記念講演会風景 平成23年6月22日 名古屋市内において愛知県婦人消防クラブ連絡協議会 設立30周年記念講演会及び記念式典を東日本大震災の影響で6月に延期し開催いたしました。当日は、約140名の参加者により、盛大に開催することができました。当日、ご協力を頂きました役員の皆様と参加された皆様本当にありがとうございました。
最初の記念講演会では、(財)日本防火協会の会長である秋本敏文様より、「防火防災がつなぐ心の絆」と題して、今回の東日本大震災での関係者の方々の現場活動の内容も踏まえて、講師の永年の豊かな経験談等を取り入れていただき、防火防災についてご講演をいただきました。
秋本会長の講演
大村愛知県知事から永坂会長へ感謝状の贈呈
参加者からは、改めて「防火」と「地域での結束力」の大切さを認識することが出来たことと、内容の深い大変良いお話を聞かせていただいたことに対し、勉強になり、また、参加することができてとても良かったという声を、沢山のクラブ員の方々から聞く事ができました。
次に、記念式典では、東日本大震災により被災された方々並びに亡くなられた婦人防火クラブ員、一般の方々に対しての黙祷から始まり、厳粛なうちに式典を終了することができました。
(記念式典内容)
(1) 永坂会長あいさつ
(2) 大村愛知県知事祝辞
(3) 来賓紹介
(4) 他県参加者紹介
(5) 県内消防団長及び消防長紹介
(6) 祝電披露
(7) 愛知県知事からの感謝状贈呈
(8) 記念写真撮影
〔参加クラブ員代表者の一言〕
- 講話をお聞きし、防災に関しての思いが本当に切実と感じさせられる思いが致しました。自分の歩んできた道の中で心から災害の無い事を願っている気持ちがひしひしと伝わってきました。そこが秋本会長の人間性のすばらしさではないかと思います。良き講演会であり、参加できた事にうれしく思います。ありがとうございました。
- 「皆で一緒にやることが大切である」とのことばが印象に残りました。婦防の仲間と少しでも多くの活動をし、つながりをもって行動して行きたいと思います。
- 災害が起きた時にその状況及び情報を正確に地域の人達に伝えることは大変難しい事だと思います。状況判断を少しでも把握できるような日頃からの防火防災についての問題点の認識と住民一人ひとりの自助、共助が大切ではないかと思います。
- 近所の人たちと防災のことを話す機会に知識や力を合わせて災害に対応できる人と人の絆は万が一の時、大きな力となるはずです。住民の皆さんが少しでも興味をもてるような訓練などを計画する必要があると思います。
- 防災とは、人と人のつながり、絆が必要という事は、日々生活するうえで、とても大事な事であり、私達婦防クラブ員も日々の活動をとおして心がけたいと思います。
終わりに、今回の設立30周年記念講演会及び記念式典の開催にあたって、多くのクラブ員及び消防関係者のご理解とご協力に感謝申し上げます。
(全体集合写真)尾張地区の皆さん
(全体集合写真)三河地区の皆さん