平成29年6月4日(日)午前9時00分に「東京湾北部を震源とする震度6弱の大規模地震の発生」したことを想定し、防災行政無線を利用した発災アナウンスにより訓練を開始しました。
自主防災組織員は自宅でシェイクアウト(※)をし、組織で予め決めている「いっとき集合場所」へ参集しました。その際、避難行動要支援者の避難支援も行いました。
「いっとき集合場所」にて、組織内での安否確認を行った後、避難所までの安全な避難経路を確認し、避難所への避難を開始しました。
(※)「Drop(姿勢を低く)、Cove(体・頭を守って)、Hold on(揺れが収まるまでじっとして!)」の合言葉とともに、身の安全を確保する方法。
緊急初動要員(市の職員)及び避難所運営スタッフ(自主防災組織推薦者)による、避難所の安全確認及び運営準備の後に、避難者を避難所(体育館)へ誘導。
避難所内では避難所運営スタッフを中心とした「要配慮者受入訓練」「災害時トイレ組立訓練」「防災フリップ紙芝居」などの運営が行われました。
一部避難所では災害協定を結んでいる業者と連携し、避難所への救援物資の受け入れや仮設給水所からの給水を実施しました。
八女消防本部は、平成29年6月6日(火)、7日(水)の2日間、梅雨期の大雨を前に職員の水防工法技術及び水防工法指導力の向上を図るため、水防訓練を実施しました。
今回の訓練では、改良積み土嚢工法とシート張り工法を行い、小隊長の指揮の下、隊員間で声を掛け合いながら連携を図りました。シート張り工法では、川岸での活動に、実際の現場を想定した訓練を行うことができました。
今後も訓練を継続して行い、水害に強い地域づくりを目指してまいります。
高校生が防火防災について学び、普及啓発を行う「豊田市高校生消防クラブ」が愛知県内で初めて発足しました。
このクラブは、市内の高校に通う45人が様々なプログラムを通じて、防火防災の知識や技術を学び、さらに学んだことを自分の通う高校で普及啓発して高校生世代の防火防災意識を幅広く向上させることを目的として設立しました。
平成29年6月11日(日)に愛知工業大学地域防災研究センターで発足式を行い、クラブ員は、豊田市という「ふるさと」に愛情と誇りを持って、楽しみながら活動することを宣言しました。