「幼年消防フェスティバル」を開催
宮崎県 宮崎市消防局
秋季全国火災予防運動を前に、各消防署管内の幼年消防クラブを対象に、「幼年消防フェスティバル」を令和2年10月28日(水)会場を2回に分けて開催いたしました。
このフェスティバルは、火に対して興味を持ちはじめる幼年期に、防火・防災教育の一環として火の恐ろしさや火の正しい取り扱い方等を指導教育することにより、火遊び等による火災の減少を図ること。また、社会教育の一環として消防の仕事を理解してもらうことを目的に毎年開催しております。
今年も多くの園児や関係者に参加していただき、盛大に開催することができました。
「第33回 筑後市幼年消防クラブ大会」を開催
福岡県 筑後市消防本部
筑後市幼少年婦人防火委員会では、令和2年11月5日(金)から30日(月)の間に管内幼稚園・保育園において、(一財)日本防火・防災協会共催による第33回筑後市幼年消防クラブ大会を開催いたしました。
例年、多数の御来賓に御出席いただき、管内幼稚園・保育園の年長組による、「防火の誓い」に始まり、筑後市マスコットキャラクター「はね丸君」と一緒にみんなで「はね丸体操」を踊るアトラクション等を実施し、大々的に大会を実施しておりました。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のためイベント会場を使用しての大会実施を断念せざるを得ない状況でありましたが、当委員会より参加各園を訪問し、「防火のちかい」や「はね丸体操」を撮影するという代替の大会を実施しました。
コロナ禍において、様々なイベント等が中止され、暗い話題ばかりがニュースで流れる昨今でしたが、訪れた園では、元気いっぱいに踊る園児達の笑顔にたくさんの力を頂くことができました。また、消防職員による消防車の説明や避難のポイント等、そして住宅用火災警報器の重要性について説明等を行い、「火の用心」について真剣に学ぶ姿を目にして、園児達の健全な育成と防火思想の理解をより一層深めることが出来たことを確認しました。
いつものように幼年消防クラブの仲間をはじめ、消防関係者が一堂に会して、大会を実施することは叶いませんでしたが、今回の大会が思い出として園児達の胸にしっかりと焼き付いたことを実感することができました。
火災予防に関するポスターの募集と表彰を実施
岐阜県 岐阜市消防本部
岐阜市少年消防クラブ運営協議会、(一財)日本防火・防災協会、岐阜市消防本部共催の「火災予防に関するポスター募集」事業に、今年度は974点の応募がありました。
当事業は「岐阜市内の少年消防クラブ員及び学校の児童から火災予防に関するポスターを募集することにより、火災予防思考の普及・高揚を図ること」を目的として実施しております。
表彰式
市長賞授与
例年は上位作品約70点について表彰式を行っておりますが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、特選4名に対して表彰を行いました。
令和2年11月6日(金)に消防本部で行われた表彰式では、岐阜市長賞をはじめ、岐阜市議会議長賞、岐阜市教育委員会賞、岐阜市消防長賞の各賞を受賞したクラブ員・児童やその保護者が参加しました。
また、上位作品68点のポスターをぎふメディアコスモスやカラフルタウン岐阜で展示しました。
特選4名
ポスター展示
「令和2年度BFC防災PR活動」を実施
兵庫県 加西市少年婦人防火委員会
この度、兵庫県加西市少年婦人防火委員会(事務局:北はりま消防組合加西消防署)は、令和2年11月2日(月)から11月13日(金)の間、秋季全国火災予防運動に合わせて、「令和2年度BFC防災PR活動」を実施しました。
この活動は、市内の小学校において少年消防クラブ員が主体となって実施するもので、校内放送を利用して全児童へ火災予防を呼びかけたり、校内での避難訓練で監視役となり、訓練後の講評で「良かった点や悪かった点」などを発表したりするといった内容のものです。
火災予防をはじめとする災害予防広報は、広く地域全体に知れ渡る必要があります。そこで今回は、市内各所にある小学校に目を向け、「児童から家庭へ、家庭から地域社会へ」といった波及効果に期待して防災PR活動を計画しました。
例年は、市内各小学校の少年消防クラブ員が消防署に会して防災体験教室を実施しているところですが、本年度については、社会全体が新型コロナウイルス感染拡大の脅威の渦中にあるため、いわゆる「三密」を回避した上で効果的な広報が実施できる策を模索した結果、防災PR活動という形をとることとなりました。
本活動に共催して頂いた(一財)日本防火・防災協会、また、協力参加頂いた少年消防クラブ員をはじめ児童の皆さん、小学校関係各位の熱心な取り組みによって、地域全体へ有意義で効果的な防災広報を実施することができました。
皆様のご協力、誠にありがとうございました。
「つるぎ町半田自主防災委員会・半田中学校少年消防クラブ合同研修」を開催
徳島県 美馬西部消防組合消防本部
地域を守る「自助・共助」の精神を基本に自主防災委員会、半田中学校少年少女クラブ員を中心に関係機関と連携をとり毎年訓練を実施しています。
今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止から規模縮小も考慮されていました、様々な対策を実施し関係機関の協力のもと、令和2年11月26日(木)に例年と変わらない規模で多くの防災に対する知識を学ぶ訓練を実施することができました。
少年少女クラブ員にあっても、消防署に来署しての訓練を初め、多くの授業時間で防災訓練を行い、放課後には自主訓練等を積極的に実施することにより防災に対する知識の習得、意識の向上を感じることが出来る結果となりました。
過疎化が進む山間部の地域においては、将来の地域防災の担い手の育成は非常に大切なことであり、自主防災委員会と中学校等が今後も連携をしっかりと行いこのような訓練を継続することにより、地域防災力は必ず強化されていくと強く感じています。