「とちぎ防災・減災プロジェクトシンポジウム」に婦防会長が参加
(那須塩原市婦人防火クラブ連絡協議会)
平成30年2月8日(木)栃木県総合文化センターで「とちぎ防災・減災プロジェクトシンポジウム」が開催され、那須塩原市連絡協議会長(栃木県婦人防火クラブ連合会長)木沢トモ子氏がパネリストとして参加しました。
平成23年3月11日の「東日本大震災」から6年が経ち、道路や公共機関などのインフラの復旧は進んでいるが、
現在もなお実家に戻れず仮設住宅で生活している避難者が多くいる中、平成28年4月に熊本県で震度7を観測した「熊本地震」や、
各地で局地的な大雨による土砂災害が発生し、甚大な被害をもたらしている。
そして、首都直下型地震がいつ発生してもおかしくない現状を踏まえて、栃木県内の多くの方へ災害の恐ろしさ、防災・減災の大切さ、必要性を発信する目的で、このシンポジウムは地方紙「下野新聞社」の主催で開催されました。
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「パネルティスカッション」の様子
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発言をする木沢会長
「婦人防火クラブ員として自助の取り組みとしてどのようなことを呼びかけたいか」の質問に、木沢会長は「ソーラーLEDライト」の活用を訴えました。
また、「災害時に自ら出来ることはあるか」との質問について、普段から近所の人達と関わり合いを持ち、災害時にお互いに助け合う「互助の精神」について説明しました。
「例えば女性でも出来ることを考えて、"女性だけの防災訓練"(救護処置、消火訓練、給食・給水活動)を毎年開催しています。」と、地域との関わり合いの大切さを訴えられました。
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「女性だけの防災訓練」の様子
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救護処置訓練の様子
次に、災害ボランティア時の心に残ったエピソードを聞かれ、「東日本大震災」で被災した宮城県石巻市に出向き被災者に炊き出しを行って感謝されたことを話されました。
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「毎年地域(那須塩原市)の恒例行事「巻狩りまつり」のすいとん汁を防火クラブ員で作っていることで、災害時の炊き出しに役立っていると思います」と話されていました。
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