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加古川市消防本部
加古川市消防本部は、(財)日本防火協会の助成事業により、平成19年度「婦人防火クラブ員救
急講習会」の実施市町村の選定を受け、加古川市婦人防火クラブ連合会を対象に婦人防火クラブ普通
救命講習会を開催いたしました。
心肺蘇生訓練人形・AED(自動体外式除細動器)トレーナー・三角巾が交付されたことに伴い、
加古川市消防本部の救急救命士を講師に、婦人防火クラブ員に対し、応急手当の重要性・心肺蘇生法
(実技)・AED の使用法・止血法の普通救命講習が実施されました。しめくくりでは、実技の効果
測定が行われ、クラブ員は緊張した面持ちで心肺蘇生人形に向かい真剣に取り組んだ結果、全員無事
に普通救命講習修了証が手渡されました。
講習に参加したクラブ員からは「心肺蘇生法の大切さと必要性を再確認しました。次は上級救命講
習を受講したいと思います。」また、クラブの役員さんからは「応急手当普及員になって、クラブ員
だけでなく町内会や婦人会にも普及し、指導しながら学習したいです。」などの感想が聞かれまし
た。
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新潟県 新潟市消防局
平成19年10月23日(火)、新潟市防火連合協議会婦
人防火部(橋本照子部会長)では、新潟市小針青山公民館に
おいて、日本防火協会から交付を受けた心肺蘇生人体モデル
及び自動体外式除細動器(AED)等を活用して、市内各地区
の婦人防火部員36名が参加した「救急講習会」を開催しま
した。
受講者は、班ごとに訓練用人形を使い「意識の確認」から
「119番通報」、「気道確保」、「人工呼吸」、「心臓マ
ッサージ」、「自動体外式除細動器(AED)の取り扱い」ま
でを実習し、救急車が現場に到着するまでの、正しい応急手当の方法を身につけました。
また、9月20日(木)に新潟市東消防署で行われた講習会では32名が受講し、10月9日
(火)には新潟市鳥屋野地区公民館で26名が受講して、救命救急の最前線で活躍する救急救命士の
熱心な指導に、積極的に質問を投げかける婦人防火部員もいて、関心の高さがうかがわれました。
この講習をとおして、すべての参加者が救急救命に対する正しい知識を得ることができ、地域にお
ける「早い通報」や「応急手当」等に積極的に貢献し、市民、救急隊、医療機関の「救命のリレー」
がうまく繋ながり、より高い救命の効果が期待されます。