嶺北消防組合少年消防クラブ合同交歓会が7月31日(月)、坂井市三国町の三国運動公園で開催されまし
た。
坂井、あわら両市の小学校22校のクラブ員計約320人が参加しました。6班に分かれて県防災ヘリコプター
による救助訓練を見学した後、ロープ渡り、救助工作車・救助資機材の展示見学、消防クイズ、放水、はしご
車見学、応急手当ての6種類の体験学習を順番に行いました。
ロープ渡りでは、腰に金具が付いたベルトを装着して高さ約2メートルに張られたロープに金具を引っ掛け、
手の力だけで長さ約8メートルのロープを渡り、はしご車の見学では、2人ずつがはしごの先端に乗り込み、
地上約26メートルの高さを体験しました。
合同交歓会を通して、各クラブの情報交換を行うとともにクラブ員同志の人間関係を深めるとともに社会性
を涵養することができました。
第21回茨城県幼年少年婦人防火大会(茨城県、茨城県幼少年婦人防火委員会、茨城県消防協会など主
催)が8月10日(木)土浦市民会館において開催され、火災予防意識を高め、民間防火組織の結成促進を図
ろうと、関係各機関の関係者らが県内各地から集まり、交流を深めました。
当日は快晴で知事及び県消防協会長と受賞者の記念撮影を行った後、地元消防団長の開会の言葉で開
始されました。
主催者として、橋本茨城県知事が挨拶し、その中で「高齢者の火災による死者が全体の半分を占めてい
る。クラブ員の皆様による高齢者世帯への訪問などの活動は災害時において被害を最小限に止めるために
重要である」と述べられていました。
その後、知事表彰22名、協会長表彰23名が表彰されました。代表謝辞では地元幼稚園児2名で「私たちは
火遊びはしません。火の用心を守ります。」と元気よく誓いました。
アトラクションとして、地元幼稚園のマーチングバンド演奏と伝統芸の土浦さくらはやしが披露され終了しま
した。
平成18年10月12日(木)から29日(日)までの18日間、市内2ヶ所の会場において児童火災予防習字展を赤
平市幼少年婦人防火委員会と財団法人日本防火協会の共催で開催いたしました。
これは、火災予防運動の一環といたしまして、少年消防クラブ員はもとより市内小学校高学年の児童を対
象に、児童の防火意識を育み、児童を通して家庭や地域の火災予防思想の普及啓発を図ることを目的とし
ております。
今年度は、市内全小学校が参加し昨年を上回る279作品が集まりました。そして、赤平書道連盟の協力を
得て厳正なる審査の結果、最優秀賞は、小学4年生の島崎真緒(しまざき まお)さんの作品が選ばれ、他優
秀賞3作品、優良賞3作品などを含む合計31作品に決定いたしました。
表彰式は、「赤平市交流センターみらい」において10月28日(土)に行われ、関係者が見守る中、赤平市幼
少年婦人防火委員会会長より賞状や盾などが授与されました。
射水市内にある31の幼稚園、保育園に設けられた幼年消防クラブの集いが10月6日(金)、射水市小杉総
合体育センターで開かれました。集まった約550人の園児たちが、火災の恐ろしさを学び、「火遊びはしませ
ん」などと防火を誓いました。
11月9日からの全国秋の火災予防運動を前に、幼年クラブの子どもたちや指導に当たる保育園、幼稚園の
職員に、火災予防の啓発と防火をPRしようと開いており、今年で19回目になります。
開会式では分家射水市長らが祝辞を述べ、園児を代表して大島南部保育園の今口皓陽ちゃんと盛田あむ
ちゃんが「私たちは絶対に火遊びはしません」「お父さん、お母さん、先生方の教えを守ります」「礼儀正しく素
直な子どもになります」と、誓いの言葉を述べました。
救助訓練では、射水市消防本部の救急隊員が、体育館の2階で動けなくなった人を、高所用はしごを使っ
て救出する様子を見学しました。子どもたちは、テレビのキャラクターと一緒に体操をして、思い切り体を動か
しました。
集いは当初、県立大グラウンドで県消防防災ヘリなども参加して開く予定でしたが、雨のため同体育セン
