福井県 福井市防火委員会
福井市防火委員会では、(財)日本防火協会との共催行事として、昭和23年に発生した福井地震の60年目にあたる平成20年6月28日(土)に女性防火クラブ員を対象とした震災研修会を開催しました。
この研修会は、震災を風化させることなく、震災によって得た教訓を今後に生かすために行われたものです。
研修内容は、震災時に対応する救急訓練、同市防災センターの施設を利用した地震体験並びに台風体験を、参加者全員が本番さながらに真剣に取り組んでいました。
また、最後には女性防火クラブ員が住宅用火災警報器普及のための寸劇を披露し、参加者に対し早期設置を呼びかけました。
研修内容の説明
地震体験
震災時に対応するため
三角巾を使用しての救急訓練
住宅用火災警報器普及の寸劇
愛知県 豊橋市女性防火クラブ連絡協議会
ハイゼックスを使用した炊き出し訓練を
行う女性防火クラブ員 平成20年7月5日(土)に豊橋市女性防火クラブ員77名が参加し、防火防災研修会を開催しました。
今回の研修目的は、地域に密着した活動を行うことができる女性防火クラブに各種体験をしてもらうことにより、その効果や重要性を知ってもらい、各校区に戻った後で地区研修や救急講習を実践する意欲を持ってもらうことです。更に校区の防災訓練にも積極的に参加し、災害発生時の初動対応者として力を発揮することも期待しています。
内容については、防火・防災講習、炊き出し体験、消火訓練、煙体験、地震体験、心肺蘇生(AED)訓練、応急手当訓練を実施。当日はとても暑い日でしたが、ハイゼックスを使用した炊き出し体験では、異なる校区の女性防火クラブ員が、和気あいあいとした雰囲気の中で親交を深めることもできました。
最後にアンケートを実施した結果、「情報として知っていた事が実際体験できて良かった。もっと知りたい、学びたい」、「短時間で多くの体験ができ、災害に対する心構えができた」という前向きな意見ばかりで、このような気持ちを女性防火クラブ員に抱いてもらえたことで、今回の研修目的を達成できたと実感しました。
AEDを使用した心肺蘇生訓練
パイロンを火に見立てて消火訓練
宮城県 気仙沼本吉地区婦人防火クラブ連合会
幼年消防クラブ鼓隊の演技 平成20年7月6日(日)気仙沼本吉地区婦人防火クラブ連合会と財団法人日本防火協会の共催による第28回気仙沼本吉地区婦人防火クラブ連合会大会「防火のつどい」を気仙沼中央公民館で開催致しました。
各地区5団体の婦人防火クラブ員や幼年消防クラブ員、自主防災組織関係者、一般来場者など計654名が参加しました。
この大会は、婦人防火クラブ員が一同に集まり防火、防災に関する知識を習得し、火災その他の災害から家庭を守り、安全な地域社会づくりをめざすと共に、各クラブ相互の連帯と親睦を深めることを目的としています。
幼年消防クラブ鼓隊のオープニングセレモニーに始まり、優良婦人防火クラブ表彰、意見発表、防火宣言、講演、婦人防火クラブ員によるアトラクションなど、盛会裏に閉会しました。
また、平成20年6月14日8時43分ころ発生した岩手・宮城内陸地震により、本県にも甚大な被害をもたらした直後の大会ということで、防災に対する関心の高さが伺われ、一般来場者の参加者が多く見られました。
意見発表
会場の様子