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2007年11月

11.地方からの便り

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天草広域連合消防本部

 倉岳分遣所では9月5日、倉岳町棚底の上揚交差点で苓陽幼稚園、倉岳保育所の幼年消防クラブ員が、道行くドライバーを対象に「救急の日」普及啓発活動を実施した。
 お揃いの法被を着た園児が大きな声で、「9月9日は、救急の日です。安全運転をお願いします」と救急チラシやドリンク、園児手作りのお守りをドライバーに手渡すと、にこやかな表情で「ありがとう。安全運転を心がけます。」と返事が返っていた。
 園児らは「暑かったけど、たくさんの人に渡せて良かった」と、満面の笑顔。この日、猛暑の中に約40分間で100台の車両に渡すことができた。


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入間市消防本部(入間市幼年消防クラブ)

 10月16日に杏ほいくえん幼年消防クラブ(クラブ員71名)の結成式が行われました。
 子供たちは、大きな声で「防火のちかい」を読み上げ、火の用心を約束しました。手渡さられた法被を着て、元気いっぱい「火の用心のうた」を歌いました。子供たちの笑顔にこれからの幼年消防クラブ員としての力強さを感じました。
 今後は、幼年消防クラブ員として、正しい火の取り扱いなどを学んでいきます。


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釧路市少年婦人防火委員会


住警器啓発
 釧路沖地震を教訓に災害に強い街づくりを市民レベルで考え、防災意識を高めてもらおうと、平成19年9月30日(日)釧路市消防本部・釧路市民防災センターにおいて、平成15年から実施して5回目となる「防災ワンデー2007~大地震・大津波の怖さを知り備えるために…~」を開催し、釧路市家庭防災推進員を始めとする多くの市民が参加し有意義な一日を過ごしました。

 主催者代表釧路市連合町内会矢野忠治会長と来賓上原副市長の開会挨拶に続き、防災講演会を開催、平成19年2月に釧路市連合防災推進協議会が釧路市民を対象に調査した「津波警報発表に伴う避難勧告に関するアンケート」についての結果を、国土交通省国土技術政策総合研究所河川研究部海岸研究部主任研究官加藤史訓氏が分析して「市民による津波避難アンケートから防災を考える」をテーマとした釧路市及び市民意識の現状と今後の取組みについての講演を受け、参加者一同防災への心構えをあらたにしました。

 午後からのイベントは、幼年消防クラブ2団体による「YOSAKOIソーラン」と「リズム体操と幼年消防クラブの歌」の披露があり、ドキドキしながら見守る家族と元気な踊りとかわいい鳴子さばきに多くの参加者から大きな拍手が送られました。

 屋外イベント会場では、恒例の防災ラーメンを開店し長蛇の列のなか限定300食は瞬く間に売り切れてしまい、今年初めてお目見えした「綿あめ」も好評で、おいしそうにほおばる子供たちに思わず笑みがこぼれました。 NHKの人気キャラクター「どーもくん」との記念撮影会が開催され、消防車をバックに家族一緒に記念撮影を楽しみ、ちびっ子放水体験では、子供用防火衣を着て的を目掛けて放水し、的中したときに誇らしげな顔をする子供に将来の消防士の姿を見るようでした。

 防災センターロビーでは、住宅用火災警報器の展示を実施し、職員が製作した住警器設置住宅モデルを飾り、その精巧なつくりに訪れた市民は感心し、防災ラーメンの行列の途中に各メーカーの住警器を展示し、熱心に住警器のことについて質問する市民に対して消防設備協会職員の方が親切丁寧に説明をして住宅用火災警報器の設置促進の広報に一役買いました。

 今年、釧路市消防後援会発足50年を迎え、記念事業として「消防歴史写真展」も開催され、懐かしい写真を前に、消防団員の諸先輩が写真の解説をしながら、昔話に花が咲きました。

 小型はしご車の試乗体験、防災センターでの初期消火体験・地震体験・119番通報コーナー、NHKの中継カメラやお天気カメラ操作体験など普段できない体験をして、レスキュー隊員の救助訓練実演では、颯爽とした隊員に多くの市民が感心していました。

