見附市のテーマは、「自分たちで創る訓練(住民主導型)」として、町内の自主防災組織による要援護者の避難支援訓練などが行われました。
平成26年6月15日(日)に行われた今年は、平成16年の新潟・福島豪雨、中越大震災から10年目の節目に当たり、見附小学校を会場に開催された防災フェスティバルでは、各団体や自主防災組織、小中学生ボランティアなどが参加協力し訓練を行いながら、いざという時の連携を確認し、社会福祉法人新潟保育園幼年消防クラブ員の防火遊戯が花を添えました。
総勢2,091名が参加
要援護者避難支援訓練の様子
また、姉妹都市である、ブラジルのサンパウロ州マイリンケ市から、防災のため訪問団が訪れ、小学生の子供たちと一緒に、負傷者搬送訓練に参加しました。マイリンケ市では条例に「BOUSAI(防災)」という日本語を使用しています。見附市の防災がマイリンケ市からブラジルに広がることを願っています。
「サムライ・ボウサイ」これは訪問団メンバーが残してくれた、防災に関わる人たちを讃えた言葉です。
新潟保育園幼年消防クラブ員による防火遊戯
マイリンケ市防災担当と傷病者搬送訓練
「僕たち、私たちは絶対に火遊びはしません」 奈良市消防局中央消防署は7月9日(水)、中央消防署前にある「すまいる保育園」と合同で「防火七夕祭り」を実施しました。
1歳から6歳までの保育園児約90名と、保育士さんたちと署員が協力し合って笹に願いごとを取り付けました。
始めるに当たって中西副署長から「これから、花火で遊ぶことがありますが、火には気を付けてください。」と話がありました。
園児たちは、力強く「僕たち、私たちは絶対に火遊びはしません」と誓いました。
最後は、奈良市消防局マスコットキャラクターの「なっぴぃ」と共に記念撮影がありました。
青森地域広域消防事務組合・幼年消防クラブでは、昭和59年の結成から30周年を迎え記念行事を開催しました。
「幼年消防クラブ30周年記念ねぶた」を作成し、8月2日「青森ねぶた祭」にクラブ関係者約500名が参加しました。約2時間の運行中は、ねぶた祭の「ラッセラー!ラッセラー!」の掛け声の合間に「火の用心」と、周囲に呼びかけるなど、終始盛況に行われ30周年の節目を無事に迎えることができました。
スタートを待つクラブ員たち
「あおしょうくんねぶた」
参加したクラブ関係者は、「青森ねぶた祭も、代々、人から人への継承で受け継がれてきたもの、幼年消防クラブも同じく防火・防災指導を継承していくことが何より大切なので、青森ねぶた祭同様、継承していきたい」と感想を述べていました。
今後、幼年消防クラブは、これからも地域住民と一緒になって、各種の予防啓発活動を行うとともに、防火の誓いを守り、防火・防災活動していきます。
「ラッセラー!ラッセラー!」「火の用心」
記念撮影