総勢200人のクラブ員が参加 本研修会は、日ごろから各婦人防火クラブで活動されているクラブ員の方々を対象に、防火・防災に関するさらなる意識向上や、専門知識の習得を目指して、毎年開催されているものです。
今年度も(財)日本防火協会と群馬県の共催のもと、10月26日(金)県内各地のクラブから総勢200人のクラブ員が参加し、盛況を博しました。
最初に、前橋市消防局警防課の戸丸典昭消防司令長から、『東日本大震災での活動について』と題し、緊急消防援助隊の群馬県隊長として出動された立場から、東日本大震災の実態と活動内容について、ご講演をいただきました。報道では取り上げられにくいご苦労も多く、会場からは真剣な視線が注がれました。
続いて、『NHK時代に出会った人たち』と題して、フリーアナウンサーとしてご活躍中の奈良のりえ氏にご講演いただきました。人前で話すときの心構えや基本的な技術などもお話いただき、各地区で指導者を務めるクラブ員にとって、大変有意義な時間となったことと思います。
戸丸氏による講演
『東日本大震災での活動について』
奈良氏による講演
『NHK時代に出会った人たち』
206人が研修会に参加 越谷市婦人防火クラブ連絡協議会は、住宅防火の重要性と地域防災意識の高揚を図ることを目的に、平成24年10月23日越谷市中央市民会館劇場において、平成24年度越谷市婦人防火クラブ防災研修会を開催しました。
研修会には、東日本大震災をはじめ中越沖地震などで、ボランティアとして現地に赴き、炊き出し活動をはじめ、復興支援にあたっている特定非営利活動法人キャンパー 代表理事 飯田芳幸氏を講師に招き、「ボランティアから見た被災地の状況と地域リーダーの役割」と題し、約1時間講演いただきました。支援活動にも被災地では初期、中期との内容を変えて支援し、今も被災地で活動されている講師から被災後は長期にわたる復興支援が必要であることを直接聞くことができました。また、物資面だけでなく、地域で大量の食事を作る事を取り入れたイベントを催す事で、それが炊き出し訓練に繋がっていくというような自然な形で大規模災害に対した目に見えない備えが身につくという考えにクラブ員から感心が寄せられました。
また、会場ロビーに講師の現地活動パネル展示や住宅用防災機器等の展示コーナーを設けたところ、多くのクラブ員が足を止め、現地での活動風景に見入る姿や防炎製品の有効性や住宅用火災警報器の維持・管理に深い興味を示していました。
研修会を通じて、地域住民の繋がりの大切さというものを改めて実感し、今後の婦人防火クラブ員の活動に大いに活用できる研修会となりました。
代表者による挨拶
飯田氏による講演
「ボランティアから見た被災地の
状況と地域リーダーの役割」
登米市婦人防火クラブでは、(財)日本防火協会の共催により、10月27日(土)南方農村環境改善センターにおいて「平成24年度登米市婦人防火クラブ研修会」を開催しました。
この研修会は市内9支部の婦人防火クラブ員が一同に集まり、相互の交流と親睦を図り、日ごろの婦人防火クラブの活動をとおした情報交換と防火防災意識の高揚を図ることを目的として開催しています。
研修会では、登米市消防本部予防課長の髙森忠信様から「登米市内における水害について」と題して水害の歴史、水害の恐れのある危険な地区、ハザードマップの必要性等を講演していただきました。
講演後は、南方支部の皆さんによる踊り「絆ふかめて」をご披露いただき、本年度も有意義な研修会となりました。
登米市婦人防火クラブ会長のあいさつ
講演「登米市内における水害について」