 当日の最高気温は「16.1℃」肌寒いと思いきや、青空いっぱいの天気にも恵まれ、心が「ホッ」と温まり満足そうに帰宅する参加者の背中に災害に対する「用心と自信」を感じ、数ヶ月前から、イベントを企画準備していたスタッフ一同、防災の輪が少しでも多く広がることを願いました。


保育園


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八女消防本部

八女消防本部では、平成19年9月27・28日の2日間、甲種防火管理新規講習会を実施しました。
講習会には、各事業所から71名が受講し、消防職員を講師に10時間の講習と2時間の消防訓練を行いました。
講習では、火気設備器具や消防設備等、日常行う点検のポイント、火災時の通報や避難誘導の注意点、過去の火災事例から焼死者が出た問題点などの教訓について学びました。
消防訓練では、初期消火訓 練や屋内消火栓取り扱い訓練、また宝くじの助成金で整備した煙体験ハウスの中にいる負傷者を救出し心肺蘇生法を行う訓練などを行いました。
 受講者は、防火管理とは何かを理解することにより、人命・身体・財産の安全を確保するため、その責務を重く受け止められた講習会となりました。



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八女消防本部

 平成19年9月1日、八女市忠見の北部スポーツ公園一帯において財団法人日本防火協会・八女市・福岡県消防協会西八女支部・八女消防本部の共催による「平成19年八女地区総合防災訓練」を開催した。
 この催しは、八女市、近隣市町村の防災関係機関並びに地域住民が一体となって、実効性のある総合的な防災訓練を実施することにより、災害時における連絡協調体制の確立及び防災技術の向上を図るとともに、広く住民に防災思想の普及啓発を図ることを目的に開催したものである。
 訓練想定として、九州北部に台風が接近し時間雨量80mmを超える大雨となり、河川増水や家屋倒壊、道路陥没が相次ぎ、さらにライフラインも寸断され、併せて福岡県南部を震源とするマグニチュード6.5の地震が発生し、八女市で震度6弱を観測したとの想定で行った。
 訓練内容として、情報収集警戒広報訓練、発災地上空偵察訓練、避難勧告発令、自衛隊災害派遣・消防相互応援要請訓練、食糧供給訓練、現地救護所・救援物資搬送訓練、住民避難訓練、避難者介護・応急処置訓練、自主防災組織訓練、集結訓練、水防訓練、危険物流出処置訓練・ライフライン応急復旧訓練、倒壊家屋・埋没車両からの救出訓練、一斉放水訓練を行った。
 食糧供給訓練では、陸上自衛隊が給水及び炊き出し、八女市婦人防火クラブが非常食(おにぎり)を1000個作製しました。災害時という想定で設備等が整ってなかったにも関わらず、機敏な行動又チーム力により非常食作製を予定より早く終了することができた。
自主防災組織訓練では、地域住民で構成された自主防災組織が、転倒した家具の下敷きになり動けない負傷者をジャッキなどにより救出し、負傷者を救護所へ搬送する訓練を行った。また、地震により火災が発生した倒壊家屋に軽トラックに積載した小型ポンプを使用し初期消火活動を行った。
 イベントコーナーでは、災害対応型自動販売機、住宅用火災警報器、安全機能付ガステーブルなどを展示した。また、宝くじの助成金で整備した煙体験ハウスによる煙体験コーナー、起震車による地震体験コーナーでは、煙や地震に対する恐ろしさを身を持って体感することができた。
 また、この訓練の中で、八女市幼年・少年消防クラブは住民避難訓練に参加し、災害が発生した場合どのようにして避難か又どのようにすれば安全に避難できるかなど真剣な表情で訓練に取り組んでいました。
 訓練に参加した地域住民や関係機関は、いつどこで発生するか分からない災害に備え、関係者一同真剣に取り組み、防災技術の向上とより一層の地域住民と防災機関との連携を深めることができた。

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一日消防署長「ヌゥ」
(さいたま市マスコットキャラクター)
1 目  的
  消防と市民の連携を図り、火災予防の普及啓発を目指すとともに、市民に対し防災意識の高揚と住宅防火対策の推進を図り、消防に対する理解を深めてもらうことを目的とする。

2 日 時  平成19年10月21日(日)午前11時00分~午後3時30分

3 場 所  浦和競馬場(さいたま市南区大谷場1-8)

