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2009年9月

5.総社市で新たに11の婦人防火クラブを結成

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岡山県 総社市消防本部


11クラブが新結成
 総社市にクラブ員数1,280人、11組織の婦人防火クラブが新たに結成されました。
 これまでの婦人防火クラブの結成状況は、2クラブで21人と極めて寂しいものでありました。総社市では、平成20年度から各部のマニフェストを作成し、市民に公表しています。
 消防長マニフェストの一つに婦人防火クラブ結成を掲げ「20年度2組織」、「21年度5組織」結成を目指して婦人会の総会等で「南海地震・東南海地震等自然災害」の発生が懸念され、また「隣保共助の精神が希薄化」していくなかで、地域の情報を共有することで共助の活動がスムーズに行える大切な組織である ことを説明し結成をお願いしたところ、20年度末に2組織、21年度始めに9組織で結成が承認されたことから、国民安全の日の7月1日に11組織合同の結成式を総社市長、総社市消防団幹部を来賓として迎え消防庁舎で行いました。

消防長からクラブ旗の贈呈
 初めに大角洋二消防長から「総社市にとって大変心強い。安全安心につながると確信している。」との挨拶に続き、各クラブ代表者に認定書、クラブ旗、法被及び拍子木を贈呈いたしました。
 つづいて、片岡聡一総社市長からは「消防と一致団結して災害危険から市民を守る意気込みをもって頑張りましょう。」と激励の言葉がありました。また、大月亮総社市消防団長からは「地域の婦人会を母体とした婦人防火クラブが結成されたことは、消防団も大変勇気付けられる組織であり、互いに地域を支えていきましょう。」と結成地区の分団長と共にエールを送りました。

防火宣言の唱和
 祝辞の後、クラブ員全員で防火宣言を読み上げ防火の決意を新たにし、11クラブを代表して、水野三重子池田婦人防火クラブ会長が「家庭内はもとより、地域内の防火思想の普及に努め、災害時の後方支援に協力するためにも情報の共有化に努め、住みよい地域づくりを目指しましょう。」と挨拶があり結成式を終了ました。
消防本部では、婦人防火クラブ未結成地区については、今後も説明会を開催するなどして結成を呼びかけていくこととしています。

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