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2023年2月

9. 【地方からの便り】名張

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 以下の内容は(一財)日本防火・防災協会が民間防火組織の拡充・強化を図るため、共催により事業費の一部を助成した行事を掲載しております。

「令和4年度名張市秋季火災予防啓発」を実施
三重県 名張市幼年少年女性防火委員会

 令和4年度秋季火災予防運動週間にあわせて、消防本部と幼年少年女性各クラブ、消防団で連携し、防火啓発品の配布やイベント会場での催し物など、様々な方法により防火啓発運動を実施しました。
 女性防火クラブの皆さんに地域において防火啓発品を配布していただき、防火啓発を実施しました。防火啓発の一環として、水消火器を用いた初期消火訓練や住宅用火災警報器の維持管理を推進するなど、地区ごとに徹底した防火啓発を行っていただきました。また、少年消防クラブ、幼年消防クラブ員の皆さんにも防火啓発品の配布を行うことで子供たちを通じて、各家庭での防火意識の向上につながったと考えています。
 イベントによる防火啓発では令和4年11月6日(日)に開催されました名張学園祭の会場内に消防ブースを設け、消防団による車両展示、水消火器を用いた初期消火体験や住宅用火災警報器のアンケートを実施するとともに少年消防クラブの指導者にご協力いただき、名張学園祭来場者に対して啓発物の配布と火災予防の呼びかけを行いました。

 指導者の皆さんによる積極的な防火啓発の呼びかけによりイベント来場者に広く火災予防啓発を行うことができ、消防行政への関心を深めていただくとともに住宅防火について再認識していただく良い機会になったのではないかと思います。
 また、夏の体験学習において少年消防クラブ員が作成した防災かるたと感想文を体験学習の成果として文集にしました。参加したクラブ員からは「防災のことがよくわかった。今回の経験を活かしたい。」などの感想があり、防火意識の啓発が図られていることが見受けられました。
 このような活動により幼年少年女性防火委員会の「クラブ員の防火意識の高揚を図る」「各クラブ相互の連携の強化を図る」「クラブ員を通じて広く防火思想を普及させる」という目的を達成することができたと考えます。


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