4 天 候  晴れ

5 来場者  約23,000人

6 後 援  国土交通省 関東地方整備局 荒川上流河川事務所

7 協 賛

  • 東日本電信電話(株)埼玉支店

  • 東京電力(株)さいたま支社

  • 東京ガス(株)埼玉支店

  • (財)関東電気保安協会埼玉事業本部

  • 埼玉県石油業協同組合浦和支部

  • 埼玉県石油業協同組合大宮支部

  • 埼玉県石油業協同組合与野支部

  • 埼玉県石油業協同組合岩津支部

  • (社)埼玉県LPガス協会浦和支部

  • (社)埼玉県LPガス協会大宮支部

  • (社)埼玉県消防設備協会

  • 山手観光自動車(株)

  • 三国コカコーラボトリング(株)

8 内  容
 (1)ステージ
   ① オープニングセレモニー
   ② アトラクションショー(獣拳戦隊ゲキレンジャー)
   ③ 彩の国浦和ひびけ太鼓演技
   ④ 浦和よさこいそれいゆ演舞
   ⑤ 大谷場保育園演技
   ⑥ さいたま市消防音楽隊演奏
 (2)芝生広場
   ① 協賛団体による消防防災関係展示等
    ・住宅用火災警報器の展示
    ・民間救急搬送者展示
    ・電気、ガスの安全装置の設置など
   ② 消防局PRコーナー
    ・住宅用火災警報器
    ・救急車の適正利用
    ・消防団の活動PR

 (3)ソフトボール場
   ① はしご車搭乗体験(限定120名)
   ② 消防車両展示・乗車体験
    (後方支援車・水難救助車・救助工作車・タンク車・ポンプ車・救急車)
   ③ 地震体験
   ④ 防火衣・救助服着装体験
   ⑤ 放水体験
   ⑥ 救助体験
    (倒壊家屋からのダミー救出)
   ⑦ 煙体験
   ⑧ 119番通報体験
   ⑨ 応急手当等普及啓発指導

 (4)その他催し物等
   ① シャボン玉演技

9 アンケートの声

  • 子供とても喜んでいました。来年もまた来たいと思います。

  • 色々な体験ができて、親子共々楽しませていただきました。

  • 子供が消防車が大好きなので、身近で見れて大変良かった。

  • 普段体験できない、貴重な体験が沢山できた。

  • 消防のデモンストレーションなどと違い、自ら体験できるものが多く良かった。

  • 救助服を着て、写真が撮れるのが良かった。

  • 消防の方々が優しく話してくれて、消防業務が良く分かった。

  • このようなイベントをありがとうございます。今後とも私たちの安全、安心をお守り下さい。

  • 消防を身近に感じることができました。

など


消防フェアステージ状況

はしご体験

地震体験

放水体験

救助体験

救助体験

煙体験

応急手当指導
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登米市幼少年婦人防火委員会

 登米市幼少年婦人防火委員会では、財団法人日本防火協会との共催により、9月19日(水)登米市の登米祝祭劇場において「第19回幼年防火まつり」を開催しました。
 幼児の頃から「火」に対する正しい知識と、「火の用心」を身につけさせるとともに、幼年消防クラブ相互の情報交換と親睦を図り、災害のない明るい町づくりを目指すことを目的とするもので、今年で19回目となりました。
 米谷保育所の園児による開会宣言から始まり、石越幼稚園の園児による防火の誓いでは、「マッチやライターで火遊びしません みんなで火の用心につとめます」などと大きな声で元気いっぱい誓いを述べました。
 メインの催しは、東佐沼幼稚園の園児と消防署の救助隊員によるアトラクション寸劇で、「がんばれ ちびっこ特別救助隊」"ウォーターマンVSモヤスゾー"と題し、園児による消火訓練や、正義の味方「ウォーターマン」と「ちびっこ特別救助隊」が協力して悪役「モヤスゾー」を倒す熱演に、園児らは盛んに拍手を送っていました。
 最後は、つやま幼稚園の園児による閉会宣言を行い、楽しみながら「火の用心」に対する心構えを学んだ一日となりました。


