平成23年度安全功労者、消防功労者総務大臣表彰式において、婦人防火クラブから8名及び1団体が受賞されました。
この表彰は、婦人防火クラブの役員等として、郷土愛護の精神に基づき、防火防災に献身的に尽力され永年の功労が認められたものです。
表彰式は、8月10日(水)11時から「都道府県会館」において行われ、鈴木総務副大臣から表彰状が授与されました。
受賞された方の功績概要は次のとおりです。
◆安全功労者(個人の部)
- 川名 きよ江 様(宮城県婦人防火クラブ連絡協議会会長)
昭和54年、大和町城内西婦人防火クラブを結成し同クラブ会長に就任し、率先して地域での防火活動に積極的に参加し、平成6年、大和町婦人防火クラブ連合会会長、平成10年、黒川郡婦人防火クラブ連合会会長、平成21年には宮城県婦人防火クラブ連絡協議会の会長に就任し、地域の安全確保に多大な貢献をしている。
平成21年に宮城県婦人防火クラブ連絡協議会会長の要職に就き、住宅用火災警報器の設置義務化に伴い、設置普及活動に取り組むなど、火災予防に多大な貢献をしている。 - 久慈 靖恵 様(茨城県婦人防火クラブ連絡協議会会長)
平成元年、龍ヶ崎市婦人防火クラブ連絡協議会の発足に尽力し、平成7年、同クラブ会長に就任し、豊富な識見と卓越した指導力により婦人防火クラブの充実強化に尽力、平成21年には茨城県婦人防火クラブ連絡協議会の会長に就任し、地域の安全確保に多大な貢献をしている。
平成21年に茨城県婦人防火クラブ連絡協議会会長の要職に就き、住宅用火災警報器の設置義務化に伴い、協議会として一括購入して安価で提供できるシステム作りを構築するなど、住宅用火災警報器の普及促進に寄与し、火災予防に多大な貢献をしている。 - 荻野 シゲ子 様(山梨県女性防火クラブ連絡協議会会長)
平成13年、甲府市西田町自治会女性防火クラブの発足に尽力し、同クラブ隊長に就任、平成19年、甲府地区女性防火クラブ連絡会会長及び、山梨県女性防火クラブ連絡協議会の会長に就任し、豊富な識見と卓越した指導力により婦人防火クラブの充実強化に尽力した。
平成19年に山梨県女性防火クラブ連絡協議会会長の要職に就き、住宅用火災警報器の設置義務化に伴い、自らが台本を書いた住宅用火災警報器の設置を題材とした寸劇を上演するとともに、山梨県が主催する普及キャンペーン活動に協議会として積極的に参加するなど、住宅用火災警報器の普及促進に寄与し、火災予防に多大な貢献をしている。
婦人防火クラブ関係の受賞者(個人の部)
受賞者名 | 都道府県名 | 団体名 |
---|---|---|
西田 ツヤ子 様 | 東京都 | 蒲田女性防火クラブ会長 |
大西 ミホ子 様 | 三重県 | 鵜方婦人消防クラブ会長 |
木村 眞知子 様 | 大阪府 | 羽曳野市婦人防火クラブ会長 |
安全功労者(個人の部) 総務大臣表彰 受賞者記念写真
◆安全功労者(団体の部)
千葉とき子会長岩手県婦人消防連絡協議会(会長 千葉 とき子 様)
昭和46年結成以来、市町村に組織された婦人消防協力隊、婦人防火クラブの組織の充実強化を図るとともに、全県的な火災予防活動を進め安全で住みよい郷土づくりに貢献している。
また、消防法改正により、住宅用火災警報器設置に係る普及推進活動を県下全市町村において婦人消防協力隊、婦人消防協力会、婦人防火クラブが一丸となって展開し、特に共同購入による設置促進では大きな成果を挙げるなど、住民の安心・安全の寄与に多大な貢献をしている。
婦人防火クラブ関係の受賞者(団体の部)
都道府県名 | 団体名 |
---|---|
