県央地域広域市町村圏組合大村消防署では、秋季火災予防運動行事の一環として、10月2日(火)「第25回ちびっ子防火大会」を開催しました。
本大会は、幼年消防クラブ員に遊びをとおして、防火の知識を高め、火遊びの防止や消防の仕事に対する理解を深めてもらうことを目的として、毎年市内の幼稚園児と保育園児を招いて実施しているものです。
大会当日は市内の幼年消防クラブ25クラブ、総勢808人が参加しました。腹話術、レスキュー展示、地震体験車、防火映画、その他手作りのゲームをとおして消防署員とふれあうことで楽しく防火について学んでもらいました。
最後にクラブ員を代表して園児2人から「絶対に火遊びはしません」と防火の誓いがあり、また、大村市消防団団長の音頭により、全員で「火の用心」を三唱し防火の誓いを新たにしました。
消防車両の前で記念撮影
防火宣言「絶対に火遊びはしません」
10月3日水曜日、サンドーム福井で「防災ふれあいプラザ」を実施しました。
「防災ふれあいプラザ」は消防の仕事や消防車両に触れ、幼年期から防火や防災に対する関心を深めてもらおうと毎年行われているものです。この日は越前市内の保育園と幼稚園あわせて38園から5歳児の幼年消防クラブ員が約800名サンドーム福井に集まり、スタンプラリー形式で、放水体験や煙体験など消防体験しました。地震体験のコーナーでは、園児たちは署員から東日本大震災の写真パネルの説明を受け、真剣なまなざしで聞いていました。その後、地震体験車で地震を体験し、一人ひとりが地震に対しての怖さや防災について学ぶきっかけになりました。
放水体験
煙体験
最後は全員で「火あそびはしません!!」と防火の誓いを行い、火の用心を約束してくれました。
この行事を通じて、防火・防災について学んでもらうことができ、とても実りのある1日となりました。
地震体験車
消防署員から装備の説明を受けるクラブ員
22クラブ約850名が参加 秩父地区少年婦人防火委員会では、10月12日(金)、秩父ミューズパーク野外ステージにおいて、第26回幼年消防クラブ秩父地区大会を開催しました。当日は、来賓者多数をお招きし、秩父消防本部管内の22クラブの年長組園児、指導者、保護者等約850名が参加し、秋晴れの空のもと盛大に行うことができました。
第1部では、参加者全員で火の用心のうたを合唱後、「わたしたち幼年消防クラブ員は、火あそびをぜったいしません。」などの防火の誓いを述べました。消防音楽隊と遊ぼうのコーナーでは、秩父消防音楽隊の演奏に合わせ、会場が一体となりアニメソング等を楽しく歌ったり、踊ったりしました。
参加者全員で防火の誓い
消防車両などを見学
第2部では、埼玉県防災航空隊のヘリコプターによる林野火災を想定した散水消火訓練や建物屋上に避難した人を助ける救出救助訓練を見学しました。参加者皆、見学席の近くで繰り広げられるヘリコプターによる訓練に大変感激していました。
また、会場の周りでは、展示してある消防車両に子供たちが楽しそうに触れたり、記念撮影をしたりしていました。
ヘリコプターによる散水消火訓練
消防車両の前で記念撮影
総勢340名が参加 金沢市子ども消防クラブ協議会は、10月13日(土)に金沢市営球技場において「子ども消防クラブ連合訓練」を実施しました。
この連合訓練は、市内の校区ごとに結成されている子ども消防クラブ56クラブが一堂に集まり、規律ある団体行動を通じて連帯意識と責任感のある行動を習得させるとともに、消防に関連した各種競技により消防への理解と防火・防災に関する知識・技術を身に付けさせることを目的に毎年実施しているもので、今年も各クラブから340名の参加がありました。
訓練は二部構成で、第一部はクラブ員による入場行進と規律訓練が行われました。規律訓練では、子ども会連合会の高校生リーダーの号令に合わせ、緊張した面持ちで「敬礼」や「まわれ右」等の動作を行いました。
第二部は、消防競技として消火、救急等の消防に関連した競技を行いました。「消火器取扱い訓練」は、3人一組となって水消火器で標的を狙い、「消火」のブザーが鳴るまでのタイムを競い合いました。「救急訓練」では、テント3張りのいずれかから鳴動する住宅用火災警報器の音を聴きとり、そのテント内に倒れている患者(マネキン)の負傷部位を三角巾で応急処置し、竹竿とTシャツで作った簡易担架により搬送するタイムを競いました。簡易担架の作り方や三角巾の結び方を学ぶとともに、どうすれば早く患者を搬送できるか話し合いながら、クラブ員相互のチームワークも養うことができました。このほかにも、煙の充満したテントの中に置いたカードを探し出し、「ひのようじん」の単語を完成させる「煙中訓練」や、4人一組で『火事だー』と叫び、騒音測定器を使って音量を測定する火災伝達訓練を行いました。
「規律訓練」
「消火器取扱い訓練」
閉会式では、各競技の集計の結果上位となった5クラブを、優秀クラブとして表彰し健闘をたたえるとともに、秋季火災予防運動に併せて募集した防火ポスターの入選者100名の代表を表彰しました。秋晴れのもと参加したクラブ員は、今回の訓練を通じて、学校や家庭では学ぶことのできない貴重な体験をするとともに、防火・防災に関する知識をよりいっそう深めることが出来ました。
勢ぞろいしたクラブ員 幼年消防クラブ育成事業の一環として白河地方広域防火委員会(会長 大倉 隆白河地方広域市町村圏消防本部消防長)では、10月18日(木)、管内の24の幼年消防クラブのクラブ員約900名を一堂に集め、「第28回幼年消防白河地方大会」を開催しました。
昨年は、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の影響により中止を余儀なくされたため、2年ぶりの待ちに待った大会となりました。
第1部「クラブ員の集い」では、クラブ員代表がくす玉を割って開催を祝い、消防職員有志による火の恐ろしさを訴える演劇に大きな声援が送られ、第1部の締めくくりとして、全員で「火遊びは絶対にしません」と大きな声で防火の誓いをしました。
クラブ員代表によるくす玉割り
クラブ員たちの大声援
第2部「防火フェスティバル」では福島県消防防災ヘリコプターが登場し、本番さながらの救助訓練が披露されたほか、消防車両をバックにしての記念写真撮影や防火衣を身に着けての放水、地震、煙の体験コーナー、さらにはミニ消防車の試乗等をとおして、火遊びによる火災の防止と消防とのふれあいにより防火思想を高めることができたものと思います。
みんなで放水
ミニ消防車体験試乗