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埼玉県消防防災課

 平成19年11月17日、18日、大宮ソニックシティで消防・救急防災フェアを開催しましす。
 平成18年度は2日間で約5,700人の来場者でにぎわいました。今回も楽しく約に立つイベント等 を多数企画しております。
 皆様の御来場をお待ちしております。

フェアの概要

フェアの名称 消防・救急・防災フェア
会   期 平成19年11月17日(土) 11:00~16:00
平成19年11月18日(日) 10:00~15:00
会   場 大宮ソニックシティ 第一展示場、
イベント広場、鐘塚公園
主   催 消防・救急・防災フェア実行委員会、埼玉県

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大分県 国東幼少年防火委員会
国東市消防本部

 国東市幼少年防火委員会では、(財)日本防火協会との共催により、去る10月28日(日)、「2007'国東消防フェステバル」を国東市のアストくにさきで開催しました。
 会場には、幼年消防クラブ員500名、少年消防クラブ会員30名、婦人防火クラブ員20名が参加し、また、同時に開催中の「夢咲きくにさきふるさとまつり」の来場者も加わり多くの人が参加しました。
 わんぱくレインジャー、大空にジャンプ、煙体験「モクモクハウス」、応急手当講習や住宅用火災警報器展示コーナーと、盛りだくさんの内容でたいへん好評でした。
 なかでも、高さ3メートル長さ10メートルに張られたロープを滑り降りるわんぱくレインジャーや救助幕を使った大空にジャンプは好奇心と恐怖心が交じり合いながら楽しく好評で人の列がきれることがないほどでした。また、応急手当講習のコーナーでは、熱心に救急隊員の話を聞く小さな子どもづれのおかあさんが目立ちました。住宅用火災警報器のコーナーはミニハウスを作成して、デモ器を設置したため、たいへんわかりやすく好評でした。しかし設置しなければならないことの認識は薄く、啓発活動の必要性を感じ、たいへん有意義な1日になりました。


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越谷市婦人防火クラブ

 越谷市婦人防火クラブ連絡協議会は、住宅防火の重要性と地域防災意識の高揚を図る目的に、平成19年10月11日越谷市中央市民会館劇場において、平成19年度越谷市婦人防火クラブ防災研修会を開催しました。
 越谷市消防音楽隊の演奏を皮切りに、研修会には、クラブ員など約270名が参加し、新潟県小千谷市から小千谷市婦人防火クラブ会長の佐藤笑子さんを講師にお招きして「災害は忘れる前にやって来る」を演題に災害への備えや防火・防災の教訓を実体験を交えて研修しました。
 又、会場ロビーに住宅用防災機器等の展示コーナーを設けたところ、多くのクラブ員が立ち寄り、非常持出品や住宅用火災警報器などを熱心に見ながら、我が家から火災を出さないようにと誓い合っていました。
 研修会を通じて、災害の恐ろしさや生命の大切さを改めて自覚し、今後の婦人防火クラブ員の活動に活用できる研修会となりました。


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栃木県 宇都宮市消防本部

 宇都宮市幼少年婦人防火委員会では,平成19年9月26日栃木県消防学校において婦人防火クラ ブ員・少年消防クラブ員・幼年消防クラブ指導員等約400人が参加して,消防学校一日入校が実施 されました。
 今年3月に,宇都宮市と河内町・上河内町が合併し,旧町に新設された4クラブのクラブ員が多数 参加して頂けたことから,今までの1日入校とは少し違った雰囲気で,防火・防災に関する必要な知 識・技術を学ぶことができました。今回入校された皆さんは,少年消防クラブ員の真剣な眼差しに触 発されたのか,今までよりも増して積極的に体験に参加していたようです。
 今回の1日入校は,少年消防クラブ員に消防学校に併設された防災館において大雨や地震の揺れ, さらには油火災実験場において消火器による消火体験などを,実際に体験していただくことに重点を おいて実施しました。普段はあまり体験できる機会が少ないことなので,少年消防クラブ参加者それ ぞれが真剣に取り組んでおり,良い経験をしたと満足そうでした。
 この催しは,様々な体験を通して防火・防災に関する必要な知識・技術を習得するだけでなく参加 団体相互の交流を深めることを目的としており,和気藹々とした参加者の雰囲気を見ますと,今回の 1日入校における所期の目的は十分に達成されたと思われます。


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