6月13日(金)に行われたこのイベントは、幼年期における防災教育の重要性を考慮し火遊びの防止と防火思考の普及並びに消防の仕事に対する理解を深めることを目的としており平成7年から開催し、今年で20回目となります。
当日は、あいにくの梅雨空で空模様が心配されましたが予定どおり行われ、参加した当消防本部管内の施設数は昨年より1施設多い33施設となり園児874名、引率者127名、その他多数の保護者が集まりました。
工夫を凝らして、子供たちと楽しみながら火の恐さや大切さを教え、防火の心を育めるように、当本部職員54名が各コーナーに分かれて、笑顔を絶やさずに対応しました。
特に子供たちに人気があったものは、防火衣とヘルメットを被りホースを持ち消防士になりきって、職員手作りのミニ消防車(消ちゃん号)から水を出して目標の的に当てる放水体験コーナーや、起震車を使用し過去の地震の揺れによる怖さを体験してもらい、避難の仕方を教える地震体験コーナーでした。
総勢1,001名が参加
放水体験コーナー
また、消防職員と着ぐるみが寸劇を行い、子供達に質問しながら心肺蘇生法などを見せる救急救命コーナーを今回新設し、楽しみながら学んでもらうことができました。
この他にも水を掛けて消火する模擬体験として、みんなで必死になってバケツに白玉を入れ火災現場に見立てた置物の中に白玉を入れるバケツリレーコーナーや濃煙体験コーナー、腹話術コーナー、記念写真コーナーなどを設けました。
参加した先生方からも、「日頃の避難訓練では伝えきれないことを体験し感じることができて良かった、来年もお願いします」という声が多く好評でした。
来年も引き続き防火意識をしっかり持った次世代のため、クラブ加入幼稚園・保育園とともに、今後とも地域における防火防災思想の普及の一助となるような活動を行っていきたいと思います。
バケツリレーコーナー
濃煙体験コーナー
(一財)日本防火・防災協会の協力を得て、「第5回小山市幼年消防クラブ連合会フェスティバル」を6月20日(金)栃木県立県南体育館メインアリーナで開催しました。
この「小山市幼年消防クラブ連合会フェスティバル」は、小山市幼年消防クラブ連合会に加入している市内27の幼稚園、保育園、保育所の小山市幼年消防クラブ連合会に加入している年長児童が参加するものです、今年で5回目の開催となります。
各クラブ員は、開会式で「火の用心のうた」と「防火の誓い」を全員で行った後、各ブースに別れて消防職員と綱引き、玉入れ、空き缶積みなどを行い、遊びを通じて「防火の大切さ」を学びました。
消防職員と綱引き
空き缶積み
奈良県広域消防組合西和消防署では、平成26年7月3日(木)に、王寺町の片岡の里保育園、黎明保育園、平群町の平群幼稚園、三郷町の南畑幼稚園の4園の幼年消防クラブに所属する園児193名が参加し、一日消防士体験入署を実施しました。
この行事は、消防業務の一部を擬似体験することにより、幼年期から火災予防の重要性をしっかり身につけてもらおうと、平成5年から毎年この時期に開催しており、今年で22回目となります。
消防職員の指導のもと、着衣着火消火訓練、バケツリレー、放水訓練を体験しました。
着衣着火消火訓練
バケツリレー
着衣着火消火訓練では、衣服に着火したときの消火対応訓練(ストップ・ドロップ・アンド・ロール)と火災の際に避難する方法として、煙に見立てた白布の下を、姿勢を低くして避難する訓練を行い、バケツリレーでは、水に見立てた風船を「よーい、どん」の合図で大きなバケツに運びました。
また、放水訓練では、黄色とオレンジ色の子供用防火衣とヘルメットに着替えて小さな消防士に変身し、消防職員の補助を受けて、元気よく放水体勢をとりました。
最後に、クラブ員全員で「ぼくたち、わたしたちは火あそびはしません。」と大きな声で防火宣言を唱和し、参加者全員に修了証と記念品が手渡されました。
消火対応訓練
(ストップ・ドロップ・アンド・ロール)
姿勢を低くして避難する訓練
短冊に願いをこめて 八女市矢部幼年消防クラブは、7月7日(月)、八女市の矢部保育園において、防火防災七夕を実施いたしました。
この行事は、夏休みを迎える時期にあたり、花火等で遊ぶ機会も増え、また当地域では平成24年7月九州北部豪雨においても被災地となったことから、防火だけではなく、防火・防災に対する意識の向上を目的として実施しました。
クラブ員は、短冊に「火遊びは絶対にしません」「大雨が降ったら早めに避難します」など防火防災の誓いを込めて捧げました。
大声測定「火事だー!誰か来てー!」 平成26年7月12日(土)午前9時00分から、泉州南消防 組合泉佐野消防署(署長 戎谷 始)では、第40期泉佐野市少年消防クラブ(幹事長 村上 和美、クラブ員33人)の第3回例会を実施しました。
今回、クラブ員は、火災発見時の三原則(知らせる・消す・逃げる)について体験学習するため、「火事だー!誰か来てー!」と叫び、周りの人に火事を知らせる「大声測定(知らせる)」をはじめ、本物の消火器を使って燃え盛る炎を消火する「消火器取扱い訓練 (消す)」、火災の炎や煙から迅速、かつ、安全に避難する「避難器具取扱い訓練(逃げる)」など、火災発見時に素早く正しい方法で対処できるよう訓練を行いました。
消火器取扱い訓練
緩降機を使った避難体験