一般財団法人日本防火・防災協会

「令和２年度名張市秋季火災予防啓発」を実施

幼年消防クラブへの防火啓発品の配布 　例年、秋季火災予防運動の時期に行われていました名張市消防フェスティバルは、名張市消防本部、名張市幼年少年女性防火委員会等が長年実施してきた一大イベントとして定着しています。
　しかしながら、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、消防フェスティバルが中止となりました。そのため、代替的なイベントとして各クラブにより防火啓発品を配布し、市民の防火・防災意識の向上を図るといった活動を、令和２年１１月１６日(月)から３回に分けて実施しました。
　幼年消防クラブについては、幼稚園や保育園に伺い、防火啓発品の配布を行いました。
　ある保育園では、防火啓発品を受け取った指導者から、園児たちに火遊びをしないことや、おうちの方にも火を使う際は気を付けてもらうように説明をしていただきました。園児たちクラブ員を通じて、各家庭に「火の用心」を届けることができたのではと期待しています。
　女性防火クラブについても委員長、副委員長が各クラブ員に防火啓発品を配布し、防火啓発を行っていただくよう呼びかけました。
　単体の女性防火クラブ活動の一環として各家庭の住宅用火災警報器や住宅用消火器の状況確認などを行っており、その際にあわせて防火啓発品を配布する予定です。

　名張市幼年少年女性防火委員会としては１１月２２日(日)に行われました名張学園祭で防火啓発を実施しました。
　当日は消防車のほか、警察や自衛隊が車両展示を行い、消火器の体験コーナーの設置や、住宅防火コーナーでは住警器のアンケート等を行いました。
　高齢者の方から小さなお子さんまで幅広い世代に興味を持っていただき、コロナ渦の中、効果的な防火啓発を行うことができたと思います。