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2005年4月

3.婦人防火クラブ救急講習会(鎌ヶ谷・壱岐・十和田・飯舘村・雲南)

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千葉県 鎌ヶ⾕市消防本部

いざに備え救急法学ぶ
 「いざ」というときに強い味⽅となる救急救命技術を習得しようと、主婦らを対象にした「婦⼈防⽕クラブ員救急講習会」が10⽉31⽇(⽇)9時より、鎌ヶ⾕市で開催されました。
 この講習会は、財団法⼈⽇本防⽕協会が地域における救命率向上策の⼀環として5年前から取り組んでおり、全国に約1万5千団体ある同クラブから毎年20団体を選び講習事業費を補助しています。
 鎌ヶ⾕市婦⼈防⽕クラブ(⽵内久⼦会⻑、156名)は今年度初めて選ばれました。これまで2回の講習会で市内の同クラブ員、⼀般の主婦ら約70名が受講し、同市⻄道野辺の鎌ヶ⾕橋⾃治会館で⾃治会の同クラブ員30名が、同市消防局から派遣された救急指導員の指導を受けました。
 応急⼿当の基礎知識に関するビデオを観賞後、さっそく実技を⾏いました。同協会から贈られた最新型の⼈形などを使い、気道確保、⼈⼯呼吸法、⼼臓マッサージに⾄る⼼肺蘇⽣法や⽌⾎法を学びました。
 ここ数ヶ⽉で台風や地震などの災害が続発したせいもあって、受講者の表情は真剣そのもの、熱⼼に質問していた在宅ヘルパーの橋本英⼦さんは、「地震もあってこうした技術を⾝近に感じる。こういう場⾯に遭遇した場合は恐れずやってみたい」と話していました。
 約3時間の講習会後には、全員へ普通救命講習の修了証が交付されました。
 終了後、炊き出しボランティアで新潟県中越地震の被災地へ向かうという⽵内会⻑は、「この経験がいざというときの地域の安全につながれば」と期待を込めていました。

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⻑崎県 壱岐市消防本部

 10⽉29⽇(⾦)から31⽇(⽇)までの3⽇間、「婦⼈防⽕クラブ員救急講習会」が壱岐市において開催されました。
 救急講習会は4回に分けて⾏われました。10⽉29⽇(⾦)午後6時からクオリティーライフセンターつばさで⾏われた講習には塩⾕、瀬⼾、湯岳婦⼈防⽕クラブ、30⽇(⼟)午後6時から壱岐⽂化ホールでの講習では元居、初瀬婦⼈防⽕クラブ、31⽇(⽇)午前9時30分から⼤島公⺠館での講習では⼤島、⻑島、原島婦⼈防⽕クラブ、31⽇(⽇)午後2時から⽯⽥農村環境改善センターでの講習では久喜東部、久喜⻄部、⼭崎婦⼈防⽕クラブのクラブ員計106名が参加しました。
 救急救命⼠による説明の後、班ごとに分かれての実技講習が⾏われました。⼈形を使っての2⼈1組での傷病者に対する気道確保、⼈⼯呼吸法、⼼臓マッサージに⾄る⼼肺蘇⽣法や⽌⾎法などを学びました。
 また、⼤島会場では壱岐市婦⼈防⽕クラブ連絡協議会会⻑、⻑崎県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会会⻑のあいさつもあり、台風、地震などの災害が続いたこともあって、参加者は真剣な表情で話に聞き⼊っていました。

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⻘森県 ⼗和⽥地域広域事務組合消防本部

 ⼗和⽥地域広域事務組合消防本部管内婦⼈防⽕クラブ連絡協議会が「婦⼈防⽕クラブ員救急講習会」モデル地区に指定され、10⽉28⽇(⽔)、11⽉10⽇(⽔)、25⽇(⽊)の3回にわたり、六⼾町、⼗和⽥湖町、⼗和⽥市において開催実施され、延べ99名の⽅々に受講していただきました。
 特に、六⼾町において実施された最初の講習会には、⽇本防⽕協会から渡辺総務課⻑補佐並びに⻘森県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会の⽵内会⻑のご出席をいただく中で開催できました。
 ⽵内会⻑からは「家庭を守りながら地域防災のため活動しているクラブ員の皆様が、今⽇の講習会で応急⼿当の重要性を理解し、知識・技術を習得され、地域の⽅々にその重要性を広めていただくよう期待します。」と激励があり、受講者はそれぞれ真剣に取り組んでいました。
 アンケート調査では、ほとんどの⼈がもう⼀度受講したいという感想を述べており、今後の応急⼿当の普及推進が図られていくものと確信でき、⼤盛会に終了することができました。

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福島県 相⾺地⽅広域消防本部

救命法を学ぶ
 飯舘村婦⼈消防隊員を対象にした救急講習会は11⽉11⽇(⽊)から始まりました。
 講習会は⽇本防⽕協会、救急振興財団、飯舘村婦⼈消防隊の主催で、初⽇は飯樋町集会所で開かれました。
 飯舘村婦⼈消防隊の⾼橋美佐⼦隊⻑と管野典雄村⻑があいさつし、⽇本防⽕協会の⽔村昇振興部兼業務部課⻑補佐、県⼥性防⽕クラブ連絡協議会の遠藤瞳会⻑(東和町)のあいさつも⾏われました。
 河村幸⼀郎救急救命⼠(原町消防署飯舘分署)らが講師を務め、まず河村さんが救命救急の重要性について講話しました。⼈形などを使った実技では、約40名の婦⼈消防隊員が万⼀の際に役⽴つ⼼肺蘇⽣法をしっかりと⾝につけました。
 講習会は11⽉21⽇(⽇)⾅⽯集会場、11⽉28⽇(⽇)村公⺠館でも開催されました。

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島根県 雲南市消防本部

 10⽉17⽇(⽇)、24⽇(⽇)と婦⼈防⽕クラブ救急講習会(普通救命講習)が開催されました。10⽉17⽇(⽇)9時から⽊次町消防本部会議室において⾏われ、上熊⾕地区婦⼈防⽕クラブの35名が参加、同⽇同時刻、仁多分署会議室においての救急講習会には、三沢⼥性防⽕クラブ20名、堀婦⼈防⽕クラブ15名の計35名の参加で開催されました。
 10⽉24⽇(⽇)は9時から、⽊次町消防本部会議室において⾏われ、中⼭団地⼥性防⽕クラブ20名、旭町分館⼥性防⽕クラブ15名の計35名の参加者がありました。
 実技講習では⼈形を使っての気道確保、⼈⼯呼吸法などを学びました。台風、地震などの災害が続いたこともあって、参加者は真剣な表情で話に聞き⼊り、講習に参加しておりました。
 この講習会は、財団法⼈⽇本 防⽕協会が地域における救命率向上策の⼀環として5年前から取り組んでおり、全国に約1万5千団体ある同クラブから毎年20団体を選び講習事業費を補助しています。

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