富山県 | 大広田校下女性防火クラブ |
岐阜県 | 垂井町女性防火クラブ |
兵庫県 | 姫路天神東団地婦人防火クラブ |
山口県 | 新川女性防火クラブ |
長崎県 | 昭和町3区婦人防火クラブ |
安全功労者(団体の部) 総務大臣表彰 受賞者記念写真
◆消防功労者(個人の部)
杉山洋子会長杉山 洋子 様(岐阜県女性防火クラブ運営協議会会長)
平成6年、中津川市神坂婦人防火クラブ会長に就任し、率先して地域での防火活動に積極的に参加し、平成11年、中津川市連合女性防火クラブ会長、平成20年、岐阜県女性防火クラブ運営協議会会長に就任し、地域の安全確保に多大な貢献をしている。
平成20年の岐阜県女性防火クラブ運営協議会会長就任後は、住宅用火災警報器の設置義務化に伴い、設置普及活動や防火防災思想の普及啓発に積極的に取り組み、地域防災力向上の牽引者としての功績は誠に顕著であり、他の模範である。- 三浦 貴子 様(熊本県女性防火クラブ連合会会長)
昭和63年、愛隣館婦人防火クラブ会長に就任し、施設での防火・防災の普及啓発活動を積極的に行っている。平成17年、熊本県女性防火クラブ連合会会長に就任し、地域の安全確保に多大な貢献をしている。
平成17年の熊本県女性防火クラブ連合会会長就任後は、住宅用火災警報器の設置義務化に伴い、設置普及活動や防火防災思想の普及啓発に積極的に取り組み、地域防災力向上の牽引者としての功績は誠に顕著であり、他の模範である。 - 田中 千賀子 様(福井県婦人防火クラブ連絡協議会副会長)
平成11年、三国町婦人防火クラブ会長に就任し、率先して地域での防火活動に積極的に参加し、平成18年、坂井市婦人防火クラブ会長、平成12年、福井県婦人防火クラブ連絡協議会副会長に就任し、地域の安全確保に多大な貢献をしている。
平成12年の福井県婦人防火クラブ連絡協議会副会長就任後は、平成16年7月に発生した福井豪雨災害に際し、被災地で炊き出しや清掃などの支援活動に従事した。また、住宅用火災警報器の設置義務化に伴い、設置普及活動や防火防災思想の普及啓発に積極的に取り組み、地域防災力向上の牽引者としての功績は誠に顕著であり、他の模範である。 - 桑原 俊子 様(岡山県婦人防火クラブ連絡協議会副会長)
平成11年、倉敷市矢柄住宅女性防火クラブ会長に就任し、率先して地域での防火活動に積極的に参加、平成12年、倉敷市女性防火クラブ連絡協議会会長及び、岡山県婦人防火クラブ連絡協議会副会長に就任し、婦人防火クラブの健全な育成とクラブ員の連携強化を図り火災予防の普及に寄与した。
平成12年の岡山県婦人防火クラブ連絡協議会副会長就任後は、住宅用火災警報器の設置義務化に伴い、設置普及活動や防火防災思想の普及啓発に取り組み、地域防災力向上の牽引者としての功績は誠に顕著であり、他の模範である。 - 小林 春代 様(愛知県婦人消防クラブ連絡協議会副会長)
平成8年、蒲郡市女性防火クラブ会長に就任し、率先して地域での防火活動に積極的に参加、平成13年、愛知県婦人消防クラブ連絡協議会副会長に就任し、婦人防火クラブの健全な育成とクラブ員の連携強化を図り火災予防の普及に寄与した。
平成13年の愛知県婦人消防クラブ連絡協議会副会長就任後は、平成16年7月の福井豪雨災害及び同年10月の新潟県中越地震に際し、現地に赴き被災者への炊き出しや家屋の清掃などの支援活動を実施した。また、住宅用火災警報器の設置義務化に伴い、設置普及活動や防火防災思想の普及啓発に取り組み、地域防災力向上の牽引者としての功績は誠に顕著であり、他の模範である。
消防功労者 総務大臣表彰 受賞者記念写真