茨城県婦人防火クラブ連絡協議会、群馬県婦人防火クラブ連絡協議会、山梨県女性防火クラブ連絡
協議会総会および役員会において、役員改選が行われました。
それに伴い、茨城県婦人防火クラブ連絡協議会では6月18日付で前島幸子会長、群馬県婦人防火ク
ラブ連絡協議会では7月5日付で岸數子会長、山梨県女性防火クラブ連絡協議会では7月11日付で荻
野シゲ子会長が就任されました。
各県の婦人(女性)防火クラブ連絡協議会、新任会長より、就任のご挨拶をいただきましたので下
記にて掲載いたします。
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この度、茨城県婦人防火クラブ連絡協議会役員改選におき
まして、久保田テル前会長の後任として会長に就任いたしま
した前島幸子と申します。
会長職という重責を全うすることができるかと不安ではあ
りますが、財団法人日本防火協会をはじめ、関係機関の皆様
のご指導、ご協力をいただきながら精一杯努めてまいります
ので、宜しくお願いいたします。
昨年設立20周年を迎えた茨城県婦人防火クラブ連絡協議会
は防火防災を中心とする活動を通じて、安全で安心して暮ら
せる地域社会づくりを目標に、地域住民への防火思想の普及啓発活動を県内200団体26,000人の会
員で取り組んでいます。
さて、茨城県では昨年放火自殺者を除く住宅火災により42名の方が犠牲となり、年々増加してい
る状況であり、まさに住宅用火災警報器の早期設置が課題であると感じております。
このような状況を踏まえ、住宅用火災警報器の早期設置に向けて、私たち婦人防火クラブの果たす
役割は大変重要なものであると考えております。
当協議会におきましても、住宅用火災警報器が早期に普及、設置されるよう、県内の各婦人防火ク
ラブの活動を支援するとともに、防災イベントなどを開催して積極的な広報活動に努めて参りますの
で、皆様のご支援、ご協力を宜しくお願いいたします。
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新潟中越沖地震で被災されました皆様に心よりお見舞いを
申し上げます。
この度、群馬県婦人防火クラブ連絡協議会役員会におきま
して、藤井千鈴子前会長の後任として会長に就任いたしまし
た岸數子と申します。
会長という大役に対しましては、大きな責任と不安を痛感
しているところでありますが、関係各位のご協力をいただき
ながら精一杯努めて参る所存でございますので、どうぞよろ
しくお願いいたします。
さて、群馬県には「かかあ天下とからっ風」という言葉がありますが、この「かかあ天下」とは、
「働き者でしっかりしている」という意味があります。私は、まさにこの言葉は私たち婦人防火クラ
ブ員のことを指しているように思います。家庭をしっかり守り「我が家から火を出さない」をモット
ーに、防火防災の輪を210万県民に広げ、"いざ"というときにお互いが支えあうことができるよう活
動を進めて行きたいと思っております。
今後、ますます高齢化社会が進み、防災弱者が増えることは目に見えております。私たち婦人防火
クラブ員は地域や家庭での防火管理者と成りうるよう一層努力することをお誓い申し上げますととも
に、関係各位皆様の、なお一層のご指導とご鞭撻をお願い申し上げご挨拶といたします。
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この度、山梨県女性防火クラブ連絡協議会長に就任いたし
ました荻野シゲ子でございます。微力ではありますが、前中
澤千恵乃会長の職責をけがさぬよう精一杯頑張って参ります
ので関係者の皆様のご支援ご協力の程よろしくお願い申し上
げます。また、この春、文部科学省から、私の住む甲府市
は、今後30年以内に震度6弱以上の地震の発生する確立が
82%と発表されたところですが、先般の能登半島地震や新潟
県中越沖地震はとても人ごととは思えず、被災された皆様に
心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
さて、昨年の本県の人口1万人当たりの火災出火率は5.19と、残念ながら全国で4番目と高く、
出火原因は、こんろ、放火、たばこ、ストーブ、火遊び、たき火等様々ですが、住宅火災では依然と
して高齢者の被害が目立っております。
このため、私達女性防火クラブ員はより連携を強め、女性ならではのきめ細やかな気配りや防火思
想をより一層地域に広めていかなければならないと、改めてその重要性を認識した次第です。
今年度は、「住宅用火災警報器の設置促進」を重要課題に掲げておりますが、地域の安全確保の観
点から昨今の事故や災害等も視野に「AED」や「災害時要援護者等の見守り」等の活動も併せて推
進して参りたいと考えております。
結びに、それぞれの地域の特性を生かした活動が益々発展されますとともに関係者の皆様のご健勝
をご祈念申し上げご挨拶とさせていただきます。