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2016年11月

9.【地方からの便り】城陽市富野校区防災訓練を実施ほか〔高崎、磐田〕

目次

京都府 城陽市富野校区防災委員会

 今年度は、(一財)日本防火・防災協会から助成を受け、共催事業として「城陽市富野校区防災訓練」を、平成28年8月28日(日)に実施しました。


約430名が訓練に参加

避難訓練の様子

 東日本大震災や熊本地震の教訓から、「まず我が身、守って次は、人助け」をテーマに、安否確認、避難所開設情報の伝達、避難行動、避難者受付、その後、消火器による消火訓練、折畳み式担架を使用した負傷者搬送、AEDの取扱い方法、地震体験車による震度体験、少年消防クラブの活動展示、城陽市消防団富野荘分団による小型ポンプ車による放水展示で全ての訓練を終了しました。
 訓練会場の小学校では、訓練本部長の挨拶、城陽市長の激励、城陽警察署の防犯情報紹介等もあり、参加者は真剣に聞き入っていました。


消火器訓練の様子

折畳み式担架を使用した
負傷者搬送の様子

 特に、はじめて行った少年消防クラブの活動紹介では、小学生の父兄から入団に関する問い合わせがあり、子供の時から防災意識を備えて頂く機会になったものと思います。
 また、市内で最初の試みとして一つの自治会をモデルに行った黄色小旗により安否確認表示は、他の多くの自治会長から次年度での取組み申出があり、初期の目的を達成しました。


AEDの取扱い方法

少年消防クラブ活動紹介

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群馬県 高崎市等広域消防局


約330名が参加
 平成28年9月7日(水)、危機管理教育研究所所長、国崎信江先生を講師にお招きし、防災講演会を行いました。
 今回は、幼稚園、保育園、小・中学校等の先生方を中心に、実際に大地震が発生した場合の園や学校の被害の状況や、子どもたちへの防災教育を中心にお話をされました。
 建物の耐震性で安全を過信しない。非構造部材の天井や照明器具等の落下や窓ガラスの飛散、校庭の地割れや液状化の可能性等を考え、避難する先の安全を必ず確認するなど、先生の知識の有無で生死が分かれることがあることや、指揮を執る先生が必ずしも無傷とは限らないことなど、災害が発生した時のイメージを持つことができました。


国崎信江講師による「防災講演会」

「目からうろこの防災対策!」

 また、施設の安全な場所と危険な箇所の情報を可視化し、子どもたちと情報を共有することで、いざとなったら先生の指示が無くても、子どもたちが自ら判断し危険から離れるという教育を繰り返すことで、とっさの時に行動ができる等々、参加された方々も、今後の教育に生かしたいと熱心に受講されました。



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静岡県 磐田市消防本部

 磐田市消防本部と磐田市消防団は、平成28年10月15日(土)にラグビートップリーグ第8節「ヤマハ発動機ジュビロ」対「HondaHEAT」が行われたヤマハスタジアムにおいて、火災予防の啓発と住宅用火災警報器の設置率向上を呼びかけました。また設置済の方には、警報器の定期的な点検と10年以上経過した警報器には電池交換又は本体の交換を勧めました。
 スタジアム敷地内のジュビロ広場では、来場した子供たちが展示した消防車両や赤バイに乗車したり、子供用消防服を着ての撮影など消防に触れて楽しんでもらい、大人の方にはチラシを配布しながら火災予防を訴えました。
 ハーフタイムには、オーロラビジョンに磐田市消防本部のPR動画を流し「取り付けましょう!命を守る住宅用火災警報器」と書かれた横断幕を消防職員と磐田市消防イメージキャラクター"べっくん"が掲げながらピッチを周りました。
 当日はマスコットキャラクターの"ジュビロくん"と"ジュビィちゃん"にも協力していただき、消防職員・磐田消防の"べっくん"とスクラムを組んで(力を合わせ)磐田市の火災ゼロを呼びかけていただきました。


子供用消防服を着て撮影

べっくんとジュビロくん、ジュビィちゃん

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