(財)日本防火協会が開催する防火管理講習も19年度で5年目に入り、各消防本部からの開催要望
についても大幅に増加しております。ちなみに今年度は、新規講習185回、再講習49回計234回とな
りました。
講習回数の大幅な増加に伴い更に講習の質を高めることが、皆様の期待に応えることと考え、この
度、講師会議を東京会場で8月20日(月)、福岡会場で8月24日(金)に開催いたしました。
東京会場では「消防庁予防課違反処理対策官」三浦宏氏に特別研修をお願いし、消防法改正に伴う
今後の対応等について「予防行政の最近の動向について」と題して熱弁をふるわれました。福岡会場
でも同テーマで特別研修が行われ、講師の方々から意義のある内容との評価を受けました。
また、平成19年度防火管理講習の説明、教授技術の向上策や熱心な質疑応答など充実した講師会
議が行われました。
東京会場
東京会場 特別研修
「住宅用火災警報器共同購入ガイド」につきましては、都道府県消防主管課及び全国の市町村消防
本部に対して配付したところですが、まとまった部数を追加配付して欲しい、その際に市町村等の名
入れをしたいなどの要望が数多く寄せられています。
当協会としても、各方面から同事業に対する高い評価をいただいたことは、大変喜ばしいことです
が、限られた予算で必要部数を作成・配付したものであり、ご要望に応じられないのが現状です。
そこで、改めて、皆様からのご要望数を取りまとめ、一括増刷印刷により、なるべく実費でご提供
できるようにいたしたいと考えております。(ただし、名入れ代は別途。)
なお、追加要望につきましては消防本部又は婦人(女性)防火クラブ、自主防災組織等におきまし
て、必要部数を取りまとめていただき、下記「住宅用火災警報器共同購入ガイド追加申込書」により
当協会あてに、来る9月15日までに提出していただきたいと存じます。
全国の消防本部等からの追加要望を取りまとめ、増刷りを行う段階でご提供価額が決定いたしま
す。単価の公表については、当協会のホームページ(http://www.n‒bouka.or.jp)で行います。
住宅用火災警報器共同購入ガイド追加申込書(PDF)
当協会防火ネットニュース メールマガジンVol.31(7月配信)より、サカモトキッチンスタジオ
の坂本廣子さんによる連載「食と防災」がスタートし、メールマガジン購読者の皆様から大変ご好評
をいただいております。
第1回は「震災のあとに学んだこと」と題して、阪神大震災の体験談とその経験から感じたこと、
第2回は「命を守る住まいを」と題して、暮らしの基本は住まいであることから、その住まいを確保
するために、何をする必要があるかについて、阪神大震災の被災者でもある坂本さんの視点からお送
りしています。
なお、こちらの連載はメールマガジンのみでご覧いただける形になっております。ご購読希望の方
は下記にてご登録下さい。
坂本 廣子(さかもと ひろこ)先生プロフィール
神戸生まれの神戸育ち。同志社大学英文科卒。サカモトキッチンスタ
ジオをベースに、「台所は社会の縮図」として、生活者の立場からの料
理作りを目指す。幼児の食教育の一環として、30年にわたり調理実習
を行う他、高齢者、障害者および一人暮しの人のための安全な調理法
「炎のない料理システム」の普及など、実践的活動を行っている。
NHK「きょうの料理」NHK教育テレビ「ひとりでできるもん」の
生みの親。テレビやビデオ、雑誌、新聞などのメディアにおける活動に
加え、商品開発、企画及び講演など多角的に活動中。
相愛大学客員教授、神戸女子短期大学非常勤講師、地域に根ざした食
育推進協議会委員、農林水産省食と農の応援団員、近畿地域食育推進協
議会委員(以上、農水省)、NHK学校放送番組委員、近畿米粉食品普
及推進協議会代表、キッズキッチン協会副会長、子供のための博物館
「キッズ・プラザ・オーサカ」講師、兵庫県食品産業アドバイザー、大阪府食育検討委員会座長、石
川県食育アドヴァイザー、よみうり子育て応援団団員、大阪スローフード協会名誉顧問、アユタヤ・
カービング協会理事、日中友好協会神戸支部参与、保育学会会員、日本書芸院会員、道具学会会員、
伝統食品研究会会員、テンペ研究会員。