ターに会場が変更されました。
参加した子供たちは幼年消防クラブ員として自覚を持ち、救助隊による救出訓練を見学して消防の仕事へ
の興味を持ちました。
また、各関係機関の代表者や見学の保護者も含め、消防業務や幼年消防クラブに対する理解を深めまし
た。
関市幼年消防クラブ連絡協議会は、10月20日(金)「第6回チビッコふれあい消防ひろば」を関市若草通の
若草プラザで開催いたしました。
連絡協議会では、幼児期からの防火意識を高めようと毎年1回実施しているもので、園児ら約1,100人が消
防車との綱引きを体験したり、はしご車などを間近で見学、消防への親しみを深め「防火の誓い」を声を合わ
せて斉唱しました。
この日は、市内29の幼・保育園から年長組が参加し消防車と綱引きで対決し、見事に圧勝すると園児たち
は歓声を上げていました。
また、防火映画の鑑賞や消火活動で着用する防火衣などの試着、濃煙体験など多彩な体験をし、消防士
気分をあじわった一日となりました。
「災害に強い町、災害に強い市民づくり」をテーマとし、「みんなでなろう災害に強い有田市民」をスローガン
とする『有田市消防フェスティバル2006』が、10月22日(日)10時から、有田川右岸の「多目的グランド」をメイ
ン会場とし、晴天の下盛大に行われました。
消防フェスティバルの開催を通じて、市民の防災意識の向上を図り、災害のない・災害に強い町づくりを推
進することを目的とし、幼年消防クラブ員588名、婦人防火クラブ員166名、他関係団体を含め約3,000名が参
加されました。
消防フェスティバルでは、幼年消防クラブによる鼓笛演奏、水消火器を使った初期消火訓練、起震車による
地震体験、レンジャー体験訓練、スモークマシーンによる煙体験、ミニSL乗車など他多彩なコーナーを設置
し、多くの方々の参加を得て、最後に「防火祈願餅まき大会」が行われました。
このフェスティバルを通じ、参加者の防火意識の普及、また災害のない・災害に強い町づくりを推進すること
など、火災予防に大きな効果が得られました。
第22回幼年消防白河地方大会が10月25日(水)午前10時から白
河市総合運動公園において開催されました。
第22回を迎えたこの大会は、長年にわたる開催のため、マンネ
リ化も目立ってきたことから今大会から従来の実施要綱を大幅に
変更して開催することとなり、前年度から各幼年消防クラブの多く
の指導者や消防職員等が意見を出し合い鋭意検討した結果、室
内での式典型をやめて、屋外で実施しクラブ員ひとりひとりが消防
のいろいろなものを見たり・聞いたり・触れたりする伸び伸びとした
動きのある大会にすることとなりました。
これにより、大会当日は屋内では見ることができない本格的な消防訓練や福島県消防防災ヘリの訓練も見
られ、クラブ員から大きな拍手や歓声も上がりたいへん盛会となりました。
また、クラブ員はもとより指導者・保護者などにもたいへん好評な大会となりました。
来年度もこのような大会運営をすることにより、幼年時の防火意識高揚をしていきたいと考えています。
都城市消防局
保育園児らに火災予防に対する認識を習得させることを目的に、「都城地区幼年少年防火委員会」が主催
で「ちびっこ消防の広場」が10月25日(水)に開催されました。幼年消防クラブに加盟している保育園などから
年長組844名が参加し、「火遊びは絶対にしません」と誓い合いました。
今回は、新たに3園がクラブに加盟したことから結成式を行い、纏・クラブ旗・法被を園児が受け取りました。
また、消防職員による着ぐるみの寸劇「火遊びは怖いよ」で火遊びの怖さを教えたり、園児による「ちびっこ
消防隊」が消防署員と一緒に訓練を行ったり、消防車両との記念写真を撮ったりしました。
最後に「閉会セレモニー」としてちびっこ絵画展の表彰式や防火の誓いを斉唱するなど園児にとって防火の
大切さを学ぶ楽しいイベントとなったようです。