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2006年12月

5.平成18年度婦人防火クラブ連絡協議会幹部地域研修会

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千葉県婦人防火クラブ連絡協議会

 平成18年度の「関東地区婦人防火クラブ連絡協議会幹部地域研修会」が、9月27日~28日千葉市の幕張 新都心において、1都5県から約90名の方々が出席し開催されました。
 この研修会は、現在37道府県に設置されている都道府県単位の婦人防火クラブの団体相互の交流と活動 内容等の情報交換などを行うことにより、協議会未設置都府県の解消と地域間組織の一層の充実・強化、 連携を図るため、ブロック単位で実施されているもので、関東ブロックの平成18年度の研修会は、千葉県婦 人防火クラブ連絡協議会及び財団法人日本防火協会の主催により実施されたものです。
 研修会では、先ず、主催者である竹内千葉県婦人防火クラブ連絡協議会会長及び馬瀬日本防火協会常 務理事からの挨拶があり、続いて来賓として増田千葉県消防協会長及び吉田千葉県総務部消防地震防災 課長からの挨拶を賜り、研修会に進みました。
 最初に、総務省消防庁国民保護・防災部防災課の藤田震災対策専門官から「地域防災と婦人(女性)防火 クラブ」と題して講話があり、続いて、元NHK解説委員の吉村秀實氏から「巨大地震にどう備えるか」と題し 記念講演がありました。
 その後、休憩時間をはさんで、出席された六つの防火クラブ、二つの防火女性の会から体験及び意見発表 が行われ、各団体代表者から様々な体験談等が披露されました。
 最後に、開催地千葉県の福井幹事から「千葉県のおもしろいところ・おもしろいこと」と題し、17世紀の初め 御宿海岸の沖合にメキシコの船が、暴風雨により座礁し、地元の漁民たちが救助したときの話など、災害時 における救助のあり方などを交え披露しておりました。
 翌日は、天候に恵まれ、幕張メッセの防災施設の視察研修を行い、2日間の研修会を無事終了しました。


千葉県竹内会長

元NHK吉村解説員

消防庁・藤田震災対策専門官

馬瀬日本防火協会常務理事

新都心 幕張メッセ防災施設見学

新都心 幕張メッセ防災施設見学

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兵庫県婦人防火クラブ連絡協議会

 兵庫県婦人防火クラブ連絡協議会では、「平成18年度近畿ブロック婦人防火クラブ幹部研修会」を、去る11 月8日(水)、9日(木)の2日間、兵庫県神戸市のニューオータニ神戸ハーバーランドで開催しました。
 本研修会は、兵庫県及び財団法人日本防火協会との共催で開催するもので、近畿ブロック各府県の婦人 防火クラブ相互の交流と活動内容等の情報交換などを行うことにより、各府県および地域間の連携を深め、 婦人防火クラブ活動の一層の充実強化を図ることを目的とするものです。
 第1日目は、まず、主催者のあいさつの後、総務省消防庁国民保護・防災部防災課の藤田和久震災対策 専門官から、「最近の消防庁の取り組みと地域防災力について」と題して基調講演をいただきました。日本の 災害の概況や政府としての取り組み、婦人防火クラブへの期待、住宅用火災警報器の設置義務化などにつ いて説明があり、婦人防火クラブの果たす役割を改めて学びとることができました。
 その後、「兵庫県災害医療センター」と「神戸花鳥園」の二手に分かれて、施設見学を行いました。そして、 夕方からは、懇談会を開催し、各府県・各地域間の活動状況について情報交換を行うとともに、研修会参加 者相互の交流を深めました。
 第2日目は、NPO法人阪神高齢者・障害者支援ネットワークの黒田裕子理事長から「地域の見守り活動か ら、ぼうさいを考える ~日常の見守りがひとりの人としての「いのち」を救う~」と題して講演をいただきまし た。災害時の要救護者支援のあり方や、在宅医療が進む中での、「医療」「福祉」「保健」の連携などについ て、実際に阪神・淡路大震災の被災地で経験された数多くのエピソードを交え、分かりやすくお話いただき、 地域(コミュニティー)の重要性を再認識することができた、あっという間の2時間でした。
 2日間の短い日程でしたが、講演・施設見学等を通じて、各府県・各地域間の連携の強化が図られた有意 義な研修会となりました。


会長あいさつ(会場全体)

黒田裕子理事長

兵庫県婦人防火クラブ連絡協議会
山崎たみ子会長

日本防火協会
馬瀬寛常務理事

兵庫県東田雅俊防災監

施設見学(兵庫県災害医療センター)

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