【一部既報】平成２０年度全国婦人防火連合会総会は、例年どおり応急手当普及啓発推進会議と併せて、来たる平成２１年１月２９日（木）・３０日（金）の２日間、ホテル「ルポール麹町」にて開催します。
日程は、１月２９日午後より総会が行われ、その中で(財)日本防火協会会長表彰、施策説明（総務省消防庁、防火協会）、連合会の役員改選などが予定されています。続いて体験発表や講演が行われ、その後、総務省消防庁、防火協会、婦防幹部による意見交換会となっております。
２日目の１月３０日は応急手当普及啓発会議となり、救急講習の実施状況説明や実際に救急講習に参加した婦人防火クラブ会長からの体験発表などが予定されています。
県レベルの婦人防火連合会未設置都府県におかれましても、都府県下市町村婦人（女性）防火クラブ幹部（１名）出席のご配慮方、是非お願い致します。
当協会におきましては、平成２１年度も引き続いて財団法人全国市町村振興協会のご支援を得て、幼少年消防クラブ、婦人防火クラブ等の民間防火組織の拡充・強化を図るため、都道府県及び市町村幼少年婦人防火委員会の申請に基づき、その内容が適当と認められる行事について、その事業費の一部助成を予定しております。
つきましては、共催行事の実施を希望される場合は、当協会より送付しております「平成２１年度共催行事申請要領」をご参照のうえ、当該行事を予定している団体におかれましては、平成２１年３月６日（金）までに都道府県消防主管課長宛に申請書の提出をお願い致します。
なお、当該都道府県におかれましては、平成２１年３月１６日（月）までに申請されるようお願い致します。
財団法人日本防火協会の主な事業の一つである防火管理講習事業が、本年１０月で満５年を迎え、受講者も延べ１０万人を突破しました。
当協会の防火管理講習は、平成１３年９月１日に発生した新宿歌舞伎町ビル火災を端緒とし、防火管理を徹底するための対策の一つとして、「受講機会の確保と講習内容の充実を図る必要がある」との消防審議会答申を受けて、平成１５年１月に講習機関に指定され、準備期間を経て同年１０月１５日、１６日の両日、沖縄県那覇市において第１回目の甲種新規講習を実施したことが始まりです。
平成１５年度は、年度途中からの業務開始であったため、開催回数１８回、受講者約2,500人という滑り出しでしたが、各方面からのご支援、ご協力を受けて、翌年からは開催要望も急増し、ちょうど５年目の本年１０月１５日、１６日、長崎市において行った通算864回目の講習会で受講者が延べ１０万人を超えることとなりました。
この間、平成１６年６月には、法令改正に伴う「登録講習機関」となり、また、平成１７年６月には甲種防火管理再講習を施行日（平成１８年４月１日）に先立って開始しています。
さらに、昨年６月の消防法改正により、大規模な建築物等における地震等の災害による被害を軽減するための防災管理制度が、平成２１年６月１日に施行されることから、来年３月を目途に「防災管理講習」を開始できるよう準備を進めています。
このように、日本防火協会では各種講習実施体制の整備に努め、全国の希望者に対して受講機会を提供し、有資格者の育成を図ることにより、防火・防災管理制度の円滑な実施と地域の安全確保に寄与しています。
今後も、講習事業の推進に邁進して参りますので、ご支援、ご協力をお願い申し上げます。
業務部
財団法人日本防火協会が実施する防火管理講習事業は満５年を迎え、各方面からのご支援、ご協力を得て、開催要望が年々増加するなど、順調に推移しております。
おかげさまで、業務開始当初は年間開催回数約９０回、受講者合計１万人程度であった講習会も、今年度は新規講習と再講習とを合わせて合計280回以上、３万人を超える受講者が予定されるまでに至っています。
また、消防法の一部改正による防災管理制度が、来年６月１日に施行されることから、当協会では、防災管理者としての資格を得るための講習の機会を確保し、制度の円滑な実施と法令違反の未然防止に寄与するため、来年３月からの「防災管理講習」の実施を目標に、講習機関としての登録を受けるための申請を始め、講習テキスト作成や講習システム構築などの各種準備を進めております。
当協会では、こうした講習需要の増大や相次ぐ法令改正などを踏まえて、斉一のとれた質の高い講習を実施するため、登録講師の方々が最近の法令改正内容等について最新の知識・技術を深められるよう、毎年、講師会議（研修会）を開催しています。
特別研修講師 消防庁 永瀬大事務官 今年度は、１１月２５日（火）に東京の日消会館で約８０名が、また、２８日（金）には福岡市の市民防災センターで約７０名が、それぞれ参加し、新たな防災管理制度の内容を主要議題として開催いたしました。
両会場では、特別研修として「消防法の一部改正及び改正に伴う政省令改正の概要について」と題して、総務省消防庁予防課総務事務官 永瀬大様にご講演をいただきました。
続いて、事務局から平成２０年度までの講習実績から見た当協会講習の動向と今後の防火・防災管理講習の開催計画、講義上の留意点等について説明があり、これらに関する活発な質疑応答が行われ、大変充実した講師会議になりました。
