番、アクア・ベールにて、防災ワンデー「釧路防災講演会2016」を開催しました。
 防災ワンデー「釧路防災講演会」は、平成5年1月15日に発生した、釧路沖地震の恐ろしさや被害を風化させないことを目的に釧路市連合町内会、釧路市連合防災推進協議会、釧路市家庭防災推進員連絡協議会、NHK釧路放送局、釧路地方気象台が主催となり毎年この時期に開催しております。
 今年は、「津波防災を考える」をテーマに東北大学災害科学国際研究所から保田真理さんをお迎えし「東日本大震災から見えてくる減災意識啓発のあり方」と題して講演をしていただいたあと、北海道大学地震火山研究観測センター 西村裕一さんをコーディネーターにパネルディスカッションを行いました。
 保田真理さんの講演では、東日本大震災の被害を踏まえ、自分だけは大丈夫という意識は捨て、被害を最小限に食い止めるために、日頃から何をすればいいのか意識しておくことが大事であるなど、減災意識の普及と継承についての講演を頂きました。

会場の様子
会場の様子
保田氏の講演の様子
保田氏の講演の様子

 引き続き行われた、パネルディスカッションでは、保田さんの講演を受け、西村さんをコーディネーターとして、パネリストには保田さんのほか釧路市役所佐々木防災危機管理監、釧路市連合防災推進協議会の土岐会長、さらに今年は、会場内から、北海道教育大学釧路校の大学生5名に参加していただき、釧路市における防災意識を高めるための活動について、東日本大震災から5年、震災直後と今日で防災意識や活動はどう変化したかなどについて、さまざまな意見交換が展開されました。中でも、参加した大学生が、「子供たちには知識をつけすぎず、子供たちがどこに住んでも、自分の命は自分で守る意識づけをしていきたい」と話すと、保田さんは、「子供たちと共に考えながら、減災について子供から家庭へ、家庭から地域へと減災意識を伝えてほしい」と訴えておられました。

パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションで意見を述べる北海道教育大学釧路校の学生さん
パネルディスカッションで意見を述べる
北海道教育大学釧路校の学生さん

 また、講演会のほか、会場内には津波、暴風雪、東日本大震災の被害状況などのパネル展示や非常災害時に活用するダンボールベッドの展示を行い、来場した市民が興味を持って見学していました。
 今回の講演会では、参加した市民の方々から、減災について、常日頃から考えることの重要性など、大変勉強になったとの声が多く聞かれ、減災意識の向上及び継承に向け、講演会は成功裏に閉会することが出来ました。

会場内に展示した保田氏考案の減災風呂敷と減災ポケット
会場内に展示した保田氏考案の
減災風呂敷と減災ポケット
会場内のパネル展示等を見学する市民
会場内のパネル展示等を見学する市民
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「防火豆まき」園訪問

北海道 北見地区消防組合消防本部

 北見地区消防組合消防本部では平成28年2月3日(水)に、北見市内の幼稚園・保育園3園において、子供たちに火災予防を呼びかける「防火豆まき」を実施しました。
 赤鬼と青鬼に扮した消防職員が「火遊びは許さないぞ!」と火の用心を園児達に訴え、幼児期の子供たちへの防火思想の普及啓発を図りました。


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「消防フェス」を行いました。

静岡県 磐田市消防本部

 磐田市消防本部は平成28年春季火災予防運動に合わせ、消防の活動や消防団及び消防協力団体を多くの方に知ってもらうとともに、市民生活の安全性を高めることを目的に、磐田市消防団、磐田市女性防災クラブ、磐田市危険物安全協会と連携し平成28年3月5日(土)ららぽーと磐田で「消防フェス」を行いました。
 来場した方は、はしご車の搭乗体験や救急車の展示、赤バイ乗車など普段体験することのできない様々なイベントに楽しく参加していました。屋外ステージでは、一日を通し磐田市消防団が火災予防啓発劇など盛りだくさんの内容で来場者を盛り上げ家族そろって楽しんでもらいました。
 消防フェスを通じ火災予防の啓発や消防への更なる関心を深めることができたと思います。

女性防火クラブと危険物安全協会による防火広報
女性防火クラブと危険物安全協会による
防火広報

"しっぺい"と"べっくん"が一緒に
「しっぺいダンス」

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